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一般社団法人日本デフビーチバレーボール協会が設立した発達障がい児童支援施設が2023年10月2日大分県別府市亀川にオープン。

DBVA
スポーツ庁「令和4年度競技団体の組織基盤強化支援事業」から新たな発達支援システムが生まれました。

一般社団法人日本デフビーチバレーボール協会が、早稲田大学スポーツ科学学術院広瀬統一教授と連携し開発した「Be-Wellプログラム」を児童発達支援の柱として運営される施設。「遊びの工夫で、笑顔が増える」をコンセプトに、スポーツ科学の視点に立った運動療育プログラムを児童に提供します。



「発達障がい児童は、姿勢の調整や全身を協調した動きに関する課題を抱えていることがあります。これは、神経系や感覚処理に関連する問題が影響するものと考えられています。“Be-Wellプログラム”はこの課題に対してスポーツ科学の視点で対応し、遊びを通じて子ども達の協調運動の改善に貢献することを目標にしています。さらには生活の質向上にも貢献したいと考えています。」(早稲田大学スポーツ科学学術院教授 広瀬統一氏)

このプロジェクトはスポーツ庁「令和4年度競技団体の組織基盤強化支援事業」に採択された一般社団法人日本デフビーチバレーボール協会により事業運営されるもので、長年障がい者競技者を育成強化してきた協会のノウハウが生かされています。
「私たちが育成強化に努めている聴覚障がい競技者は、内耳特性によるバランス感覚の弱さ、低下しやすい集中力、感覚統合の未発達など、聴覚以外にも課題を抱えています。これらの解消及び強化方法については長年のノウハウがありますが、このノウハウは発達障がい児童支援にも有効であると考え、早稲田大学の広瀬教授に依頼し、指導体制構築の下、「Be-Wellプログラム」を開発

しました。このプログラムで遊んでいるうちに、毎日が楽しくなって、ご家族の笑顔が増えた、そんな評価が増えればうれしいことだと期待しています」(一般社団法人日本デフビーチバレーボール協会理事長牛尾洋人)
https://japanbeach.jp/


Be-WELLプログラムのコンセプト

移動動作、姿勢制御動作、操作動作を組わせて、運動能力を構成する7つの能力(バランス能力、変換応力、連結能力、リズム能力、定位能力、識別能力、反応能力)を育てます。

「幼児対象のプログラム例」

1.アイスブレーク(2~3分)
2.ボディワーク(10分)
・動物模倣(クマ、カニ、チーター)
・えんぴつコロコロ
・ライン歩き(踵歩き、つま先歩き、横歩き)
3.ファンゲーム(10分)
・ラダー遊び(前、横)
・サーキット(ライン歩き、トランポリン、ケンパー、ジャンピングジャック)
4.クーリング(2~3分)


9月29日金曜日体験会プログラム(午前10時、午後2時の2回)を開催します。(希望者参加自由、事前申し込み予約制)
お申し込みは
https://docs.google.com/forms/d/1cPBOOp9F1CtaRnF__3Hk4IDQi-Uh0ywXBDsdh0EZVqg/edit

1. Be-Wellプログラムの紹介(座学)
2. 視線解析体験(興味対象などを調べます)
3. Be-Wellプログラムの体験
4. 質疑応答
5. 希望者のみ個人面談
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