女性アスリート健康支援委員会
連載趣旨と略歴
1992年バルセロナ五輪女子マラソンで銀メダルを獲得し、マラソンでは日本女子初のメダルを獲得した有森裕子さん。4年後のアトランタ五輪でも銅メダルを手にし、2大会連続のメダリストとなった。陸上との出会い、トップランナーになるまでの道のり、女性特有の生理の問題、障がい者スポーツとの出会い、副会長を務める大学スポーツ協会(UNIVAS)などについて話を聞いた。
有森裕子(ありもり・ゆうこ) 1966年12月17日生まれ、岡山市出身。就実高校、日本体育大学を経てリクルート入社。92年バルセロナ五輪の女子マラソンで日本女子初の銀メダル、96年アトランタ五輪でも銅メダルを獲得。公益財団法人・日本陸上連盟副会長、公益財団法人・スペシャルオリンピックス日本理事長、一般社団法人・大学スポーツ協会(UNIVAS)副会長、公益財団法人・日本障がい者スポーツ協会理事。認定NPO法人・ハート・オブ・ゴールド代表理事、2010年国際オリンピック委員会(IOC)女性スポーツ賞、同年津田梅子賞など受賞歴多数。