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【救急DX】加古川市で救急医療情報システムを活用した実証実験を開始

株式会社Smart119
Smart119の救急需要予測AIプロジェクトが「加古川市デジタル技術実証サポート」に採択

千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、兵庫県加古川市(市長:岡田康裕)が公募した「令和5年度 加古川市情報通信技術等を活用した技術実証支援事業補助金」に「救急需要予測AIプロジェクト」が採択され、2023年8月28日より開始し、2024年2月29日まで技術実証を実施することを、本日発表します。過去の救急事案をデータ解析、同市が持つ課題を分析し、同社が開発した救急医療情報システム『Smart119』(特許第6875734号)を活用した技術実証を行います。



兵庫県加古川市は、東播磨地方の中心部に位置し、人口は約25万人、世帯数は約11万世帯に及びます。

同市は、市民中心の課題解決型スマートシティの実現を推進しています。「加古川市情報通信技術等を活用した技術実証支援事業補助金」は、その一環として同市をフィールドとしたデジタル技術等を活用した技術実証(PoC(Proof of Concept:概念実証)やエリア・対象者等を限定した実証を想定)を全国から公募したものです。採択プロジェクトには、技術実証の支援として経費の一部補助や実証フィールドなどが提供されます。株式会社Smart119は、「救急需要予測AIプロジェクト」に採択されました。

◆技術実証内容と評価
全国的に延伸傾向にある現場到着時間(救急車や救急隊が、救急現場に到着する時間)短縮の効果検証を行うべく、過去の救急事案をデータ解析し、同市における救急の課題を分析した上で『Smart119』を活用した技術実証を行います。技術実証は、2023年8月28日から2024年2月29日までです。
※対象地は加古川市消防本部管轄内全域(加古川市、稲美町、播磨町)

『Smart119』は、救急隊が出動現場で行う傷病者情報の入力、事故状況等の共有、複数の医療機関への一括受入要請などを、タブレット端末等を使って迅速に行える救急医療情報システムです。一刻を争う救急現場の業務効率化、救急隊員の負担軽減、医療機関とのスムーズな連携をサポートし、搬入先医療機関選定をはじめ、一連の救急活動時間の短縮を目指します。

▼救急医療情報システム『Smart119』の主な機能
https://smart119.biz/smart119/

株式会社Smart119は、今後もICTの力や柔軟で独創的なアイデアをもとに救急医療現場の効率化を目指し、1人でも多くの命を救う取り組み、市民が安心して暮らせるまちづくりに貢献し続けます。

■技術実証へのお問い合わせ
smart119toiawase@smart119.biz
※この技術実証についてのご質問やお問い合わせは株式会社Smart119にご連絡ください。

<株式会社Smart119について>
株式会社Smart119は「現役救急医が設立した、千葉大学医学部発スタートアップ」です。
『今の「119」を変える』ため、音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」を開発・運用。
千葉市において、日本医療研究開発機構 (AMED) の救急医療に関する研究開発事業を実施。
緊急時医師集合要請システム「ACES」、災害時をはじめ、医療事業継続支援システム「respon:sum」の開発・運用を行なっています。Smart119は「安心できる未来医療を創造する」を目指します。




【株式会社Smart119概要】
会社名: 株式会社Smart119
住所: 千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1千葉中央ツインビル2号館 7階
設立: 2018年5月
代表者: 中田 孝明
事業内容: 音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用
緊急時医師集合要請システム「ACES」の開発・運用
医療事業継続支援システム「respon:sum」の開発・運用
URL: https://smart119.biz
Twitter: https://twitter.com/Smart119_jp
メールアドレス: press@smart119.biz
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