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【分析レポート】オンラインカウンセリングサービス「Smart相談室」の5月の相談内容内訳

株式会社Smart相談室
相談曜日・時間帯の内訳も発表

株式会社Smart相談室(本社:東京都港区、代表取締役:藤田康男)は、メンタル不調になる前に従業員をサポートするオンラインカウンセリングサービス「Smart相談室(スマートそうだんしつ)」の、2023年5月の相談内容に関する分析レポートを発表しました。



2023年5月の相談内容は、1位「仕事に関すること」36%、2位「コーチング受講」17%、3位「プライベートに関すること」17%



※現在は3つのコース選択が可能。
 ・先5年のキャリアパス(方向性)を一緒に考えるセッション
 ・「結婚、妊娠、出産、育児」とキャリアを一緒に考えるセッション
 ・ピープルマネジメントについて一緒に考えるセッション

■グラフ

相談内容で一番多かったのは、4月同様に「仕事に関すること」でした。「Smart相談室」は、外部のカウンセラーに相談をできるサービスのため、社内の方に相談しにくいことを相談できる特性があります。本来、仕事に関することであれば、同僚や上司など、社内で対応するのが一般的ですが、社内の評価に影響を及ぼしたり、特定の誰かについて話すことを考慮されているといった状況を垣間見ることができます。

また、2位は「コーチングの受講」でした。コーチングは、明確な課題に対してプロのコーチと一緒に自分の内面を確認していくことができます。メンタル不調ではなく、安定した精神状態の中でより生産性を上げたり、目標達成に対して意欲をお持ちの方が多くいることがわかります。

4月と比較して概ねの割合に変化はありませんでした。このことから3月と4月での時節的な要素において大枠での労働者心理の変化はなく、仕事に関することやコーチングのニーズは変わらず高いということが考えられます。
このようにSmart相談室では、相談内容の内訳によりその母集団の状況を想像することができるため、相談内容の内訳をヒントに社内施策の立案を行うことが可能です。

<参考>
▶︎オンラインカウンセリングサービス「Smart相談室」が新たにコーチングサービスをリリース(2023/1/18)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000089158.html
▶︎【分析レポート】オンラインカウンセリングサービス「Smart相談室」の4月の相談内容内訳(2023/5/17)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000089158.html

相談時間帯内訳は?


併せて、2023年5月1日~2023年5月31日の1ヶ月間における、Smart相談室で相談が行われた時間帯を集計しました。


曜日別に見ると、月曜日が最も高く20%、週末に向かって徐々に比率が落ちていき、土曜日が11%、日曜日が8%でした。
時間帯に関しては、22-08時を除く時間帯で満遍なくご相談をいただいております。1日の中で最も利用が多い18:00-22:00の時間帯に関しては、終業後の時間帯に相談するという声も多くありました。08:00-12:00の時間帯に関しては、お子さんをお持ちの親御様から、お子さんを保育園に預けた後の始業前に利用しているというお声をいただいております。
Smart相談室では、相談者様のニーズに応えられるように幅広い時間帯に対応できる体制を整えています。これにより、相談内容だけでなく、時間帯に対するニーズに対応しています。

Smart相談室の概要


「Smart相談室」は、オンラインカウンセリングの仕組みを活用して、従業員のモヤモヤを解決するサービスです。従業員それぞれのモヤモヤ、求めている内容に応じて、カウンセリングからコーチング、研修、ハラスメント窓口の役割を提供します。ハラスメントの被害を 受けた従業員が会社を通さず(会社に知られることなく)、匿名で公正中立な立場の専門相談員に相談できるという点から、ハラスメント窓口設置義務に適応した窓口としての活用が可能です。また「Smart相談室」は、クラウドサーバーにあるソフトウェアをインターネット経由でご利用いただくSaaS(Software as a Service)なので、個別のパソコンを保有しない従業員様や自宅で勤務されている従業員にもご利用いただけます。

▶︎Smart相談室サービスサイト:https://smart-sou.co.jp/

「Smart相談室」の機能
カウンセラーへの相談
コーチング
医師面談
ハラスメント窓口
ストレスチェック「集団分析」
学習コンテンツ
意見箱

精神疾患患者の増加と原因の多様化


日本における精神疾患患者は、平成14年の258万人から、平成29年には400万人を超えるなど、中長期で増加傾向にあります(*1)。また、仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は平成30年は58.0%(*2)と、職場の半分以上の方が悩みを抱えていることがわかります。更に、令和2年からのコロナ禍によって、メンタル不調を訴える人は増加していると予想されます。令和2年9月の厚生労働省の調査(*3)によると、調査対象全体のうち、半数ほどが不安、ストレスを感じていると判明しています。(約16%が「過敏に感じた」と回答。)不安の原因は、「自分や家族の感染」、「自粛等による生活の変化」、「自分や家族の仕事や収入」など。以上のように、複数データから、近年メンタルヘルス対策が重要視されるようになった背景がうかがえます。
(*1)厚生労働省「◆精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築のための手引き(2020年度版)」https://www.mhlw-houkatsucare-ikou.jp/ref.html
(*2)厚生労働省「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/20/dl/20-1-2.pdf
(*3)厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査」https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/gaiyou.pdf

メンタルヘルスケアにおける社会的な非合理をハック


Smart相談室代表の藤田は、自身の体験から、企業から従業員に対するメンタルヘルス対策が、「メンタル不調に陥った社員に対する対策」になっており、重要な「メンタル不調者を減らす取り組み」ができていないのではないか?と考えていました。また、実際にメンタル不調者に対して行ったインタビューでは、以下の様な声が寄せられました。

・メンタル不調者は、当初、なんだかモヤモヤしていた感覚はあったものの、相談するという選択肢が思い浮かばなかった
・仮に相談しようとしても、会社の人には、相談しづらい
・当初のモヤモヤは、誰にでも当てはまるような日常的なものが大半を占める
・相談できれば、状況が変わっていたのではないか、と考えている

この様に、「メンタル不調者を減らす取り組み」が現在の企業活動の中では放置されているという社会的な非合理が存在しています。そこで、メンタル不調予防に必要なケアと、企業から提供されている対策のギャップを埋めるべく開発されたのが「Smart相談室」です。

株式会社Smart相談室について


株式会社Smart相談室は、従業員がメンタルヘルス領域で抱える非合理をハックすることで、従業員個人の成長、組織開発の促進、企業の生産性向上に貢献できるプロダクト・サービス・ソリューションの提供を目指します。「従業員の『モヤモヤ』を解消し、日本の生産性を向上させる」をミッションに、2021年2月に設立いたしました。エムスリーキャリア株式会社で10年間、新規事業開発と組織マネージメントに従事した藤田康男が代表を務めております。

【会社概要】
社名:株式会社Smart相談室
代表取締役:藤田康男
事業内容:「Smart相談室」の企画・開発・運営・販売
設立:2021年2月1日
所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
企業URL:https://smart-sou.co.jp/company

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