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【西東京市】健康アプリを活用し、市民の健康関連イベントへの参加を12.5倍に増加させ「第12回 健康寿命をのばそう!アワード」 スポーツ庁長官賞を受賞!

西東京市役所
西東京市は、2023年11月27日(月)に開催された厚生労働省及びスポーツ庁主催「第12回健康寿命をのばそう!アワード」にて、スポーツ庁長官 優秀賞を受賞いたしました。このアワードは、2011年より実施されている「スマート・ライフ・プロジェクト」の取組の一環として、生活習慣病予防の啓発活動の奨励・普及を図ることを目的に実施されています。スポーツ庁長官優秀賞は、特にスポーツ・運動を通じて優れた取組を行っている企業、団体、自治体を表彰するものです。 自治体として健康アプリ「あるこ」を導入し、コロナ禍でも健康寿命の延伸に対する取組を続け、目に見える成果を残していることで受賞となりました。



受賞のポイント 


「健康」応援都市として、コロナ禍でも“できる”“続けられる”運動による健康づくりを、市民とともに進めています。
今回評価いただいたポイントは、アプリを活用して健康指標の一つである「歩数」を見える化したことに加え、ウォーキングやエクササイズに応じてポイントを付与するなど、楽しみながら参加できる工夫がされていること。また、スポーツ実施率が低くなっている20~50代、特に女性の参加を促せており、主体性と継続性が高いことが評価されました。

【健康寿命をのばそう!アワード 公式サイト】 https://www.smartlife.mhlw.go.jp/award/

取り組みの概要


【目的】
 1.健康寿命の延伸
 2.コロナ禍における主観的健康観の向上
 3.「健康」応援都市の実現

【登録者数】
導入日:2020年11月2日
登録者数:5,026名(令和5年10月末)

【西東京市の課題】
健康応援都市として、10年ほど前から紙媒体による「健康チャレンジ」事業を実施
・実施期間が限定的なため、恒常的な取組になっていない
・参加者が少ない
・健康づくり事業の指標材料となる「市民の平均歩数の現状」を把握できない
という課題に対し抜本的見直しを図る必要があった。

【課題解決のため健康アプリ「あるこ」を導入】
西東京市健康づくり推進プラン後期計画において、3つの点を重視して選択

1,ターゲット世代の活用のしやすさ
特に重要なターゲット世代として位置付けている「働き世代・子育て世代」が日常的に使う「スマホアプリ」での事業構築

2,カスタマイズ性とコストとのバランス
株式会社グッピーズが運営する「グッピーヘルスケア」というアプリをベースに、「西東京市」独自のページをつくることができ、補助金の活用も含め費用を抑えたうえでスピーディーに導入ができた。市独自ページ内では、各種健康行動のポイント化、西東京市オリジナル「しゃきしゃき体操」動画視聴を組み込む等工夫したことも、継続率を向上させている。

参考:西東京市 しゃきしゃき体操動画
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kenko_hukusi/kenkou_ouentoshi/shakishaki/shaki_movie.html

3,楽しみながら取り組める継続のしやすさ
「あるこ(グッピーヘルスケア)」は、見やすいデザインで豊富なコンテンツ(体重や食事管理など16種類以上のコンテンツがあり、970種類以上のエクササイズ動画の視聴も可能)があるため、市民それぞれのニーズに合わせやすく、楽しみながら継続ができる。また、体重記録や歩数計など、各ページアクセス数の確認ができて市民の興味・関心が把握しやすく、次の施策検討につなげる指標ができる。

【成果】
健康増進事業への参加者が約12.5倍に増加
アプリ導入前(紙媒体):400人程度
アプリ導入後:5,000人以上(2023年10月末時点)

アプリ内イベントにより平均歩数が5%増加
アプリ登録前後で平均歩数が、一人当たり1,928歩/日 増加
1日当たりの平均歩数8,000歩以上の人数が1.2倍(実施後アンケートより)

アプリの継続利用により健康意識の向上
・約75%の人が歩くことを意識するようになった
・約43%の人が「できるだけ身体を動かすこと」を意識するようになった
*利用者アンケートを実施(年1回)、アプリ内イベント終了時の簡易的なアンケート(年6回)

屋外ウォーキングイベントの集客数が20倍に増加
アプリ導入前:20名程度/各回
アプリ導入後:400名程度/各回 
*2021年度、2022年度に、本アプリを使って様々な地域資源を活用したウォーキングイベントを実施


■利用者コメント
 99%がアプリを使い続けたいと回答

(2022年12月14日~2023年1月16日アプリ内アンケート実施・N=625)

・予想したよりも、歩くモチベーションになっています
・毎日歩数をチェックしたり、動画で運動したりするのがルーティン化されました
・親子三世代で登録しており、歩数や順位が話題にのぼる事も多くいい刺激になっています 等

■担当者コメント



関係者の皆様、このたびは未来につながる光栄な賞をいただきありがとうございます。利用いただいている市民の皆さんに、良い報告ができます!
コロナ禍での様々な健康不安のお声を市民の皆さんから伺い、何かできることはないかと職員で話し合い、本アプリを導入し、運用を開始しました。
地域の事業者の皆さんとの連携によるインセンティブが提供できたことも大事な実績です。この場をお借りし、お礼を申し上げます。市民・事業者・市が一緒に進めてきたからこそ、市民の健康意識の向上につながるだけでなく、私たち職員のサポート体制強化のための一助にもなり、まち全体で進化していくことができるアプリになりました。今後より多くの方に活用していただけるように取り組んでまいります。

健康福祉部 ささえあい・健康づくり担当部長 
五十嵐 豊


このたびは、市民の皆さんと歩んできた成果に対し、表彰をいただきありがとうございます。
今回スポーツ庁長官賞を受賞できましたのは、コロナ禍でも健康に対する意識を高く持ち、取組んでいただいた市民の皆さんのお陰です。心より感謝申し上げます。
市では、「新しい生活様式」が求められる中、「歩く」ことを中心に、日常の中で健康づくりを行うことができるアプリとして、リリースいたしました。
20代、働き世代・子育て世代、高齢者の方まで、幅広い世代の皆様が、地域でのつながりを広げながら、活用いただいていることを、職員一同うれしく思っております。歩くことと、身体を動かすことを楽しみ、お一人おひとりの健康寿命に役立てていただけるよう、今後も「健康」応援都市として、取り組んでまいります。

健康福祉部 健康課課長 岡本


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西東京市
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/
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