治療・予防 2024/11/21 05:00
抗生物質が根本治療薬に
筋強直性ジストロフィー
花粉症に悩んできた川口春奈さん
2020年は、記録的な暖冬で平年よりスギ花粉の飛散が早いといわれる。特に症状が重く、治療しにくい「重症花粉症」の認知度を高めようというイベントが20日、東京都内で開催された。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演している女優の川口春奈さんや専門医が参加し、生活の質(QOL)を低下させる、つらい花粉症への理解を訴えた。
小学校高学年の頃から花粉症に悩まされているという川口さんは「2、3日前から急に症状がひどくなった。ああ、今年も始まったなあ」と率直に語った。SNSにテイッシュペーパーで鼻をかむ画面も投稿した。川口さんが語った最もつらい経験は、ロケ先の出来事だ。「スギの木が多い公園でのロケで、目がジュクジュクしたり、鼻水が止まらなかったりして大変だった。スタッフの皆さんに迷惑をおかけした」と振り返った。
花粉症治療に詳しい日本医科大付属病院の後藤穣准教授(耳鼻咽喉科)はトークセッションで、「一度、花粉症になると全快する人はほぼいない。会社や学校を休む
川口さんと専門医のトークセッション
ことはなくても、6割くらいの人は集中力や能率が落ちる。女性にはメークの問題もある」などと話した。
花粉症はスギなどの花粉に対するアレルギーで、鼻水や鼻づまりを引き起こす鼻炎や目や皮膚のかゆみなどが代表的な症状だ。通常はアレルギー反応を抑える内服薬と、点鼻や点眼薬を組み合わせて症状を抑えるが、症状が激しく、通常の治療を受けても全身の倦怠感や頭痛、昼間の眠気などに悩まされる重症花粉症の存在が最近、提唱されている。(鈴木豊)
(2020/02/20 17:14)
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遺伝子の異常が全身に影響
筋強直性ジストロフィーの遺伝と発症の仕組み
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治療の選択肢増える
~血液がんのホジキンリンパ腫(国立がん研究センター中央病院 伊豆津宏二科長)~