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起立性調節障害を知ろう! 映画「今日も明日も負け犬」自主上映会&トークイベントを開催します

特定非営利活動法人キーデザイン
全国の不登校児童生徒数は過去最高の24万4940人。不登校児のなかで起立性調節障害が並存している割合は、約30-40%程度とも言われています。経験者である高校生が主演・監督を務める映画を上映します。

NPO法人キーデザイン(栃木県宇都宮市鶴田町1627‐14)が、不登校の保護者同士がいつでもどこでもやり取りできるチャットグループを、2023年5月24日よりスタートします。


宇都宮市にて、”起立性調節障害”をテーマにした映画「今日も明日も負け犬」自主上映会&トークイベントを開催します。


令和3年文部科学省発表によると、全国の小中学校不登校児童生徒数は、過去最高の24万4940人。不登校児のなかで起立性調節障害が並存している割合は、約30-40%程度とも言われています。

起立性調節障害は自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下する病気で中学生の約1割が発症するという身近な病気です。

この作品は、中学生の時に起立性調節障害を発症した西山夏実さんの実話をもとにしており、西山さんご自身が映画の監督を務めています。脚本・キャスト・メイキング…映画のすべてを高校生だけで作った自主制作映画です。

映画の予告映像↓



学生が自分たちで”今一歩、前に進みたい”映画という表現のカタチ。

この病気は見た目ではわかりにくいため、怠けやサボりと誤解されやすく、そのことで自尊感情が低下するなど、症状を悪化させる場合があります。また、家庭内では親子関係を拗らせてしまうことも。

この病気の克服には、周囲の方の関わり方が大事になるため、当事者の親子のほか、学校の先生方や保護者の方、同世代の学生の皆さんにも是非観ていただきたい作品です。


なお、映画上映会の後には、トークイベントを予定しています。NPO法人キーデザイン代表土橋がファシリテーターとなり、ゲストには実際に起立性調節障害を経験し乗り越えた渡辺さんをお呼びして経験談をうかがっていきます。

当時、何が必要で、周りにどうしてほしかったか?
当事者の率直な想いと乗り越えた先の今、感じていることは皆さんのこれからの参考になりことは間違いありません。


▼ゲストプロフィール
渡辺佑理(わたなべゆうり)さん 現在20歳

高校2年生、コロナによる一斉休校が明け、再登校が始まる時のことでした。前日の深夜、突然目の前が真っ暗になり、翌朝起き上がれなくなりました。欠席日数が増えていく不安、焦り、優れない体調…と、それらのしんどさに想像以上に自分自身が追い詰められていました。その後、通信制高校への転学を決め、転学したことで自分のペースを取り戻すことが出来ました。今では、新しい出会いにも恵まれ、将来の夢も描けるようになりました。

渡辺さんから皆さんへメッセージ
「私のお話で少しでも前向きな気持ちになってもらえたらうれしいです」

現在起立性調節障害や不登校であるなしにかかわらず、ぜひお子さんをもつ皆様、お誘いあわせの上ご参加ください。

▼映画「今日も明日も負け犬」公式HP
https://makeinu.dog/kyoumoashitamomakeinu/

▼開催概要
日時 :2023年9月2日(土)13:45~
場所 :宇都宮市総合コミュニティセンター(宇都宮市明保野町7-1)
定員 :100名
参加費:無料
主催 :NPO法人キーデザイン

▼タイムスケジュール
13:15  開場
13:45  開演
14:00~15:45 映画「今日も明日も負け犬」上映
(15分休憩)
16:00~ トークイベント 
キーデザイン代表 土橋優平× 専門学生 渡辺佑理さん
(実際に、起立性調節障害を乗り越えた方にお話しを伺います)
質疑応答
16:50  終了

▼参加申込みはこちら
https://peatix.com/event/3661906/view

▼主催者よりメッセージ
「この病気を、多くの方に知ってほしい」この映画に共感した私たちは、この上映会を無料で開催します。
私たちは普段、起立性調節障害などさまざまな理由があり、学校に行けない・行かない子どもたち向けの居場所や、保護者の相談支援などを行っています。

キーデザインの活動についてはこちら
https://www.npo-keydesign.org

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