医療・医薬・福祉

「ギプスシーネ」と「サポーター」それぞれの強みを持ったギプス包帯 「ハイブリッドシーネ スパイン」を新たに発売

日本シグマックス株式会社
―ギプス処置の簡便化と装着時の快適性を両立しました―

医療、スポーツ、ウェルネスの分野で人々の身体活動を支援する日本シグマックス株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:鈴木洋輔)は、スピーディーな処置が可能な体幹部専用ギプス包帯「ハイブリッドシーネ スパイン」を5月9日(火)より新たに発売いたします。




ハイブリッドシーネシリーズについて



▲新たに発売する、ハイブリッドシーネ スパイン
ハイブリッドシーネシリーズは、「ギプスシーネの固定力」と「サポーターの快適性」、2つの機能を掛け合わせた新しいギプス包帯です。

当社は創業当初から整形外科向けサポーターとギプス包帯を製造・販売してまいりました。その中で、「スピーディーにギプス固定処置をしたい」、「ギプス固定をしている期間、患者様の日常生活に生じる不便を少なくしたい」といった医療現場からのご要望があり、2017年に専用ギプスシーネと膝サポーター型のシーネホルダーがセットになった、「ハイブリッドシーネ ニー」を発売いたしました。その後、2019年発売の手関節専用ギプス「ハイブリッドシーネ リスト」、足関節専用ギプス「ハイブリッドシーネ アンクル」に続いて、体幹部専用ギプス包帯である「ハイブリッドシーネ スパイン」のラインナップ追加に至りました。


ハイブリッドシーネ スパイン 開発の背景

日本国内では、急速な高齢化に伴い骨粗鬆症の罹患数が増加し、患者数は約1,280万人と推定されており、今後も増加していくと考えられます。また、骨粗鬆症によって、骨量の減少や骨質の劣化により骨強度が低下し、わずかな外力で骨折してしまう脆弱性骨折が生じやすく、椎体、大腿骨近位部、下腿骨、橈骨遠位端、上腕骨近位部などの部位で生じます。(※)
特に骨粗鬆症性椎体骨折は最も頻度が高く、骨折による疼痛、日常生活動作の制限などは、患者様の社会的・心理的生活面にも多大な影響を及ぼし、QOL低下の原因となります。(※)

体幹部ギプス固定時の医療従事者の処置簡便化、ギプス固定中の患者様の負担軽減に対するご要望にお応えすべく、この度体幹部専用ギプス包帯「ハイブリッドシーネ スパイン」を開発・発売することとなりました。また、「ハイブリッドシーネ スパイン」を実際に装着される患者様の快適性も考慮し、胸部・腰部前合わせには伸縮性素材を、背面にはメッシュ素材を使用してフィット性・通気性を高めた設計となっております。

※一般社団法人 日本骨粗鬆症学会「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」(http://www.josteo.com/ja/guideline/doc/15_1.pdf)より引用(p.4、20)


ハイブリッドシーネ スパイン 製品特徴

1.スピーディーに固定できる体幹部専用ギプス包帯

▲ギプスシーネは専用のシーネホルダーへセット
ギプスシーネを専用のシーネホルダーにセットし、装着するだけでスピーディーなギプス処置が可能です。ギプスシーネをセットしたシーネホルダーを装着し、モールディング(体の形状に合わすよう両手で軽く圧迫していくこと)という手順で処置ができるため、成形時の体勢変更が少なく患者様の負担軽減にも繋がります。

2.体幹前面に配置したギプスシーネで前屈動作を制限

▲体幹前面に配置したギプスシーネで前屈動作を制限
胸部から上前腸骨棘までの体幹前面をギプスシーネで固定することで、体幹の前屈動作を制限します。


ハイブリッドシーネ スパイン 製品情報

販売名:ハイブリッドシーネ スパイン
一般的名称:ギプス包帯(JMDNコード:33056000)
医療機器分類:一般医療機器
医療機器届出番号:13B2X00187000048

発売日:2023年5月9日(火)
メーカー希望小売価格:各サイズ17,000円(税別)
1箱入数:1セット
適用範囲(上前腸骨棘~腋窩の高さ): Sサイズ:24cm~29cm、Mサイズ:29cm~34cm、Lサイズ:34cm~40cm
適応参考値(胸囲): Sサイズ:70cm~100cm、Mサイズ:75cm~105cm、Lサイズ:80cm~110cm


ハイブリッドシーネシリーズ 製品特集ページ https://www.sigmax-med.jp/medical/hybrid_schiene/about

ハイブリッドシーネシリーズ 製品特集ページでは、ハイブリッドシーネシリーズの製品特長や装着手順について画像と併せて記載しております。また、サイトページ内には、装着手順動画もご準備しております。(国内の医療関係者の方へ情報を提供することを目的としたページです)

【ハイブリッドシーネシリーズ ラインナップ】

▲ハイブリッドシーネ ニー


▲ハイブリッドシーネ リスト
▲ハイブリッドシーネ アンクル
▲ハイブリッドシーネ スパイン



日本シグマックス株式会社について https://www.sigmax.co.jp/



 所在地:東京都新宿区西新宿1-24-1
 創 業:1973年6月1日
 資本金:9,000万円
 代表取締役社長:鈴木 洋輔
 社員数:265名(2022年3月末)
 売上高:108.2億円(2022年3月期)

日本シグマックスは「身体活動支援業」を事業ドメインとし、医療、スポーツ、ウェルネスの分野で人々の身体活動を支援する製品・サービスを提供しています。創業以来「医療」、中でも「整形外科分野」に特化して各種関節用装具やギプスなどの外固定材、リハビリ関連製品などを製造・販売してまいりました。また、医療機器分野では、手術後の冷却療法のためのアイシングシステムのパイオニアであり、国内初のコードレス超音波骨折治療器「アクセラスmini」、超音波診断装置の活用範囲を広げ利便性を飛躍的に変えたポータブル超音波診断装置「ポケットエコーmiruco」など、特徴のある製品を提供しています。
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