医療・医薬・福祉 アパレル・ファッション

未来の保育を、シャツひとつで変える

株式会社りらいぶ
~北海道網走市の保育施設で実証実験スタート~

株式会社りらいぶ(旧:身体機能研究所)は、網走市ひまわり保育園・こども発達支援センターにおいて、保育士の身体負担を軽減するための実証実験を開始します。


網走市は網走国定公園の中心に位置し、世界自然遺産にも登録されている知床や阿寒摩周、大雪山の3つの国立公園に囲まれるなど、豊かな自然環境が魅力の地。また、市内には様々なレジャースポットや観光地が点在し、保育士たちも休日には自然を満喫したいという声が多い中、体の不調がそれを阻んでいました。保育士が日常的に抱える問題として、子どもの持ち上げによる背中や腰、膝の痛み、デスク作業からくる腰痛や肩こり、活発な動きや不規則な勤務時間による浅い眠りや不眠への対応策として、今回の実証実験を通じて、保育士の働きやすさやQOLの向上に貢献することを目指します。

■アパレルの新ジャンル『機能性シャツ』
新たなアパレルのジャンルである『機能性アパレル(機能性シャツ)』が、様々な社会問題の解決に期待されています。この機能性シャツは、副作用なく着るだけで身体効果を高めたり、身体機能の回復を促進するとされています。このアパレルの新ジャンル『機能性アパレル(機能性シャツ)』には、大手製薬会社Johnson & JohnsonやファッションメーカーTommy Hilfiger、そして大手複合施設のイオンなど、海外や日本の有名企業も参入しています。
機能性アパレルは、私たちの日常生活において人材の負担を軽減する可能性を秘めています。例えば、健康管理やリハビリテーションの分野での活用により、医療費の削減や効率的なケアの提供が期待されています。さらに、機能性シャツの普及により、個々人の生活の質が向上し、健康な社会の実現に寄与することが期待されます。

■北海道網走市とは
 網走市は、世界自然遺産にも登録されている知床や阿寒摩周、大雪山の3つの国立公園に囲まれた、網走国定公園の中心に位置しています。市街地近くには、知床連山を眺望できる名勝天都山があり、緑豊かな市街地を形成しています。また、新鮮な魚介類の宝庫であるオホーツク海や、市街地を貫流する網走川、そして、ラムサール条約登録湿地の濤沸湖をはじめとする大小5つの湖沼が織りなす、水と緑の自然景観は一見の価値があります。

 市内ではカヌー、乗馬、釣り、ゴルフ、野鳥観察、ウォーキング、サイクリング、テニス、スキー、スノーボード、ファットバイク、ワカサギ釣りなど四季を通じて様々な遊びが気軽に楽しめるほか、四季折々の景観スポットが多数点在していますので写真やスケッチの題材探しには苦労しません。また、知床、屈斜路湖、摩周湖、阿寒湖、釧路湿原など、道東の観光地は日帰り圏内のため、網走を拠点にゆとりを持った観光地や温泉地めぐりができるほか、日本百名山にも選ばれている斜里岳、羅臼岳、雌阿寒岳や大雪山系の山々(黒岳、赤岳、緑岳、旭岳など)も近く、登山愛好家も存分に山歩きを楽しむことができます。

 また、生活環境ですが、網走市には総合病院をはじめとする医療機関や商業施設が充実し、市街地には光回線や下水道が整備されています。また、年間降水量も少なく、地震などの大きな災害もない地域ですので、安心で快適な生活を送ることができます。

■実証実験の概要
今回の実証実験では、対象者に「リライブシャツ」と「リライブインナー」「リライブパンツ」を2週間着用して就労してもらい、着用前と着用2週間後における心身の状態について定量・定性評価を調査します。
<定量評価>
客観的数値の指標となる立位体前屈(立った状態で膝を曲げずに前屈し、どこまで柔軟性があるか計る体勢)や肩の可動域等の数値的変化を測定します。
<定性評価>
アンケートを実施し、着用前に参加者が書き出した「肩こり」「腰痛」「膝痛」「睡眠」など身体の不調や、「身体が思うように動かない」「疲れが取れない」など仕事面での負荷について、着用の2週間後どのように変化したか調査します。
■対象:網走市ひまわり保育園 こども発達支援センターで従事する保育士職員
■実証実験期間:2023年9月13日~2023年10月5日





※検証試験の詳細https://relive.site/newmainbk/

今後の展望 ― 労働力不足の課題をもつ全国の地方自治体を支援 ―
地方自治体と(株)りらいぶによる「保育施設」での実証実験は、今回の北海道網走市で4件目となります。過去の地方自治体との検証では2022年9月岡山県新庄村の高齢者向け介護施設と林業2社で計34人(男16人、女18人)を対象に、被験者の81%が「身体が楽になった」と認識する結果を得ました。また、2022年12月に大阪府守口市の「障がい者支援施設」との実証実験も行われております。その他の自治体とも連携を図っており、網走市で“初”となる機能性シャツの実証実験は2023年秋までに結果を発表する予定です。




※実証実験の事例https://relive.site/newmainbk/

【参照】「介護施設や林業従事者の負担をケアする」岡山県新庄村との取り組みについて
https://shinken.biz/okayamashi-shinjoson/

【参照】「障がい者支援施設の負担をケアする」大阪府守口市との取り組みについて

https://shinken.biz/oosaka-moriguchishi/
今後も、日本全国の自治体との連携を強化しながら、介護や保育施設など人々の身体の負担が大きい仕事の現場のケアを通じて、今後も地域課題の解決のためのアプローチを続けていきます。


■株式会社りらいぶの機能性シャツ誕生のきっかけ


代表の佐々木貴史(写真)の妹が、身体的な負担が大きいことが理由で、勤めていた介護職を離職したことがきっかけです。「何とか身体の負担を減らすことはできないか?」と考えた結果、“テーピング”に着想を得て、服に応用することを思いつきました。その後、何百回にも及ぶテストを繰り返し、実現に至っています。ますます需要が増える介護現場をはじめ、身体的負担の大きい様々な職業の方に着用していただき、少しでも負担を減らしたいと考えています。
■株式会社 りらいぶについて
2017年、宮城県仙台市に設立。2019年より機能性シャツの販売を開始。現在、累計販売枚数25万着を突破し、アイマスクやスパッツなどの商品も展開している。元K-1日本王者の小比類巻貴之氏などアスリートにも愛用されており、2023年にはプロ卓球チーム「琉球アスティーダ」(五輪メダリストの吉村真晴選手や張本智和選手が所属)とスポンサード契約を結んだ。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)