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歯科医院向け歯科衛生士および従業員の定着支援コンサルティングサービス「ペアケアデンタル」提供開始のお知らせ

株式会社Mimosa
株式会社Mimosa(本社:大阪府、代表取締役:西田知未、以下当社)は、2023年7月3日(月)から、歯科医院向けに、歯科衛生士および従業員の定着支援を行うコンサルティングサービス「ペアケアデンタル」の提供を開始します。  また、2023年7月19日(水)に、歯科用システム「DentalX[R]」などを企画・開発・販売している株式会社プラネット(本社:岐阜県、代表取締役会長:小池和人、以下プラネット社)が主催するセミナーに、当社の代表取締役西田が登壇し、歯科医院経営者向けに歯科衛生士や従業員の採用強化および離職率低下に向けた取り組みについて解説します。



「ペアケアデンタル」サービス概要


 当社は、歯科医院の経営者に対し、歯科衛生士の不足の解決を目的として、従業員のライフステージが変化しても働きやすい環境を整え、定着を支援するコンサルティングサービスを提供します。
具体的には、歯科衛生士をはじめとする人材の確保に課題がある歯科医院において、まずは1.現状分析、2.課題の定義、3.解決策立案を実施します。(下図参照)
 現状分析では、従業員の方々へのヒアリング等を通して、課題だけではなく、強みの発掘も行います。強みをさらに強化していくことで他医院との差別化を図ることができます。また、客観的な現状分析で得た情報を、離職防止の取組みのみにとどまらず、今後の歯科医院経営全体にも広くご活用いただけます。
 さらに、課題の明確化および解決策立案までを行ったのちに、各課題に対する解決策を、当社が提供するサービスのなかからオプションとしてご利用いただくことも可能です。当社が提供するサービスとしては、技術向上研修、メンタルヘルスケア、社外メンター、キャリアコーチング、病児保育等といった、職種に特化した研修やワーキングマザーの「これが欲しかった!」という声から生まれたサポートサービスをご用意しています。

「ペアケアデンタル」の提供に至った背景


 公益社団法人日本歯科衛生士会の令和2年「歯科衛生士の勤務実態調査報告書」(以下、報告書)によると、歯科衛生士の女性の割合は99%で、圧倒的に女性が多い職業です。また、厚生労働省によると、令和2年度の歯科衛生士免許登録者数は298,644人いるのに対し、実際に就業している人数は142,760人と、歯科衛生士免許登録者数のうち就業者の割合(就業割合)は、47.8%と半分以下であることがわかります。さらに、今後も需要が高い職種であることから、2017年度から政府が「歯科衛生士に対する復職支援・離職防止等推進事業」として復職支援事業を国家予算に計上するなど、歯科衛生士の人材不足は、今や国をあげて解決すべき課題となっています。

 こうした現状の背景には、土日や長時間の勤務といった特有の労働環境が、ライフステージが変化した女性従業員の希望する働き方とは合わず、専門性が高い職種であるにも関わらず、キャリアの継続が難しい実態があると推測されます。実際に公益社団法人の歯科衛生士協会の報告書によると、「勤務先を変わったことがある」と回答した方の勤務先変更の主な理由は、全体で「出産・育児」が 11.7%、「結婚」が 9.9%と、ライフイベントによるものであること、また非常勤であればその率はさらに上がるというデータが発表されています。

 そうした実態を踏まえ、当社は、専門性の高い歯科衛生士および従業員の方々のキャリア継続のためには、当社がこれまでも提供してきた従業員個人への各サポートはもちろんのこと、スキルアップを目的とした技術研修や働きやすい環境のための制度設計など、現状に沿ってカスタマイズしたきめ細やかな支援が必要だと考え、「ペアケアデンタル」という形で職種特化型のサービスを提供することといたしました。
 「あらゆるバイアスから女性の働き方を自由にする」をビジョンに掲げる当社は、「ペアケアデンタル」の提供を通じて、歯科衛生士および従業員の方々のキャリア継続の障壁となるものを取り除き、働きやすい環境の整備ひいては社会課題の解決に貢献できるよう努めてまいります。

セミナーの概要


日程:2023年7月19日(水)
内容:「衛生士・スタッフの採用や離職に困っていませんか?生涯に渡って輝ける、歯科医院での“環境づくり”について考えてみよう。」
URL:https://dentalx4.sakura.ne.jp/wp/20230719-2(プラネット社のWEBサイトに遷移します)

株式会社Mimosaの特徴


 代表を含め、全メンバーがママで構成されており、様々な場所からフルリモートで業務に携わっています。「あらゆるバイアスから女性の働き方を自由にする」をビジョンに掲げており、当社が提供するサービスも「ワーキングマザー」がより働きやすくなることを目的として展開しております。

<法人向けサービスの一例>
対象を女性だけに絞らず、かつ一時的な問題解決だけで終わらない、「点×面」の複線的なサービス展開に努めています。
・ワーキングマザーになった時に備えて、男女でキャリアを考えることを目的とした20代向け研修
・復職後の女性管理職・候補者を対象とし、半年間1on1で向きあう研修・コーチングサービス
・育児中の従業員を部下に持つマネジメント向けのアンコンシャスバイアス研修
・育休中のキャリア形成・企業とのロイヤリティ向上を目的にした福利厚生サービス

西田知未プロフィール



新卒で入行した金融機関で人事部新卒採用に従事、延べ3,000人以上の面接に携わる。女性人材活用の必要を感じ、女性活躍推進室立ち上げを主導。
2015年に大手人材会社へ入社後、日本を代表する企業の人材採用・育成に携わる営業職に従事。入社3か月で統括部表彰受賞し、通期統括部表彰も受賞。
2018年から産休取得、2019年4月第一子出産。復職後は、ワーキングマザーもいない、ハードワークが当たり前の部署に配属されたにも関わらず、通期連続ハイ達成を記録。部表彰も多々受賞。
自身が育休中に様々な葛藤やキャリア志向ワーママとしての孤独を感じた経験と、同じような悩みを抱える女性が数多くいることを知ったことから、株式会社Mimosaを設立。現在、子育てのかたわら大手人材会社でのフルタイム勤務、株式会社Mimosaの代表取締役を務める。
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