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【株式会社Smart119】札幌市の保健所における「札幌市転院搬送支援システム構築業務」受託者に決定

株式会社Smart119
患者の転院先決定をDX化、救急医療体制をより円滑に

千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、札幌市(北海道、秋元克広市長)の保健所における「札幌市転院搬送支援システム構築業務」の受託者に決定したことを発表します。当該システムは、二次救急医療機関等に搬送された患者が、初療後に引き続き療養を行う際の転院先決定を支援するもので、札幌市の救急医療体制の円滑化を目的に導入されます。今後は、設計に必要な調査・分析・ヒアリング等を実施した上でシステムを構築し、試験運用等を経て令和6年4月1日以降に本運用となる予定です。



北海道庁所在地である札幌市は、人口約197万人で、横浜市、大阪市、名古屋市に次ぎ4番目に人口規模の大きな都市です。近年は高齢化やコロナ禍などを背景に、全国的に救急搬送件数が増加しています。札幌市においても同様で、救急医療体制のさらなる強化が課題となっています。その一つが、二次救急医療機関等へ搬送され、急性期の治療は終えたものの、継続的な治療が必要となる患者の転院先の医療機関を決定するプロセスの円滑化です。

現状は、各医療機関自らが転院先候補となる医療機関を探し、受入確認をしなければならないため、医療機関に大きな負担がかかっています。その負担を可能な限り軽減、効率化し、救急医療体制を円滑に運用する目的で、札幌市は転院先決定のプロセスを支援する「見える化」システムの構築業務を公募。株式会社Smart119が受託者に決定しました。

今回構築するシステムは、転院先医療機関の検索、転院待ちの患者情報の管理等の作業が、PCやタブレット端末、スマートフォンなどのデバイスを用いて効率的に実行されることを想定しています。

株式会社Smart119は「安心できる未来医療を創造する」をミッションに最先端のAI技術やICTを活用して医療現場の業務効率化、DX推進を支援する様々なデジタルソリューションを開発・提供しています。社会課題である「救急搬送困難事案(救急のたらい回し)」を防ぐため開発した救急医療支援システム『Smart119』は、千葉県や広島県東広島市などの自治体に導入され医療の最前線で活用されています。

今回の結果を受けて株式会社Smart119は、市民が安心できる救急医療体制づくりに向けて札幌市とともによりよい機能を追求しながら、システム構築を進めていきます。本年度中に、システム設計に必要な調査・分析・ヒアリング等を実施し、システム構築、試験運用、操作研修等を経て、令和6年4月1日以降に本運用となる予定です。

なお、構築したシステムは、将来的に『Smart119』のオプション機能として追加される予定です。

◆救急医療支援システム「Smart119」について
https://smart119.biz/smart119/

■本件へのお問い合わせ
smart119toiawase@smart119.biz
※この実証実験についてのご質問やお問い合わせは株式会社Smart119にご連絡ください。
 この内容について札幌市保健所へ直接ご連絡することはご遠慮ください。

<株式会社Smart119について>
株式会社Smart119は「現役救急医が設立した、千葉大学発スタートアップ」です。
『今の「119」を変える』ため、音声認識とAIを活用した救急医療情報システム「Smart119」を開発・運用。
千葉市において、日本医療研究開発機構 (AMED) の救急医療に関する研究開発事業を実施。
緊急時医師集合要請システム「ACES」、災害時をはじめ、医療事業継続支援システム「レスポンサム(respon:sum)」の開発・運用を行っています。Smart119は「安心できる未来医療を創造する」を目指します。



【株式会社Smart119概要】
会社名: 株式会社Smart119
住所: 千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1千葉中央ツインビル2号館 7階
設立: 2018年5月
代表者: 中田 孝明
事業内容:
音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用
緊急時医師集合要請システム「ACES」の開発・運用
医療事業継続支援システム「レスポンサム(respon:sum)」の開発・運用
URL: https://smart119.biz
Twitter: https://twitter.com/Smart119_jp
メールアドレス: press@smart119.biz
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