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2023年度グッドデザイン賞を受賞しました

東洋製罐グループホールディングス株式会社
-世界初の閉鎖系スフェロイド培養形成用容器「ウェルバッグ」、ドローン用遠隔型スプレー缶噴射装置「SABOT-3」-

東洋製罐グループは、このたび、世界初の閉鎖系スフェロイド培養形成用容器「ウェルバッグ」およびドローン用の遠隔型スプレー缶噴射装置である「SABOT-3」の2製品において、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2023年度グッドデザイン賞※を受賞いたしました。



受賞製品について
1.閉鎖系スフェロイド培養形成用容器「ウェルバッグ」

【製品概要について】
世界中で実用化に向けた研究・開発が行われている再生医療の分野において、iPS 細胞をはじめとしたさまざまな細胞でのスフェロイドの形成には、一般にプレートやディッシュなどの開放系の培養容器が使用されますが、より効率的で使い勝手がよいものの出現が望まれていました。
当社は、創業以来 100 年にわたり培ってきた容器開発の技術やノウハウを活用することにより、高効率かつハンドリング性に優れ、スフェロイドの培養・形成・回収までを可能とした世界初となる閉鎖系細胞培養用容器「ウェルバッグ」を開発、実用化いたしました。

【審査員からのコメント】
閉鎖環境でスフェロイドを形成するための画期的な培養バッグである。特に高く評価されたのは、1)均一なスフェロイドを超・効率的に形成できる、2)環境へも配慮した意匠、3)さらには研究開発から大量生産に向けたスケールアップまで対応可能、という点である。まさに産業振興に資するグッドデザインとして、お手本としたい象徴的なデザインである。今後の社会実装に伴う更なる進化を期待してやまない。

■製品に関するお問い合わせ先
東洋製罐グループホールディングス株式会社
新規事業推進室 事業化推進グループ
TEL:03-4514-2305
Mail:bis_innov_wellbag@tskg-hd.com
・製品リーフレット:
https://www.tskg-hd.com/group/service/pdf/2022_cellsolut_wellbag.pdf
・製品ホームページ:https://jp.open-up.tskg-hd.com/ideas/wellbag/
・プロダクトムービー:https://youtu.be/MUGj6oM01nk



2.ドローン用遠隔型スプレー缶噴射装置「SABOT-3」

【製品概要について】
「SABOT-3」はドローン用の遠隔型スプレー缶噴射装置で、本製品をドローンに搭載することで、空中からスプレー缶の噴射が可能となります。
これまで空撮が主な用途であったドローンに対し、新たに作業力を与えることで、足場レスの高所作業を実現します。防錆剤やコンクリートの表面含浸材による構造物の軽補修作業や、点検時のマーキング作業、忌避剤による鳥害対策など、スプレー缶を交換するだけで幅広い目的で使用することができます。また、スプレー缶を追加搭載できる補助噴射装置「増槽」を取り付け、噴射容量を増大させることも可能です。

【審査員からのコメント】
作業的役割をドローンに与え、細かい調整を重ねながら、使いやすくシンプルな設計で実現している。人と機械の共存・協力が必要になる時代背景のなか、このような取り組みはますます求められるだろう。

■製品に関するお問い合わせ先
東洋製罐株式会社
テクニカルセンター 技術開発統括室 新製品創出チーム 荒木
Mail: FaST@tskg-hd.com
・製品ホームページ:https://www.flying-aerosol.com
・プロダクトムービー: https://youtu.be/Tu4Kkoabrb8


※ グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/


当社グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。
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