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100大腸癌研究会学術集会_230621 最終
ご 挨 拶
東京女子医科大学 消化器・一般外科
山口茂樹 (昭和61年 横浜市大卒)
この度、第100回大腸癌研究会学術集会の当番世話人を仰せつかり、東京都千代田区の浜松町コンベンションホールにおいて2024年1月25日~26日に研究集会を開催させていただく運びとなりました。
大腸癌研究会は、「大腸癌に関する研究を行い、大腸癌の診断と治療の進歩を図ること」を目的として創設され、昭和49年(1974年)に第1回研究会が開催されて以降、「大腸癌取扱い規約」、「大腸癌治療ガイドライン」、および「遺伝性大腸癌診療ガイドライン」の発刊等を通じてわが国における大腸癌診療の発展に大きく貢献して参りました。現在、19の委員会からなる継続的な活動や多数のプロジェクト研究が行われており、まさに日本の大腸癌治療の方向性を示す大変重要な学術集団です。
今回の第100回大腸癌研究会学術集会では、以下の2つの項目を主題として取り上げ、当日はディスカッションを深めて是非とも有意義な学術集会にしたいと考えております。 記念すべき第100回の学術集会のテーマは、日本が世界をリードしてきた分野から次の二つを取り上げました。「大腸癌の至適リンパ節郭清」では直腸癌に対する側方郭清や右側結腸癌のD3郭清の治療対効果、「これからの早期大腸癌治療に向けて」では、病理組織診断や内視鏡治療、そして外科治療の今後に向けた議論を期待しています。
横浜市立大学としては昭和61年に旧第2外科の土屋周二教授が本研究会の当番世話人を担当して以来となります。私自身、第2外科の諸先輩から多くの薫陶を受けて今日がありますので感謝に堪えません。また今回俱進会からのご支援を受けOBの先生方にも心より感謝申し上げます。
末筆ながら、俱進会、そして横浜市立大学の先生方の益々のご発展をお祈りいたします。
220525C-2
2023年 8月
第100回大腸癌研究会学術集会
当番世話人 山口 茂樹
東京女子医科大学 消化器・一般外科
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