治療・予防 2025/04/08 05:00
大腸がん、進歩する薬物療法
~切除不能ながんでも予後改善~
国内の肝臓がん死者数は2000年代前半をピークに減少傾向にあるが、それでも年間3万人超を数える。多くは肝臓の組織が硬くなる肝硬変を経て発症。肝硬変は肝炎が長く続いた結果起きるが、肝炎の主な原因であるB型、C型ウイルスには近年有力な薬が開発され威力を発揮しているという。ただ脂肪性肝炎など非ウイルス性肝炎を経て肝がんを発症するケースが増加。大きく変化する肝臓がん治療の現状について、東京慈恵会医科大学付属第三病院外科の岡本友好診療部長、消化器・肝臓内科の小池和彦診療部長に聞いた。
◇脂肪肝に注意
―肝臓がんとウイルスの関連性について教えてほしい。
小池 肝臓がんはがんになる危険な因子を持っている人とそうでない人がいる。一番はウイルス。B型、C型肝炎になり、さらに慢性肝炎、肝硬変という経過の中でがんができる人が多い。しかし、ウイルスがなければがんはできないと言っていた時代は終わり、脂肪肝の人でがんになる人が徐々に増えている。
(2017/03/02 13:03)
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