水晶体脱臼〔すいしょうたいだっきゅう〕
強い鈍的外力がはたらき、水晶体をつっている毛様体小帯の断裂が起こり、水晶体が本来の位置からずれてしまい、視力障害、前眼房出血などが起こります。脱臼した水晶体により前眼房が浅くなり、閉塞隅角緑内障(へいそくぐうかくりょくないしょう)を起こすこともあります。
状況に応じて、経過観察または手術加療が必要となります。
状況に応じて、経過観察または手術加療が必要となります。
(執筆・監修:慶應義塾大学 教授〔眼科〕 根岸 一乃)
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