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CBD配合のデリケートゾーンオイルによるカンジダ菌抑制効果についての検証レポート

株式会社ウェルファーマ
株式会社ウェルファーマ(代表取締役:福田一生)では、自社で企画・販売を行う、CBD配合のデリケートゾーン用オイルのカンジダ菌抑制効果を大阪大学内の研究施設にて計測いたしました。本試験はin vitro試験としてデザインされたものです。



世界的な利用が拡大するCBD(カンナビジオール)は、経口摂取や気化して肺から血中に取り込む方法が一般的ですが、最近では皮膚に塗布することで肌へどのような影響があるかの研究も盛んに進められています。
CBDには高い抗酸化力や抗菌作用があることが認められており、スキンケア製品やエイジングケア製品が各国にて販売されています。

株式会社ウェルファーマ(代表取締役:福田一生)は、自社で企画・販売を行う、CBD0.5%配合のデリケートゾーンオイルのカンジダ菌抑制効果を大阪大学内研究施設にて、検証いたしました。

女性の5人に1人が悩まされるカンジダ菌


本研究の背景には、カンジタ菌に悩む女性が増えていることへの問題意識があります。

皮膚や膣内、口腔内の常在菌であるカンジダ菌は、免疫力の低下やホルモンバランスの乱れなどにより異常に増殖することが確認されています。その結果、炎症トラブルやおりものの増加や不快感を引き起こし、「膣カンジダ」の症状に悩まされる女性は、5人に1人いるといわれています。

カンジダ菌の予防は、免疫力やホルモンバランスを乱さないように生活習慣に気を付けたり、デリケートゾーン周辺をできるだけ清潔に保つなどの方法しかなく、再発を繰り返して悩んでいる女性も多くいます。
また、膣カンジタ菌が増加してしまった場合は、真菌であるカンジタ菌を殺菌するために強い抗生物質が使用され、人体に必要な常在菌まで殺菌してしまう等の副作用があるとされています。

試験概要


<試験検体>
CBDを0.5%含有したセサミオイルを主体としたデリケートゾーン用オイル

<試験概要>
試験検体中におけるカンジダ菌の増殖抑制効果を試験対照と比較し、評価する。

<試験対象菌株>
Candida albicans NBRC1594 カンジダ アルビカンス

※カンジダアルビカンスはヒト常在菌の酵母(真菌)の一種である。通常は消化管や膣など粘膜を中心に生息しており、宿主の免疫低下時の日和見感染など様々な疾病に関与している病原真菌である。

<試験方法>
前培養を行ったカンジダ菌を血球計算盤で菌数測定し、1-5 x 105 CFU/mLとなるようにイオン交換水で調製。
その後、試験管内で調整した菌液と、CBD配合のオイルをよく攪拌した後、37℃のウォーターバスシェーカー内で24時間振盪培養を行った。
24時間後、試験液に45 mLのSCDLP培地を添加し、よく撹拌した。3,000 xg遠心を行い、上澄みを除いた後、生理食塩水10mLで洗浄し、再度遠心を行った。上清除去後、できたペレットを生理食塩水5mLで懸濁させた。懸濁させた菌液をさらに生理食塩水を用いて10倍段階希釈系列を作成した。10倍段階希釈系列を10φシャーレに1mLずつ添加し、サブローブドウ糖寒天培地を用いて25℃で2日間混釈培養を行った。コロニーの形成を目視で確認した後、形成されたコロニー数の測定データを元に増殖抑制効果を算出した。

<試験日>
2023年11月28日

試験結果


<試験結果>
▼ セサミオイルと検体(CBD0.5%含有デリケートゾーンオイル)の比較

▼ ブドウ糖培地と検体(CBD0.5%含有デリケートゾーンオイル)の比較


考察および結論


試験検体の菌に対する増殖抑制効果を評価した。
検体(CBD0.5%含有デリケートゾーンオイル)は、カンジダアルビカンスに対して抗菌効果を示し、通常の増殖環境と比較し99.8%の菌数を減少させました。またセサミオイル単体と比べてもCBDを配合したオイルが有意にカンジタ菌への高い抑制効果を示しました。

海外でも実施された先行研究でもCBDのカンジタ菌に対する殺菌・抑制効果が報告されていますが、実際にCBDを配合したデリケートゾーンオイルでも、同様の結果が確認されました。
一方で、今回の試験はあくまで試験管試験として実施した基礎研究ではあるため、今後ヒト臨床試験の実施による検証が必要とされます。

今後の展開


「エビデンスベースドのウェルネスケアソリューションを通じて、人々のコンディションの不満を解消し、生涯健康満足度と幸福度の最大化に貢献する」を事業目的に掲げる当社は、今後も基礎試験や臨床試験の実施も進めながら、研究データに基づいた商品の開発を進めてまいります。

2023年12月5日には、衆議院に続いて参議院でも大麻取締法ならびに向精神薬・麻薬取締法の一部改正法案が可決され、2024年に改正法が施行されていく見通しです。今後、CBDをはじめとした大麻由来医薬品の利用が拡大していくことが期待される中で、今回研究を行った領域における医薬品の開発も視野に入れた取り組みを進めていきます。

株式会社ウェルファーマ


【会社概要】
■株式会社ウェルファーマ
●代表取締役CEO:福田 一生
●本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-4-3 JP渋谷3F
●会社設立:2018年5月2日
●公式HP:https://wellpharma.co.jp/

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株式会社ウェルファーマ
担当:米山・内藤
メール:2b@wellpharma.co.jp

【本リリースについてのお問い合わせ】
株式会社ウェルファーマ
担当:米山・谷口
メール:contact@wellpharma.co.jp
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