厚生労働省は6日、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の介護給付費分科会に、訪問介護と通所介護を一体的に提供する新たなサービスを創設する案を示した。2024年度の介護報酬改定に反映させる。特に訪問介護分野では人手不足が深刻なことから、二つのサービスを組み合わせて人材を有効活用し、在宅で介護を必要とする人に切れ目なくサービスを提供する。
 厚労省は分科会での意見を踏まえ、年末に方向性を取りまとめる。 (C)時事通信社