『食べる美容』レシピを、季節ごとに料理教室で体現。料理家とスキンケアブランドの代表を同時並行しながら美容のことを伝え続けるわけ

皮膚科学に基づき、健やかで美しい皮膚を保つためのスキンケアライフスタイルを提案する敏感肌ブランドとして2017年に始まったOSAJI(オサジ)。

フェイシャル、ボディ、ヘア、メイクアップ、フレグランスを取り扱っており、ホームフレグランス調香専門店「kako-家香-」(東京・蔵前)や、香りや食から心身の調律を目指す、OSAJI、kako、レストラン「enso」による複合ショップ(鎌倉・小町通り)を展開しています。


ただそれだけにとどまりません。ブランドディレクターを務める茂田正和はこれまで、健康的な肌を作るのはアウターケアとインナーケアの両立が大切という考えをもとに化粧品販売以外の事業にも取り組んできました。 2023年に料理器具のブランドを立ち上げ、2024年には著書『食べる美容』(主婦と生活社)を刊行しました。季節ごとの肌悩みをケアする美容養生食のレシピ作成から調理まで行い、体の中から美しくなる、美容のための料理を提案しています。


料理教室の講師を務める、OSAJIブランドディレクター兼代表取締役の茂田正和


「読んで終わりではなく、みなさんの生活の一部としていただけるように」と次は自らが講師として立ち、肌のメカニズムをわかりやすく解説しながら『食べる美容』レシピを季節ごとに紹介していきたいという想いで料理教室をスタート。浅草合羽橋に店を構える料理道具店・釜浅商店にて隔月開催しています。 

5月は自律神経を整える「梅雨」の献立、7月には陽射しに備える「盛夏」の献立をテーマに開催しました。

ブランド名になぞらえて。現代の「お匙」を使命に掲げて挑む理由


茂田:化粧品ブランドのディレクター兼代表取締役を務める人物がなぜレシピ本を出すのか、その意味を問う方もいるかもしれません。


「OSAJI(オサジ)」という会社名でもありブランド名の由来は、江戸時代の将軍家や大名に仕える医師(漢方医)の呼称「お匙(おさじ)」になぞらえています。


これまで肌に悩みを抱えている人から相談を受ける中で、その人の肌状態や顔色から伝わってくる体の声に耳を傾け、時には化粧品、時には料理によってその悩みにこたえてきました。医師が人々を思って薬匙を調合し、健やかに過ごせるよう導いてくれていたように、OSAJIが化粧品だけではなく『食』を通じて体の中から美しい皮膚、しいては心が満たされた健康状態を保つためのお手伝いができたらと。


そうしていくうちに、少しでも悩みが改善されたと言ってもらえる瞬間が何物にも代え難い喜びであり、生涯続けていくべき使命と感じるようになりました。

肌に悩みを抱える人が、少しでも前向きになれるように。歳を重ねた未来が、魅力溢れたものになるように。

化粧品や料理を処方する現代の「お匙」でありたいと思っています。

満員御礼!肌へのアプローチを理解しながら作る料理は、心身へ届く栄養素に


美容好きの方を中心に口コミが広がり、7月開催の料理教室Vol.2は予約開始後すぐに席が埋まるほど反響がありました。


茂田:花粉季、新生活、梅雨、盛夏、乾燥季、厳冬、それぞれの季節に起こりやすい肌の悩みは異なります。長年研究してきた美容理論に基づいて応用し、悩みに合わせて摂るべき栄養素とその栄養素を含む食材をお伝えしていきます。


さらに、どうすればその食材がよりおいしさが引き立つ「味付け」となり、どの「調理方法」がおすすめなのかも組み合わせ、自分でアレンジがし続けられるように解説します。

摂りたい栄養素が代替できる食材も知れば、無限にレシピが組み立てられるようになり、きっと料理をすることがもっと楽しくなっていくはずです。


自分がレシピを作る際は、栄養素の相性と、味の相性のバランスが良い組み合わせ、季節性を考える部分が毎回苦労します。試作を繰り返すというよりは、香りの相性、味の相性などをイメージの中で組み立てるのが大変で、試作自体は多くても1回手直し。一発で決まってしまうものがほとんどです。


本ストーリーでは、料理教室の実際の献立をご紹介します。


<実際に作った献立>


6月7月梅雨 『代謝を促してむくみとだるさをケア』 レシピ

海藻豆腐、鰯と三つ葉のサラダ、ほや飯、たこの生姜煮込み 4品


#ビタミンB1 

体の中で、糖質の代謝が追いつかずに血糖値が上がると、水分を溜め込みやすくなります。そして、その糖質の代謝を促してくれるのがビタミンB1です。

推奨食材:胡麻、豆腐、鱈子、椎茸、豚ヒレ肉、豚レバー、ラム肉


#カリウム

カリウムは水分を溜め込む余分なナトリウムを排出する働きをします。

むくみやすいこの季節には必須の栄養素。その一方でカリウムは肌の中で水分を蓄えて、うるおいを保ってくれます。

推奨食材:海老、空豆、布海苔、ニラ、枝豆、昆布、大葉、鱈子




8月9月盛夏 『野菜の力で体の熱を冷まし酸化を防ぐ』レシピ

太刀魚の南風咖喱、砂肝と夏野菜のチョップドサラダ、焼きとうもろこしのご飯、とろろ昆布ときゅうりの冷製スープ 4品


#夏野菜で体を冷ます

夏野菜の多くは、梅雨と同じく体の水分調整をするカリウムが豊富で、発汗を促して体を冷ましてくれます。

推奨食材:胡瓜、トマト、茄子、枝豆、レタス、ケール、冬瓜


#ビタミンC

紫外線によって発生する活性酸素を吸収して、体の酸化ダメージを軽減してくれます。また、シミの原因となるメラニンが過剰に作られることを防いだり、肌の細胞の再生にも役立ち、美容になくてはならない栄養素です。

推奨食材:レモン、酢橘、トマト、パプリカ、レタス、ケール、ライム


<料理教室参加者の声>


「食べることを楽しみながら美容に繋げていくための知見が得られて、沢山学べました」


「ただ作るだけじゃなく、代わりの食材などアイデアをもらえるのが楽しい。体の悩みに合わせて摂れる栄養素を選択した食材選びがありがたい」


「日々の料理も、細やかな栄養素と効果を知ると新たな視点が生まれて楽しい!」


美しい肌を育む3つのこと。化粧品のケアは3番目

美容にはまず健やかな精神、次に食、最後に化粧品が大切と書籍では述べています。

誰しもが辛いこと苦しいことを抱えながらも、忙しい日々がのしかかってくる現代。それでも、日常の中で楽しいと感じる感覚や嬉しいと感じる感覚、そういった大切にしていきたい、人を美しく魅力的にするスイッチは日常のあらゆるところに存在します。

その本能や直感を大切にする日々の気づきを得られるきっかけになればと『食べる美容』プロジェクトは始まりました。

大切な人に届く「ひとさじ」であってほしい

茂田の母親が交通事故をきっかけに、それまでの化粧品が合わず肌トラブルのため外出を控えるようになってしまったことを解消すべく、茂田が皮膚科学を学びキッチンで配合した独自の化粧品がブランドの起源。

大切な誰かを思い浮かべ、その人が健やかな日々を重ねていけるようにと、茂田が提案する美容へのアプローチ方法は様々です。

オウンドメディア「OSAJI Journal」で発信する『読む美容』、今春発行した書籍『食べる美容』、そして、その続きも構想を描いている途中です。

これからも株式会社OSAJIとして、単なるスキンケアブランドではない、美容に通づる感性を刺激する提案をし続けていきます。




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