医療・医薬・福祉

女性アスリートの健康課題の解決へ向け「スマルナ for Sports」がプロボクサー・吉田実代選手のサポートを開始

株式会社ネクイノ
株式会社ネクイノ(大阪市北区、代表:石井健一、以下ネクイノ)は、女性アスリートの健康課題と業界の活性化に向けた取り組み「スマルナ for Sports」を通じて、プロボクシング第5代・第7代WBO女子世界スーパーフライ級*王者の吉田実代選手(所属:株式会社shabell)へのサポートを開始しました。 *WBOとは World Boxing Organizationの略称。プロボクシングの世界王座認定団体。



 この度の取り組みでは、吉田実代選手に、スマルナ for Sportsの産婦人科医師が専属ドクターとして、オンライン診察やピルの処方サービスを提供し、選手のコンディションに合わせたご相談や悩みに寄り添いサポートします。さらに、スマルナに連携する助産師と薬剤師が365日オンライン医療相談を受け付けるなど、最適なタイミングで医療へ、そして婦人科へアクセスいただける環境を整えることで、予防医療の領域から健康課題に対し総合的にサポートします。

■スマルナ for Sports について



※2023年7月よりスポンサー契約を開始、契約期間は2024年6月30日まで(以降、希望に応じて更新)
※本サービスの利用状況を鑑み吉田選手に対しカスタマイズしたサポート体制を整え、9月15日より提供を開始。

■「スマルナ for Sports」提供の背景
 ネクイノは、オンライン診察プラットフォーム「スマルナ(※1)」をはじめ、婦人科領域を中心に、“女性の健康”や “QOL向上”などを目的とした多角的な健康支援に取り組み、女性の健康への関心や受療行動の変容のきっかけとなるサービスを提供しております。
 その中で、予防医療の領域から健康課題に対し総合的にサポートすることを目的とし、女性アスリートの健康課題と業界の活性化に向けた「スマルナ for Sports」をスタートいたしました。
 女性アスリートの皆さまをはじめ、全ての女性が自身の身体やライフスタイルと向き合い、自分自身で人生をコントロールしていくことが当たり前になる社会の実現を目指します。

■女性アスリートの健康課題
 女性アスリートの中には、試合と生理が重なり、本来のパフォーマンスを発揮できなかったり、生理痛や生理前に起こるPMSなどが原因で練習に集中できなかったりした経験を持つ方が多いという現状があります。ある調査では、約9割のトップアスリートが月経周期とコンディションに関連はあると回答しています。(※2)特に、アスリートは身体を酷使することも多く、コンディションに影響を与える特有の課題があるものの、日々の練習や試合のスケジュールの関係で医療へアクセスしづらい環境にあります。
 このような現状から、婦人科領域に特化したアセットを活かし、オンライン診察という手段を使い、必要なタイミングでいつでも医師や助産師、薬剤師などの医療専門家に気軽に相談してもらえるよう環境を整えるべく「スマルナ for Sports」を提供します。選手の皆さまに、科学的根拠に基づいた情報ほか、ピルについての正しい情報を届け、メディカルコミュニケーションを図ってまいります。

■吉田実代選手 コメント
 私はスマルナfor Sportsにサポートしてもらってから、今まで諦めていた悩みを解決し始めています。もっと世間にこのサービスが広まれば、助かる女性がたくさんいるのではないかと思います。
 今まで、女性特有の悩みを周囲に話しにくかったり、子育てやトレーニングに忙しく中々病院に行く時間もありませんでした。今までの自分の経験や中途半端な知識から、世界戦の計量当日にいきなり生理がきてしまったり、何ヶ月も生理がなかったり、逆に体脂肪を10%以下に削っても予定通りに生理がきたり…年々自分の身体をコントロールするのが難しくなってきました。
 今はNY在住で、診察時に英語でニュアンスの表現をするのも難しいため、こうしてスマルナfor Sportsを通じてオンライン診療ができ、本当に助かっています。
また、今までのピルについての間違った認識を改めて医師に相談し学べることで、更に自分の身体をアップデートし、世界チャンピオンに返り咲けると信じています。35歳、年齢を重ねても元気で第一線で活躍出来るキーになる気がします。
 自分の身体を知りつつ、まだまだ強く成長していきたいです。

<吉田実代選手 プロフィール>

吉田実代(よしだ みよ)
リングネームはMiyo Volcano Yoshida

1988年4月12日、鹿児島県生まれ。20歳の時に偶然見つけたハワイへの格闘技留学をきっかけに、全くの未経験から格闘技を始める。キックボクシング、総合格闘技などを経て2014年にボクサーへ転向。同年5月、4回判定勝ちでプロデビューを果たす。
2015年に女児を出産。2017年10月、初代日本女子バンタム級王者に。これまでの獲得タイトルは、初代日本女子バンタム級王座、第6代東洋太平洋女子バンタム級王座、WBO女子世界スーパーフライ級王座。
2022年12月より渡米し現地プロモーターと契約。今年4月に渡米後初であるアメリカデビュー戦を勝利で飾るなど、戦うシングルマザーとして世界へ挑戦し続けている。

■スマルナ for Sports 専属の産婦人科医師について

窪田 真知(くぼた まち)
スマルナ医科歯科クリニック院長

福岡県生まれ、福岡大学医学部卒。
大学病院、福岡赤十字病院などで研修を積み、1998年産婦人科専門医取得。福岡、佐賀の総合病院・産婦人科クリニックにて出産も含めた総合診療に携わる。2015年産業医資格を取得。
現在、婦人科医・産業医として活動中。

<スマルナ for sports専属医師・窪田真知先生 コメント>
 国際的に活躍する吉田選手がベストコンディションで試合に臨めるよう、日本からサポートできることに、やりがいと責任を感じています。安心して相談できる環境を作り、助産師・薬剤師と共に24時間いつでも相談に乗れるのもスマルナだからこその強みだと考えます。

(※1)スマルナについて
https://smaluna.com/
 2018年6月にリリースされた、オンライン診察でピルを処方するサービス。ピルの処方以外も、助産師や薬剤師が相談を受け付ける、スマルナ医療相談室を運営。10代~30代の方々を中心にご利用いただいている。スマルナアプリのダウンロード数は累計100万件を超える。
※医師の判断により対面受診を促す場合は医師の指示に従ってください。
※下記に該当する方は、ピルの処方が難しい場合がございます。
https://smaluna.com/qa/2116/

(※2)
 独立行政法人日本スポーツ振興センター 国立スポーツ科学センター(JISS)発行、2016年「Health Management for Female Athletes Ver.2-女性アスリートのための月経対策ハンドブック -」より
https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/jiss/info/pdf/Health%20Management%20for%20Female%20Athletes%20Ver2.pdf

■株式会社ネクイノ 会社概要
 医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」メディカルコミュニケーションカンパニーを掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進。2018年6月、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリース。2020年には企業向け福利厚生サービス「スマルナ for Biz」、2023年よりアスリートを支援する「スマルナ for Sports」の提供を開始。

会社名:株式会社ネクイノ(英表記:Next Innovation Inc.)
代表取締役:石井 健一
所在地:〒530-0002大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目13番22号 御堂筋フロンティア WeWork
URL:https://nextinnovation-inc.co.jp/
設立:2016年6月3日
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