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ジャパンハート創設者吉岡秀人が千嘉代子賞を受賞~継続的な発展途上国での医療支援活動を評価~

認定NPO法人ジャパンハート
国際医療NGOである(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)の創設者であり小児外科医の吉岡秀人が、令和5年度「千嘉代子賞」を受賞しました。



 この賞は公益財団法人ソロプチミスト日本財団がソロプチミスト精神に則り、さまざまな奉仕活動に対する援助や協力を行うことにより、より豊かな生活を実現し、国際相互理解の促進に寄与することを目的に実施する事業の一環です。その中でも千嘉代子賞は長年にわたり顕著な活躍を続けている人を称える賞です。
 この度、発展途上国にいる貧困層の人々に無償医療活動を続けていることが高く評価され、受賞にいたりました。小児がんを含む非感染性疾患の領域における治療は、費用がかかる上に専門家も多くありません。そんな中、吉岡をはじめジャパンハートは無償で医療を提供し、すべての人が平等に医療を受けられる体制づくりを実施しています。
 「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に小児外科医吉岡秀人によって2004年に設立された日本発祥の国際医療NGOジャパンハート。その原点は1995年、吉岡秀人がミャンマーにて日本人医師一人で活動を始めたことにあります。1人で朝から晩まで患者を診察していた活動も、28年継続し東南アジアを中心に発展途上国での小児がん手術をはじめとする年間34,000件以上の治療活動や、国内離島・へき地、新型コロナウイルス感染症のクラスターとなった医療/福祉機関への人員派遣等を行うまで拡大しています。

受賞コメント 特定非営利活動法人ジャパンハート 最高顧問/ファウンダー/小児外科医 吉岡秀人



本日はこのような機会をいただきありがとうございました。1995年、ミャンマーで活動をはじめた当時、色んな人から「先生のやっていることはサステナブルじゃない、あなたがいなくなったらここは元通りだ」と言われました。あれから28年。僕のやっている医療はどんどん発展して今ここで話している間も数百人の人たちが、治療をしてくれています。

ではなぜ僕の活動は発展的に続いてきたのだろう。それは、「医療を受けられない人たちの力になりたい」「困っている人の力になりたい」この思いは人間としてうまれてきた時から僕の中に、皆さんの中にある。これ以上サステナブルなものはないのではないかと思ったのです。「困っている人たちを助けたい」という思いがずっとつながって活動が続いてきました。皆さんの思いを受け取って、子どもたちの命に代えていきたいと思います。

【吉岡秀人プロフィール】※「吉」は正確にはツチヨシの「吉」
特定非営利活動法人ジャパンハート(国際医療NGO)最高顧問/ファウンダー/小児外科医。1965年8月12日生まれ、大阪府吹田市出身。大分医科大学(現 大分大学医学部)卒業後、大阪・神奈川の救急病院等で勤務。1995年、単身ミャンマーへ渡り医療支援活動を開始。その後一時帰国し、2003年からミャンマーで活動を再開する。2004年に国際医療ボランティア団体「ジャパンハート」を設立。2021年12月 「第69回菊池寛賞」受賞。毎日放送(MBS)『情熱大陸』には3度出演。
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