「オンラインシステムLABOSPECT PlaNet」を提供開始
日立ハイテク
生化学自動分析装置の稼働情報をクラウドに集約し、検査業務の効率化を支援
株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)は、このたび「オンラインシステム LABOSPECT PlaNet (以下、LABOSPECT PlaNet)」を開発し、2023年11月10日から日本国内に向けた提供を開始しました。「LABOSPECT PlaNet」は日立ハイテクが販売する生化学自動分析装置の稼働情報*を集約し、臨床検査室運営の最適化を支援するクラウドベースのサービスです。臨床検査室を中心とした各ステークホルダーに対して、検査業務や機器保守の効率化をサポートする情報を提供します。本システムを通じて、日立ハイテクは医療従事者の検査業務における負担軽減と高品質な検査データに基づく安全安心な医療に貢献します。 * アップロードする情報に個人情報は含まれていません。
■新製品の特徴
「LABOSPECT PlaNet」では、生化学自動分析装置の稼働情報や各種データをクラウドへアップロードすることで、お客さまと当社サービス部門の円滑な連携を支援します。生化学自動分析装置から発信されたアラーム情報などは随時クラウドにアップロードされ、緊急性の高いアラームは即時にサービス部門へ通知されます。さらに、万が一トラブルが発生した場合も、定期的にクラウドへアップロードされた装置稼働情報を解析することで、復旧時間の短縮が期待されます。
■システム構成
「LABOSPECT PlaNet」は最大4台の生化学自動分析装置(「LABOSPECT 008 α」、「LABOSPECT 006」、「3500」)の稼働状況を、臨床検査室に設置した専用サービスプロセッサ(装置との通信専用端末)経由でクラウド上にアップロードします。お客さまは、インターネット接続可能なデバイスを通じて各種情報を確認できます。「LABOSPECT PlaNet」では不正アクセスの防止、通信データの保護など網羅的なセキュリティ対策を行っています。
■開発の背景
臨床検査を取り巻く環境は、ISO15189の認定や医療法改正などにより刻々と変化し、安全かつ高品質な臨床検査に対する要求が高まっています。さらに、今後はタスク・シフト/シェアの推進によって臨床検査技師の業務範囲が拡大するため、検査業務の効率化も大きな課題の一つです。
■今後の展開
クラウドに集約された膨大なデータを活用し、検査データの品質保証や装置の予兆診断など、「LABOSPECT PlaNet」のサービスを強化していきます。プロダクトとデジタルを掛け合わせた利点を最大限に活用し、装置・サービスの改良や、お客さまへのソリューション提案の拡充へとつなげます。
また、2023年10月、日立グループのヘルスケア事業の強化を目的として、2024年4月に日立製作所のヘルスケア事業本部を日立ハイテクに承継することを発表しました。日立ハイテクは、ヘルスケア事業におけるパーパス “Innovating Healthcare, Embracing the Future” に基づき、今後さらに、高品質・高機能な診断、診断・治療の最適化、個別化医療の実現といったヘルスケアイノベーションを創出していきます。
■日立ハイテクについて
日立ハイテクは、2001年、株式会社日立製作所 計測器グループ、同半導体製造装置グループと、先端産業分野における専門商社である日製産業株式会社が統合し、誕生しました。2020年、日立製作所の完全子会社となり連携を強化していくことで、社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現をめざしています。
医用分析装置、バイオ関連製品、半導体製造装置、分析機器、解析装置の製造・販売に加え、社会・産業インフラ、モビリティなどの分野における高付加価値ソリューションの提供を通して、グローバルな事業展開を行っています(2023年3月期日立ハイテクグループ連結売上収益は6,742億円)。
詳しくは、日立ハイテクのウェブサイト( https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/ )をご覧ください。
■お問い合わせ先
株式会社日立ハイテク アナリティカルソリューション事業統括本部
ライフ&メディカルシステム営業本部 医用マーケティング部 [担当:塩原]
〒105-6411 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
電話:080-1007-4328(直通)
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生化学自動分析装置の稼働情報をクラウドに集約し、検査業務の効率化を支援
株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)は、このたび「オンラインシステム LABOSPECT PlaNet (以下、LABOSPECT PlaNet)」を開発し、2023年11月10日から日本国内に向けた提供を開始しました。「LABOSPECT PlaNet」は日立ハイテクが販売する生化学自動分析装置の稼働情報*を集約し、臨床検査室運営の最適化を支援するクラウドベースのサービスです。臨床検査室を中心とした各ステークホルダーに対して、検査業務や機器保守の効率化をサポートする情報を提供します。本システムを通じて、日立ハイテクは医療従事者の検査業務における負担軽減と高品質な検査データに基づく安全安心な医療に貢献します。 * アップロードする情報に個人情報は含まれていません。
■新製品の特徴
「LABOSPECT PlaNet」では、生化学自動分析装置の稼働情報や各種データをクラウドへアップロードすることで、お客さまと当社サービス部門の円滑な連携を支援します。生化学自動分析装置から発信されたアラーム情報などは随時クラウドにアップロードされ、緊急性の高いアラームは即時にサービス部門へ通知されます。さらに、万が一トラブルが発生した場合も、定期的にクラウドへアップロードされた装置稼働情報を解析することで、復旧時間の短縮が期待されます。
■システム構成
「LABOSPECT PlaNet」は最大4台の生化学自動分析装置(「LABOSPECT 008 α」、「LABOSPECT 006」、「3500」)の稼働状況を、臨床検査室に設置した専用サービスプロセッサ(装置との通信専用端末)経由でクラウド上にアップロードします。お客さまは、インターネット接続可能なデバイスを通じて各種情報を確認できます。「LABOSPECT PlaNet」では不正アクセスの防止、通信データの保護など網羅的なセキュリティ対策を行っています。
■開発の背景
臨床検査を取り巻く環境は、ISO15189の認定や医療法改正などにより刻々と変化し、安全かつ高品質な臨床検査に対する要求が高まっています。さらに、今後はタスク・シフト/シェアの推進によって臨床検査技師の業務範囲が拡大するため、検査業務の効率化も大きな課題の一つです。
■今後の展開
クラウドに集約された膨大なデータを活用し、検査データの品質保証や装置の予兆診断など、「LABOSPECT PlaNet」のサービスを強化していきます。プロダクトとデジタルを掛け合わせた利点を最大限に活用し、装置・サービスの改良や、お客さまへのソリューション提案の拡充へとつなげます。
また、2023年10月、日立グループのヘルスケア事業の強化を目的として、2024年4月に日立製作所のヘルスケア事業本部を日立ハイテクに承継することを発表しました。日立ハイテクは、ヘルスケア事業におけるパーパス “Innovating Healthcare, Embracing the Future” に基づき、今後さらに、高品質・高機能な診断、診断・治療の最適化、個別化医療の実現といったヘルスケアイノベーションを創出していきます。
■日立ハイテクについて
日立ハイテクは、2001年、株式会社日立製作所 計測器グループ、同半導体製造装置グループと、先端産業分野における専門商社である日製産業株式会社が統合し、誕生しました。2020年、日立製作所の完全子会社となり連携を強化していくことで、社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現をめざしています。
医用分析装置、バイオ関連製品、半導体製造装置、分析機器、解析装置の製造・販売に加え、社会・産業インフラ、モビリティなどの分野における高付加価値ソリューションの提供を通して、グローバルな事業展開を行っています(2023年3月期日立ハイテクグループ連結売上収益は6,742億円)。
詳しくは、日立ハイテクのウェブサイト( https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/ )をご覧ください。
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株式会社日立ハイテク アナリティカルソリューション事業統括本部
ライフ&メディカルシステム営業本部 医用マーケティング部 [担当:塩原]
〒105-6411 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
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(2023/11/16 11:17)
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