治療・予防 2024/04/26 05:00
成長や学力に影響も
~小児期に多い回避・制限性食物摂取症(国際医療福祉大学成田病院 中里道子教授)~
インスリンの働きが不十分で血糖値が高くなる2型糖尿病は食事療法と運動療法、薬物療法が治療の3本柱と言われているが、継続が難しいのが運動療法。理学療法士として多くの患者指導に携わってきた東京医科大学八王子医療センター(東京都八王子市)糖尿病・内分泌・代謝内科の天川淑宏氏に運動療法を続けるこつを聞いた。
◇なぜ運動が必要か
食事で摂取した糖は脳や筋肉の活動エネルギーとして使われる。その糖を筋肉のエネルギーに変えるには膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンの働きが欠かせない。「インスリンが、ドアをノックするように血液中に糖があることを筋肉に知らせると、筋肉に存在するGLUT4(糖輸送担体)というたんぱく質が糖を受け取ります」と天川氏は説明する。
しかし、「生活が便利になり、体を動かさない運動不足の状態が慢性化するとGLUT4が減少し、糖の取り込みが悪くなります」と天川氏。摂取した糖が筋肉で使えるようにするには、食事や薬物だけでなく、日頃の身体活動の不足でGLUT4を減らさず、逆に増やしていくための積極的な運動が必要なのだ。
(2017/07/10 15:20)
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