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【分析レポート】オンラインカウンセリングサービス「Smart相談室」の6月の相談内容内訳

株式会社Smart相談室
相談方法の内訳も発表

株式会社Smart相談室(本社:東京都港区、代表取締役:藤田康男)は、メンタル不調になる前に従業員をサポートするオンラインカウンセリングサービス「Smart相談室(スマートそうだんしつ)」の、2023年6月の相談内容に関する分析レポートを発表しました。



2023年6月の相談内容は、1位「仕事に関すること」40%、2位「コーチング受講」23%、3位「その他」12%



※現在は3つのコース選択が可能。
 ・先5年のキャリアパス(方向性)を一緒に考えるセッション
 ・「結婚、妊娠、出産、育児」とキャリアを一緒に考えるセッション
 ・ピープルマネジメントについて一緒に考えるセッション

■グラフ

相談内容で一番多かったのは、6月同様に「仕事に関すること」でした。「Smart相談室」は、外部のカウンセラーに相談できるサービスのため、社内の方に相談しにくいことを相談できる特性があります。本来、仕事に関することであれば、同僚や上司など、社内で対応するのが一般的ですが、社内の評価に影響を及ぼしたり、特定の誰かについて話すことを考慮されているといった状況を垣間見ることができます。

また、2位は「コーチングの受講」でした。コーチングは、明確な課題に対してプロのコーチと一緒に自分の内面を確認していくことができます。メンタル不調の方ではなく、安定した精神状態の中でより生産性を上げたり、目標達成に対して意欲をお持ちの方が「Smart相談室」の利用者に多くいることがわかります。

5月と比較して、「その他」の項目が増えています。選択肢式の相談項目を見ると「調子が悪いわけではないけどなんだかモヤモヤする」といったご相談が増えている様子が分かります。ちょっとしたモヤモヤをそのまま放っておくと、状況が悪化し、メンタル疾患に陥ってしまうことがあります。今の日本では、「何となくモヤモヤする」といった悩みを相談する窓口が多くはありません。医療機関に行くほどでもないが、会社の方にお話しすることでもない相談をかかえている時にSmart相談室を使っていただいている状況が推察されます。調子が悪くなる前に使っていただくサービスとして、今後も質の向上に努めてまいります。

<参考>
▶︎オンラインカウンセリングサービス「Smart相談室」が新たにコーチングサービスをリリース(2023/1/18)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000089158.html
▶︎【分析レポート】オンラインカウンセリングサービス「Smart相談室」の5月の相談内容内訳(2023/6/15)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000089158.html

相談方法内訳は?



相談者さまからの相談方法について6月の状況をまとめました。
Zoomが87%と、圧倒的に多くの方にご利用いただいております。そして次に多いのが電話です。Zoomと電話は、いずれも時間や場所を選ばず、リラックスした環境で相談が可能です。カウンセリングというサービスはこれまで対面が基本であり、それが良い、という社会的な認識がありました。しかし、コロナ禍によって行動変容が迫られるとともに、気軽に相談したいという相談者さまのニーズから、オンラインや電話でのサービス提供が広まっています。
また、1位のZoomの場合は、相談者さまは画面をオフにした状態でも、カウンセラーの顔を見ながら相談することが可能です。
3位はオンライン文通です。オンライン文通は、Smart相談室独自のツールで、相談者さまとカウンセラーが同じスレッド上で文章のやりとりをするものです。メールアドレスや電話などの個人情報を介さずに、非同期でやりとりができます。直接話すのが苦手という方でも、急がず時間をかけてゆっくりと、自分の悩みを文章にして伝えることができます。こちらは、Smart相談室の設立当時から一定のご希望をいただいている方法です。



Smart相談室の概要


「Smart相談室」は、オンラインカウンセリングの仕組みを活用して、従業員のモヤモヤを解決するサービスです。従業員それぞれのモヤモヤ、求めている内容に応じて、カウンセリングからコーチング、研修、ハラスメント窓口の役割を提供します。ハラスメントの被害を 受けた従業員が会社を通さず(会社に知られることなく)、匿名で公正中立な立場の専門相談員に相談できるという点から、ハラスメント窓口設置義務に適応した窓口としての活用が可能です。また「Smart相談室」は、クラウドサーバーにあるソフトウェアをインターネット経由でご利用いただくSaaS(Software as a Service)なので、個別のパソコンを保有しない従業員さまや自宅で勤務されている従業員にもご利用いただけます。

▶︎Smart相談室サービスサイト:https://smart-sou.co.jp/

「Smart相談室」の機能
カウンセラーへの相談
コーチング
医師面談
ハラスメント窓口
ストレスチェック「集団分析」
学習コンテンツ
意見箱

精神疾患患者の増加と原因の多様化


日本における精神疾患患者は、平成14年の258万人から、平成29年には400万人を超えるなど、中長期で増加傾向にあります(*1)。また、仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は平成30年は58.0%(*2)と、職場の半分以上の方が悩みを抱えていることがわかります。更に、令和2年からのコロナ禍によって、メンタル不調を訴える人は増加していると予想されます。令和2年9月の厚生労働省の調査(*3)によると、調査対象全体のうち、半数ほどが不安、ストレスを感じていると判明しています。(約16%が「過敏に感じた」と回答。)不安の原因は、「自分や家族の感染」、「自粛等による生活の変化」、「自分や家族の仕事や収入」など。以上のように、複数データから、近年メンタルヘルス対策が重要視されるようになった背景がうかがえます。
(*1)厚生労働省「◆精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築のための手引き(2020年度版)」https://www.mhlw-houkatsucare-ikou.jp/ref.html
(*2)厚生労働省「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/20/dl/20-1-2.pdf
(*3)厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査」https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/gaiyou.pdf

メンタルヘルスケアにおける社会的な非合理をハック


Smart相談室代表の藤田は、自身の体験から、企業から従業員に対するメンタルヘルス対策が、「メンタル不調に陥った社員に対する対策」になっており、重要な「メンタル不調者を減らす取り組み」ができていないのではないか?と考えていました。また、実際にメンタル不調者に対して行ったインタビューでは、以下の様な声が寄せられました。

・メンタル不調者は、当初、なんだかモヤモヤしていた感覚はあったものの、相談するという選択肢が思い浮かばなかった
・仮に相談しようとしても、会社の人には、相談しづらい
・当初のモヤモヤは、誰にでも当てはまるような日常的なものが大半を占める
・相談できれば、状況が変わっていたのではないか、と考えている

この様に、「メンタル不調者を減らす取り組み」が現在の企業活動の中では放置されているという社会的な非合理が存在しています。そこで、メンタル不調予防に必要なケアと、企業から提供されている対策のギャップを埋めるべく開発されたのが「Smart相談室」です。

株式会社Smart相談室について


株式会社Smart相談室は、従業員がメンタルヘルス領域で抱える非合理をハックすることで、従業員個人の成長、組織開発の促進、企業の生産性向上に貢献できるプロダクト・サービス・ソリューションの提供を目指します。「従業員の『モヤモヤ』を解消し、日本の生産性を向上させる」をミッションに、2021年2月に設立いたしました。エムスリーキャリア株式会社で10年間、新規事業開発と組織マネージメントに従事した藤田康男が代表を務めております。

【会社概要】
社名:株式会社Smart相談室
代表取締役:藤田康男
事業内容:「Smart相談室」の企画・開発・運営・販売
設立:2021年2月1日
所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
企業URL:https://smart-sou.co.jp/company

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