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研究開発型スタートアップのAMIが計7社より総額9.1億円の資金調達

AMI株式会社
心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器『超聴診器』の研究開発や遠隔医療サービスの社会実装により、急激な医療革新の実現を目指すAMI株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市 本店:熊本県水俣市、代表取締役CEO:小川晋平、以下「当社」)は、シリーズBラウンドにおいて、計7社から総額9.1億円の資金を調達しました。 当社はこの資金調達により、薬事承認済の「心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ」の販売拡大や、心疾患診断アシスト機能の薬事承認取得、さらには心疾患の早期発見と重症化予防に寄与するデジタルバイオマーカーの実現と臨床応用に向けた研究開発を進めていきます。



<資金調達の概要>


【調達額】約9.1億円
【引受先】(順不同、敬称略)
・リアルテックホールディングス株式会社
・肥銀キャピタル株式会社
・株式会社 テレビ熊本
・日清紡ホールディングス株式会社
・メディカル・データ・ビジョン株式会社
・PARAMOUNT BED Healthcare Fund
・株式会社 Kips

<投資家からのコメント>



リアルテックホールディングス株式会社 グロースマネージャー 木下 太郎 氏
超聴診器がモックアップだったころにAMIに出会い、開発を重ねて2022年には初めての製品上市を実現し、AMIの掲げる「急激な医療革新」の実現が近づいていることを実感し、とてもワクワクしています。今回の追加出資を通じて、日本から世界を変えるAMI社をさらに強力に支援いたします。
HP:https://www.realtech.holdings/
リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000036405.html

肥銀キャピタル株式会社 創業支援グループ マネージャー 平尾 大地 氏
小川社長とは、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムが主催する「熊本テックプラングランプリ」第一回大会に出場以来、ご一緒させていただいております。昨年には医療機器承認を取得し、製品販売を開始しました。医療現場に新たな価値提供を創出するビジョンに共感し、今後も肥後銀行グループでご支援させていただきます。よろしくお願いします。
HP:https://higincapital.co.jp/
リリース:https://higincapital.co.jp/%e3%80%90%e8%82%a5%e9%8a%80%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc2%e5%8f%b7%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%b3%e3%83%89%e3%80%91%e6%8a%95%e8%b3%87%e5%85%88%e3%81%ae%e6%b1%ba%e5%ae%9a%e3%81%ab-4/

株式会社 テレビ熊本 代表取締役社長 河津 延雄 氏
日本は2040年問題に直面する。(4000万人の高齢者を6500万人の就業者が支えるのだ。)
この高齢化社会の中で懸念されるのが医療サービス分野だ。
地方、過疎地ではより深刻な状況が予測される。そこで期待されるのがAIを活用した遠隔医療である。
超聴診器によるオンラインの診断は時代のニーズに応える、まさに新しい形の医療体制の構築に繋がると確信している。
HP:https://www.tku.co.jp

日清紡ホールディングス株式会社 取締役常務執行役員 馬場 一訓 氏
当社グループは、戦略的事業領域の一つを「ライフ&ヘルスケア」とし、無線通信、マイクロデバイス技術による、医療DXへの貢献を目指しています。AMI社とは昨年2月に資本業務提携し、モノづくりだけでなくサービスへと協業の幅を広げてきました。今回の出資により、この関係をさらに深め、AMI社による超聴診器の上市、高度な遠隔医療の社会実装の早期実現に貢献できることを望んでいます。
HP:https://www.nisshinbo.co.jp/index.html

メディカル・データ・ビジョン株式会社 代表取締役社長 岩崎 博之 氏
先進的な“超聴診器”を開発したAMIには魅力を感じ、出資先として有望だと考えています。MDVは今年、創業20周年を迎えます。当初から「医療を選択できる社会の実現」を目標に掲げてきました。超聴診器はその目標の達成に貢献すると信じています。将来的には共同事業も視野に入れています。
HP:https://www.mdv.co.jp/
リリース:https://www.mdv.co.jp/press/2023/detail_2026.html

PARAMOUNT BED Healthcare Fund
パラマウントベッド株式会社 技術開発本部本部付部長 篠藤 博憲 氏
誰もがどこにいても、質の高い医療を受けられる世界-初めて小川社長のプレゼンに出てきた象徴的なイラストが印象的でした。「超聴診器」のハードウェアと、音を可視化分析する技術で、その世界の実現に向けて精力的に行動する姿に感銘を受け、私たちもその仲間になりたいと感じます。また小川社長は、人材が育つチーム・組織を如何に作るか、そのための仕組みも常に考えており、社員の力をエンパワーして発展していくと信じています。当社との事業シナジーについて、これからも夢を語り合えることを楽しみにしています。
HP:https://paramountbed-healthcarefund.jp/

株式会社Kips 代表取締役 國本 行彦 氏
当社は、以前AMI様に経営人材をご紹介したご縁から、今般の出資の機会をいただきました。
今年3月に開催した鹿児島インデペンデンツクラブでは、医療ヘルスケア分野でグローバル展開を視野に入れる同社に対し、地域の支援機関はもちろん、県外の参加者からも高い評価を得ておられました。
当社も、人材面だけでなく、知財戦略や事業提携面での超聴診器事業をサポートしたいと考えております。
HP:https://kips.co.jp/
リリース:https://kips.co.jp/newslist

<AMI株式会社 代表取締役CEO 小川晋平のコメント>


この度、シリーズBラウンドの資金調達として、7社から総額9.1億円の資金調達を完了したことをご報告します。既存投資家の皆様、そして新たに株主として加わってくださった皆様とともに、ビジョン実現のための第一歩を踏み出すことができたことを大変うれしく思います。
私たちは、「急激な医療革新を実現する」をミッションに研究開発を進めている九州を拠点にした研究開発型スタートアップです。
2015年11月の創業と同時にスタートした「超聴診器プロジェクト」ですが、長い研究開発期間を経て、「心音と心電を同期して取得・保存・表示ができる」「可聴周波数の下限である20Hz~正確に音を取得できる」という2つの開発目標を達成した1stプロダクトが薬事承認されたことで、ついにスタート地点に立つことができました。
今回の資金を活用し、社会実装のために「AIエンジニアの採用」「事業開発・営業メンバーの採用」そして「海外展開」を進めます。
株主・メンバー・そして医療業界の関係者の皆様とともに、200年以上も大きな変革のない「聴診」にイノベーションを起こすべく、聴診のデジタル化を超えた「聴診DX」を推進し、医療現場・臨床研究・医学教育・遠隔医療の課題解決の実現を目指します。

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・AMIが メディカル・データ・ビジョン株式会社と資本業務提携
 URL:https://ami.inc/news/20230606_02

<AMI株式会社>


当社は『超聴診器(心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器)』の研究開発を通して「聴診DX※」に取り組んでいる九州発の研究開発型スタートアップです。音響工学・電子工学・AI技術を活用したプロダクト開発と遠隔医療サービスの社会実装により、誰もがどこにいても、質の高い医療を受けられる世界の実現を目指します。
※私たちは聴診をデジタル化するだけでなく医療現場、臨床研究、医学教育、遠隔医療などに利活用することで、医療現場に新たな価値を提供します。



【有償レンタル・無償デモについてはこちら】※医療関係者の方のみ


https://ami.inc/products-service
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