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【新製品】視覚障害者が行きたい所へお出かけできる「ココテープ」発表 11月1日よりクラウドファンディング・体験会をスタート!

錦城護謨株式会社
錦城護謨とPLAYWORKSは、視覚障害者の歩行をガイドする、視覚障害者歩行テープを共同で企画開発。視覚障害者が持ち歩き、必要な場所に必要な時だけ貼ることで、視覚障害者の自主的な移動をサポートします。

「視覚障害者歩行誘導マット」などを製造・販売するゴムメーカー錦城護謨株式会社(本社:大阪府八尾市、代表取締役社長:太田泰造)と、障害者など多様なリードユーザーとの共創からイノベーションを創出するインクルーシブデザイン・コンサルティングファームPLAYWORKS株式会社(本社:東京都目黒区三田、代表取締役社長:タキザワケイタ)は、視覚障害者の自主的な移動をサポートする「ココテープ」(視覚障害者歩行テープ)を共同で企画・開発しました。 「ココテープ」をより多くの視覚障害者や支援者、施設などに届けるために、11月1日より「READYFOR」にてクラウドファンディングをスタート。また、東京では11月1日「サイトワールド」にて製品発表・体験会イベント、大阪では11月11日「インクルーシブパレード」に出展いたします。


画像の説明:ココテープのビジュアル。水色の背景に6個の様々な靴と、上下左右から伸びる黄色いココテープが、水平垂直に配置されている。ビジュアルの真ん中にはキャッチコピー「今日もココから、どこ行こう?」、右下にはココテープのロゴが記載されている。

ホームページ https://coco-tape.jp/


「ココテープ」開発経緯

点字ブロック(視覚障害者誘導用ブロック)は視覚障害者の移動を支援する社会インフラですが、敷設には大きな手間やコストが掛かり、必要とする場所に十分に敷設されているとは言えません。その状況に対して、視覚障害者は常に受け身であり、「ここにも点字ブロックを敷いて欲しい」「剥がれているので直して欲しい」などの要望を伝えることも難しいのが現実です。結果的に、多くの視覚障害者は外出や旅行を諦めてしまっています。
そこで、視覚障害者が気軽に必要な場所に必要な時だけ使える、「ココテープ」(視覚障害者歩行テープ)を企画・開発。視覚障害者が「ココテープ、ココに貼って!」と、気軽に言える社会の実現を目指します。
画像の説明:ココテープのビジュアル。背後の壁が緑、床は水色で黄色いココテープが横にまっすぐ引かれている。ココテープに両足を揃えて赤いズボン、黒いローファーを履き、白杖を持った人が立っている。
画像の説明:ココテープのビジュアル。水色の背景の真ん中に赤いリュックサック、その周りには、25cmの長さのココテープ3本、スマホ、時計、メガネ、白杖などの外出時のアイテムが整列して並べられている。
画像の説明:ココテープのビジュアル。水色の背景に、赤と青のストライプのトートバックが。右側から手が伸びており、バックから黄色いココテープを取り出そうとしている。


「ココテープ」(視覚障害者歩行テープ)

「ココテープ」(視覚障害者歩行テープ)は、視覚に障害がある方の歩行をガイドする、幅48mmの塩化ビニル製の屋内専用テープです。いつでもどこへでもカバンにいれて持ち歩き、必要な場所に必要な時だけ貼ることで、視覚障害者の自主的な移動をサポートします。

ココテープ
サイズ:幅48mm × 高さ6mm
素材:塩化ビニル(PVC)・接着テープ付き
カラー:イエロー
設置場所:屋内
製造:日本国内

ココテープ:3mロール(ラインで使いやすい)
長さ:3m
質量:384g
予定価格:4,200円(税込4,620円)
画像の説明:ココテープ3mロールの写真。幅48mm長さ3mで、ガムテープのように巻かれており、裏面には接着テープが付いている。テープは鮮やかな黄色。

ココテープ:1mシート(ポイントで使いやすい)
長さ:25cm × 4本
質量:32g(25cm)
予定価格:1,500円(税込1,650円)
画像の説明:ココテープ1mシートの写真。長さ25cmのココテープが4本並んでいる。A4サイズでカバンに折らずに収納できる。

※「商標登録」出願済み


「ココテープ」の特徴

(1) 視覚障害者の歩行をガイド
「ココテープ」は幅48mmで、両側面には高さ6mmの三角形の突起がある。塩化ビニル製で柔らかく、白杖や足裏で触れた時に床面との質感の違いや突起から、存在や方向性が感じ取られ、視覚障害者が歩行する際のガイドになります。
画像の説明:ココテープ断面のアップ写真。テープの両側面には高さ6mmの立ち上がりがあり、白杖や足裏で2本の立体的なラインを感じ取ることができる。

(2) 必要な場所に 必要な時だけ
「ココテープ」は長い距離で使用できるロールタイプと、ポイントで使用できるシートタイプの2種類があります。どちらもカバンに入れて持ち歩け、ニーズや状況に合わせて自由にカスタマイズしてご使用いただけます。
画像の説明:ココテープをハサミで好きな長さにカットしている。
画像の説明:カットしたココテープを床面に貼り付けている。

(3) 自分らしいライフスタイルをサポート
旅行や映画、スポーツ観戦、美術館… あなたが行きたいところへお出かけしよう!
「ココテープ」は、視覚障害者の自主的な移動をサポートすることで、生活の質の向上および社会参画を促進します。
画像の説明:床に真っ直ぐに引かれたココテープをガイドに、白杖を持った人が歩いている。


「ココテープ」体験者の声

「ココテープ」の開発には多くの視覚障害者や歩行訓練士にご協力いただき、ともに開発を進めてきました。実際に体験いただいた、視覚障害当事者の声をご紹介します。

・温泉など白杖が使えないところで使いたい。列に並ぶ時も、これが床にあれば大丈夫。誘導にも使って欲しい。(全盲・30代男性)

・サッカーを観戦する時に使いたい。スタジアムは景色が一緒だから、自分が行くゲートや座席にだけ貼っておきたい。(弱視・40代女性)

・オフィスで移動する時、これがあれば白杖を使わずにハンズフリーで歩けるから嬉しい。コーヒーを誰かに掛けてしまう不安もない。(全盲・40代女性)

・会社に点字ブロックを敷いてくださいとは言いづらいので、これ貼ってください!なら言いやすい。旅館とかにもお願いしやすい。(弱視・30代男性)

・ライブ会場のステージに出る時に使いたい! 今は自分でロープや割り箸を床に貼って、動線を作っているので。(全盲・20代男性)

・点字ブロックを敷く前にこれで試してみてから設置したら、点字ブロックの導入も進んで、視覚障害者はもっと歩きやすくなると思う。(全盲・30代男性)


「ココテープ」クラウドファンディング

クラウドファンディング「READYFOR」にて、「ココテープ」の先行販売を行います。
・タイトル:「ココテープ」で視覚障害者が行きたい所へお出かけできる社会を実現!
・目標金額:300,000円
・期間:2023/11/1~12/20(予定)
・主なリターン:ココテープ3mロール、ココテープ1mシート、ココテープ出張体験会、ココテープ敷設など
・資金の使途:製品の改良および金型の製作費、広報・プロモーション費など
・URL:https://readyfor.jp/projects/coco-tape



「ココテープ」イベント

東京、大阪にて「ココテープ」のイベントを実施します。メディア取材を希望される場合は、事前にご連絡ください。

東京:サイトワールド「ココテープ」製品発表・体験会イベント
日時:2023年11月1日(水)13時半から15時半
会場:すみだ産業会館 会議室4(丸井錦糸町店 9階)
https://www.sight-world.com/
サイトワールド会期中(11月1日~3日)は、PLAYWORKSブース(No.7)でも取材いただけます。

大阪:インクルーシブパレード「ココテープ」出展
日時:2023年11月11日(土)
会場:扇町公園(大阪府大阪市北区扇町1丁目1)
https://inclusive-parade.jp/


会社概要


企業名 :錦城護謨(きんじょうごむ)株式会社
代表者 :代表取締役社長 太田泰造
事業内容:工業用ゴム部品の生産・販売、軟弱地盤改良工事(設計・施工・管理)、視覚障害者歩行誘導マットの製造販売・施工
ホームページ:http://www.kinjogomu.jp/


企業名:PLAYWORKS株式会社
代表者:代表取締役社長 タキザワケイタ
事業内容:障害者など多様なリードユーザーとの共創からイノベーションを創出するインクルーシブデザインを活用した、新規事業・サービス・製品開発・人材育成・組織開発のコンサルティング
ホームページ:https://playworks-inclusivedesign.com/


本件に関するお問合せ・取材依頼先
錦城護謨株式会社 バリアフリー推進課 ココテープ担当
TEL:072-992-2328
メールアドレス:info_coco@kinjogomu.jp
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