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病院・介護施設での大人用紙おむつ利用者の睡眠に対する意識調査 86%の職員が「利用者の睡眠に課題あり」と回答

大王製紙株式会社
病院・介護施設の職員を対象に「介護の快護化」(R)※1に向けた睡眠マネジメントセミナーを7月20日(木)・22日(土)に開催

衛生用紙製品No.1ブランド※2の「エリエール」を展開する大王製紙株式会社(本社:東京都千代田区)は、病院・介護施設へ入院・入所している大人用紙おむつ使用者の睡眠課題について、全国の96病院・施設を対象にWEBアンケート調査を実施し、調査結果として86%もの職員から「利用者の睡眠に課題あり」と回答いただきました。その結果を受けて、エリエールブランドの大人用紙おむつ「アテント」では、課題改善に向け睡眠の専門家である広島国際大学 田中秀樹先生を招き、病院・介護施設の職員を対象に睡眠マネジメントのWEBセミナーを2023年7月20日(木)・22日(土)に開催します。



田中秀樹先生(広島国際大学 健康科学部長 心理学科 教授)
■高齢者を取り巻く睡眠課題
高齢者は、年齢とともに体力が落ちることで睡眠が浅くなり、入眠した後に何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」や、通常よりも2時間以上早く目が覚めてしまう「早期覚醒」が増加します。また、高齢者の睡眠不足は認知症・フレイルの悪化や脳の働きの悪化など、心身へ影響を与えるとも言われています。本調査では、86%もの病院・施設の職員が「大人用紙おむつ利用者が睡眠課題を抱えていると思う」と回答。利用者の睡眠状況についても「日中うとうとしている」(68%)、「夜間何度も起きてしまう」(60%)ことが分かりました。また、多くの病院・介護施設が夜間の睡眠確保に向けた取り組みをしていることも明らかになりました。

■アテントの初めての取り組み
今回の調査から利用者の睡眠課題があることを受けて、夜間の安眠確保提案を行っている大人用紙おむつ「アテント」は、当社初めての取り組みとして睡眠の専門家である広島国際大学 田中秀樹先生を講師に招き、「睡眠マネジメント」のWEBセミナーを2023年7月20日(木)・22日(土)に開催します。本セミナーでは、病院・介護施設の職員を対象とし、(1)睡眠の基本知識や高齢者の睡眠課題と改善ポイント、(2)夜勤がある職員の睡眠課題と改善ポイント、(3)夜間のおむつ交換回数の削減をご提案します。夜間のおむつ交換回数の削減では、高齢者が睡眠中におむつ交換を行うと覚醒のリスクがあるため、夜間のおむつ交換を最小限にすることを提案しています。また、今年4月にリニューアルした病院・施設用『アテント Sケア 夜1枚安心パッド』を使用することで、夜間のおむつ交換が削減され、介護する側・される側双方の睡眠確保のサポートにつながることもご紹介します。これからも「アテント」では、介護する側・される側どちらにとっても「安心」で「快適」に「自己実現」できる「介護の快護化」に向けた排泄ケアをめざしていきます。

※1:介護する側・される側のどちらにとっても「安心」で「快適」に「自己実現」できる排泄ケアのこと
※2:インテージSRI+ ティシュー市場、トイレットペーパー市場、キッチンペーパー市場、ペーパータオル市場の合算(2022年度メーカー別売上金額)

― 「病院・介護施設での大人用紙おむつ利用者の睡眠に対する意識調査」概要 ―
【調査対象】全国の96病院・介護施設
【調査期間】2023年1月31日(火)~2月12日(日)
【調査方法】インターネットアンケート調査

<調査結果トピックス>
■利用者が「睡眠の課題を抱えていると思う」と答えた病院・介護施設は86%
■利用者の睡眠状況は「日中うとうとしている」(68%)、「夜間何度も起きてしまう」(60%)
多くの利用者が睡眠に課題を抱えている実態が浮き彫りになりました。
■95%の病院・介護施設が利用者の夜間の睡眠確保のために取り組みをしているという結果に。
「日中リハビリなどで動いてもらう」(79%)、「毎日決まった時間に起床・就寝してもらう」(53%)、
「夜間はおむつ交換の間隔を空ける」(46%)など、夜間の睡眠確保に向けて対策を行っていることが分かりました。
■夜間のおむつ交換を削減することで・・・98%が「利用者の夜間安眠が確保できる」と回答。
90%が「職員の業務負担が軽減する」という回答も。
夜間のおむつ交換回数の削減は、介護する側・される側、両方の負担軽減につながることが明らかになりました。
■その他、「利用者がおむつ交換のために無理に起こされているイメージがある」、「夜間は睡眠を優先するべき」などの声も。

―調査結果ー
■利用者が「睡眠の課題を抱えていると思う」と答えた病院・介護施設は86%
問1. ご利用者さまが睡眠の課題を抱えていると思われますか?(単回答)(n=96)

■利用者の睡眠状況は「日中うとうとしている」(68%)、「夜間何度も起きてしまう」(60%)
多くの利用者が睡眠に課題を抱えている実態が浮き彫りになりました。
問2. ご利用者さまの睡眠の状況について、あてはまるものを全て選択ください。(複数回答可)(n=96)


■95%の病院・介護施設が利用者の夜間の睡眠確保のために取り組みをしているという結果に。
「日中リハビリなどで動いてもらう」(79%)、「毎日決まった時間に起床・就寝してもらう」(53%)、
「夜間はおむつ交換の間隔を空ける」(46%)など、夜間の睡眠確保に向けて対策を行っていることがわかりました。
問3. ご利用者さまの夜間の睡眠確保のために、取り組まれていることはありますか?(複数回答可)(n=96)

■夜間のおむつ交換を削減することで・・・98%が「利用者の夜間安眠が確保できる」と回答。90%が「職員の業務負担が軽減する」という回答も。
夜間のおむつ交換削減は、介護する側・される側、双方の負担軽減につながっていることがわかります。
問4.夜間のおむつ交換削減のメリットとして、次のうち何があてはまると思われますか?(複数回答可)(n=96)

■その他の回答(一部)
・利用者さまが夜間帯に、排泄ケアのために無理に起こされているイメージがある。
・おむつ交換の際に交換してもらう側に羞恥心もあると考えられる。
・おむつ関連の廃棄物の削減は環境にも良いと思います。

ー今日から活かせる「介護の快護化」に向けた睡眠マネジメント!WEBセミナー 概要ー
病院・介護施設にお勤めの職員を対象に、睡眠の重要性と排泄ケアに関するWEBセミナーを無料開催します。
【実施日時】
2023年7月20日(木)13:30~15:00
2023年7月22日(土)13:30~15:00 ※両日とも同内容
【対 象】病院・介護施設にお勤めの職員
【参加費】参加無料
【内 容】
講演1. 高齢者の睡眠と睡眠マネジメント:田中秀樹先生(広島国際大学 健康科学部長 心理学科 教授)
講演2. 知得!「介護の快護化」に向けた安眠確保のご提案:大王製紙株式会社
【形 式】Zoom配信
【申し込み方法】 専用URL(https://www.elleair.jp/c/O1PA)から7月10日(月)までにお申し込みください。
申し込み完了後、詳細がメールで届きます。申し込み完了者(事前登録者含む)には、セミナー前日にリマインドメールが送付されます。当日配信時間になりましたら「試聴用URL」からアクセスしてご参加ください。
【主 催】大王製紙株式会社
【お問い合わせフォーム】 https://www.elleair.jp/c/iC5c

【講師 プロフィール】
田中秀樹先生(広島国際大学 健康科学部長 心理学科 教授)
山口県生まれ。広島大学大学院修了。博士(学術)。広島大学助手、国立精神神経センター精神保健研究所 老人精神保健部特別研究員、広島国際大学心理学部長等を経て現職。専門は睡眠学、精神生理学。睡眠改善インストラクター、睡眠健康指導士養成に従事。地域、学校等で睡眠改善技術を指導。日本生理心理学会優秀論文賞、日本認知行動療法学会優秀論文賞、国際行動医学優秀ポスター賞など受賞。
NHK『ためしてガッテン』、 『クローズアップ現代』『きょうの健康』『ヒルナンデス』等に出演。
著書『健康・医療・福祉のための睡眠検定ハンドブック』(全日本病院出版会)、『睡眠環境学 入門』(全日本病院出版会)、『快眠研究と製品開発、社会実装』(NTS)他
田中秀樹先生(広島国際大学 健康科学部長 心理学科 教授)
【商品紹介】 『アテント Sケア 夜1枚安心パッド』商品概要
アテント Sケア 夜1枚安心パッド

◎お肌に触れる面積を減らした「お肌ふわさらシート」で肌刺激を低減
◎超スピード吸収スリットで吸収スピード向上、あふれモレの軽減
◎超スピード吸収スリットで尿を前後に拡散させ、横モレの軽減
【公式HP】 https://www.elleair.jp/product/detail/hospital_attento_tape_inner_night
【お問い合わせ】エリエールお客様相談室 フリーダイヤル:0120-205205(受付9:30~16:30/土日祝日を除く)MAIL:https://www.elleair.jp/inquiry/rules

大王グループは、経営理念である『世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ』を実現するため、「衛生、人生、再生」という「3つの生きる」をビジョンに掲げて事業活動を通じた社会課題解決に取り組んでいます。健康寿命を延伸し、超高齢社会に対応するような商品・サービスにより、SDGsの目標「3.すべての人に健康と福祉を」「8.働きがいも経済成長も」「11.住み続けられるまちづくりを」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の達成に貢献することをめざします。今後も、商品やサービスを通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

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