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旭川市の歩行者専用道路でWHILLなど近距離モビリティ社会実験を実施

WHILL株式会社
~7/1改正道交法でモビリティの活用可能性に注目高まる中、歩行領域における歩行者との共存性や社会受容性を模索~


 WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、2023年7月1日(土)に旭川市の旭川平和通買物公園において、近距離モビリティWHILLを含む、歩行領域を走行できる小型モビリティの実地調査を兼ねた社会実験を実施いたしました。昨今の相次ぐ道路交通法(注1)の改正、高齢化の加速を背景に、安心安全を担保しながら「徒歩」をカバーする移動ニーズが高まる中、歩行領域における歩行者と小型モビリティとの共存性や社会受容性などを調査するとともに、周辺の回遊性を向上させることで、特に歩きづらさを抱える方やシニア世代の外出機会を創出することを目指しました。本社会実験では、近距離モビリティWHILLを取り扱う株式会社ホンダカーズ旭川(以下「ホンダカーズ旭川」)と、WHILL専用の保険を含めたサポートサービスなどを共同開発する東京海上日動火災保険株式会社(以下「東京海上」)も協力しています。

 旭川市にある旭川平和通買物公園は50年前に全国初の恒久的な歩行者専用道路として開設され、地域住民の交流・憩いの場として親しまれています。多くの商店や飲食店、見どころがある一方、特に歩きづらさを抱える方やシニア世代にとっては十分に散策したり、行きたい場所が複数あっても全てを回り切ることが難しかったりするほか、旭川駅からも距離があるといった課題もあり、歩行領域を走行できる移動手段の活用可能性について検討が進められてきました。
 7月1日の本社会実験では、近距離モビリティを活用することで、多くの歩行者が行き交う歩行者専用道路において「安心安全」を担保しながら、同エリアにおける滞在時間の延伸や、回遊性の向上によるにぎわい創出に効果があるのかを検証しました。シニア世代を中心に、老若男女さまざまな方が試乗し、各モデルの乗り比べとともに、簡単な操作性や乗り心地などを体感していただきました。

 参加した60代女性は、新聞記事の切り抜きを持って来場し、Model Sを中心に試乗しました。長距離の歩行がつらくなり、電動三輪車や他社製品の電動カートも比較検討している中で「自転車は不慣れだが、これ(WHILL)なら4輪だし安心する。目立ちすぎないのもいい」とコメントしています。また、たまたま通りかかったご夫婦はModel C2で横断歩道を渡ったり、段差を乗り越えたりを試していましたが、安定感があって、身体にも振動が来にくいと評価しました。別の女性は最近運転免許を返納されたそうで、Model Sが特に運転している楽しさを感じられると述べ、次のクルマとして期待を寄せていました。




 同日から一部の電動モビリティの利用条件が変更となった改正道交法が施行され、新たなモビリティが歩行空間に参入することが予想されていますが、2012年の創業以来、一貫して近距離モビリティとそのサービスを展開してきたWHILL社は引き続き自治体やパートナー企業などと連携しながら、歩行領域において歩行者とモビリティが共存し、安心安全かつ楽しくスマートに移動できる社会実現を目指してまいります。

■旭川まちなかモビリティ社会実験 概要


 こうしたモビリティをまちなかに活用した取り組みは、昨今全国各地の自治体に広がっており、茨城県笠間市ではWHILLが導入されているほか、社会実験についても北海道旭川市をはじめ横浜市、新潟県新潟市などで行ったほか、7月半ばには福島県会津若山市でも実施される予定です。

■WHILLについて
WHILLは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。Model C2は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長とし、Model Fは軽量化を実現した折りたためるモデルです。Model SはWHILL社初となる歩道を走れるスクータータイプで、ハンドルがあることで、安定して長く走ることができ、免許返納後や自転車からの乗り換えなどに適したモデルです。製品について:https://whill.inc/jp/

<WHILL社について>
WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、20以上の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティWHILLの開発・販売、およびWHILLを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)です。WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。
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