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神戸大学とフューチャーが共同研究契約を締結

フューチャー株式会社
大学と病院におけるDXを協業で推進

国立大学法人神戸大学(学長 藤澤正人、兵庫県神戸市、以下「神戸大学」)とフューチャー株式会社(代表取締役会長兼社長 グループCEO 金丸恭文、東京都品川区、以下「フューチャー」)は、神戸大学医学研究科(医学研究科長 村上卓造、兵庫県神戸市)および神戸大学医学部附属病院(病院長 眞庭謙昌、兵庫県神戸市、以下「附属病院」)におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の調査研究、試行に関する共同研究契約を2023年4月に締結し、8月17日に記者会見を行いました。デジタル技術を活用し、神戸大学医学研究科と附属病院における業務削減と品質向上のための調査を行い、医療現場の改善とDX推進に取り組みます。


神戸大学は、大学改革の一環として、様々な分野においてテクノロジーの利活用とデジタル化を進めています。医学部生向けにAI(人工知能)やVR(バーチャル・リアリティ)を活用した研修を実施しているほか、全学生の学修データを一元管理する統合システムの整備や学習管理システムの高度化などに力を入れています。一方、フューチャーはITコンサルティングファームとして長年培ってきた知見とノウハウを活かし、2020年にITによるイノベーションで医療課題の解決に取り組む専門チーム「Healthcare Innovation Group」を立ち上げ、医療分野のデジタル化事業に本格参入しています。

今回の共同研究は包括的なもので、病院経営をはじめ臨床や教育現場でのDXをテーマに調査を行います。医師や看護師といった医療従事者の業務改善や医療の質の向上、教育の高度化を図ることを目的に複数のプロジェクトを立ち上げ、具体的な解決策を提示し、実行します。また、病院を核とした地域連携にも取り組み、DXによって適正な医療が効率的に提供できる体制づくりを目指します。

調査研究の一貫として、2023年6月には、文部科学省が大学と大学病院における、より効率的で質の高い臨床教育・研究実施のための新たな体制構築に向けた活動を支援する「質の高い臨床教育・研究の確保事業」に、神戸大学が申請した事業が採択されました。この事業は、神戸大学と附属病院において医師や看護師、職員が行っている資料作成、記録、連絡などの業務負荷を減らし、持続的な業務改善につなげることを目的としています。フューチャーは事業計画の策定を支援しました。

神戸大学とフューチャーは、産学が連携し、最先端のテクノロジーを活用した大学および附属病院のDXとイノベーションを推進することで、効果的で持続可能な医療の提供に貢献します。

※ フューチャー株式会社の医療・ヘルスケア事業の詳細 
  https://www.future.co.jp/architect/our_service/solution/#healthcare01
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