「機能性構音障害を知ってもらう啓蒙パンフレット」作成のためのクラウドファンディング募集中
一般社団法人ことばサポートネット
ことばや発音に悩む人が、気軽に相談できる世の中を目指して―
ことば・発音が専門の言語聴覚士によって設立された「一般社団法人 ことばサポートネット」は、「機能性構音障害を知ってもらう啓蒙パンフレット」を作成するため、制作費をクラウドファンディングサイト「READYFOR」で募集しています。募集期間は2023年11月22日~2024年1月20日。募集金額は58万円を目指します。 URL:https://readyfor.jp/projects/kotoba-support-net
「機能性構音障害を知ってもらう啓蒙パンフレット」作成の背景と概要
「せんせい」が「しぇんしぇい」、「きりぎりす」が「ぎじぃぎじぃす」のような発音になるお子さんに出会ったことはありますか?
ほとんどのお子さんが小学校入学の頃には大人と同じような発音に近づいていきますが、中には発音の不明瞭さが残る方もいらっしゃいます。その場合は「機能性構音障害」の可能性があります。「機能性構音障害」は難聴や口の病気、発達の心配事がなくても、どなたにでも起こり得る障害です。
ことばの育ちが周りのお子さんと違っていても、様子を見るうちにいつの間にか違和感がなくなっている、ということも少なくありません。しかしながら、本来は医療の介入が必要な場合や、言語療法を受けることが推奨されているケースであっても、「機能性構音障害」があまり知られていないために「様子を見る」だけで済まされてしまい、相談・支援につながりにくい現状があります。
「うまく発音できずに、友達にからかわれてつらかった」「進路選択のとき、滑舌が悪いために職業選択に不自由さを感じた」
これは、発音に悩んでいた当事者の声です。悩みの多い子ども時代のうちに「機能性構音障害」を知り、言語聴覚士等の専門家に相談し、適切な対処を受けていたなら……と思わずにはいられません。
発音でからかわれる人をなくしたい。発音のために将来の選択肢を狭めてほしくない。そんな思いで、私たち「一般社団法人 ことばサポートネット」は、「機能性構音障害」を知ってもらい、専門家への相談と適切な対処を促す啓蒙パンフレットを作成します。
このパンフレットを通じて、発音で悩んでいるお子さんには、決して自分の努力が足りないからではないこと、言語聴覚士がお手伝いできるかもしれないことを伝えたいと思います。保護者やご家族の方、幼稚園・保育園・学校の先生など、周りのみなさんには「ひょっとして、機能性構音障害かもしれない」と気づき、言語聴覚士に相談していただければ、と考えています。
難しい本ではなく、誰もが手に取りやすく、「ひょっとして…」という気づきになるパンフレットを目指します。
機能性構音障害を知ってもらう啓蒙パンフレット作成クラウドファンディング概要
【主催】一般社団法人 ことばサポートネット(https://www.kotoba-support-net.org/)
【クラウドファンディング実施機関】2023年11月22日~2024年1月20日
【受付窓口】クラウドファンディングサイト「READYFOR」(https://readyfor.jp/projects/kotoba-support-net)
【目標金額】580,000円
【ご支援いただいた資金の用途】
・ 専門家謝礼、パンフレット構成検討費 … 220,000円
・ パンフレット製作費 … 210,000円
・ 印刷費・通信費・リターン費用 … 110,000円
【返礼品】感謝のお手紙、パンフレット
【その他】目標額を超えた場合は、当法人の機能性構音障害支援に係る活動費に充てさせていただきます(例:専門家調査の充実都道府県の教育機関等への冊子配布、無料相談実施人件費等)
パンフレットの詳細
・機能性構音障害の定義と代表的な症状(どのような障害か)
・親や先生の対応について(音読を無理に頑張らせても解決しないなどチェックのポイント)
・見落としを避けたい機能性構音障害以外の病気や障害(関連する疾患)等
※パンフレット作成にあたり、事前調査および複数名の専門家を招いての会議を開催し、内容の適切性を担保します。
応援メッセージ
相談できる場があることを知ってほしい
言語聴覚士 関西福祉科学大学 工藤芳幸先生
子どもに関わる言語聴覚士(ST)の仲間としてことばサポートネットさんの企画を応援しています。
私にも「機能性構音障害」があり、子どもの頃はなかなか言っていることが伝わらず、聞き返されることや、間違いを指摘されることがしばしばありました。これは自分だけではなんともし難いもので、当時は手立てがあることもわかりませんでした。ことばサポートネットさんのパンフレットによって、ことばの伝わりにくさがある子どもへの関わり方や、相談できる場があることを誰もが知るようになることを願っています。
子どもの発音に悩む保護者の安心につながることを願って
言語聴覚士 旭川市立大学短期大学部 熊田広樹先生
ことばの相談の中で最も多いものの一つが発音に関することです。「3歳児健診で発音不明瞭と言われたけど、どうしたらいいの?」「就学健診で発音の誤りを指摘されたけど、入学までにきれいになるの?」などと、心配だけれどどうしていいのかわからないという保護者もまだまだ多い現状があります。
一般社団法人ことばサポートネットさんによるパンフレットが、健診会場や小児科クリニック、子育て支援センターなど誰もが利用する場所に置かれることで隅々まで行き届き、子育て中の保護者の安心につながることを願って、この企画を応援しています。
からかいが無くなり、自分らしく、のびのびと生きていけますように
言語聴覚士 「子どもの発達を考えるSTの会」代表 中川信子先生
子どもの発音(構音)のことを心配している親ごさんはとても多いのに、気軽に発音のことを相談したり、練習したりできる仕組みが日本にはありません。お子さん対象の言語聴覚士は大幅に不足しています。
一般社団法人ことばサポートネットさんは、発音(構音)をオンラインで練習して言えるようにしてあげようと努力中です。 それだけでなく、今回、発音のまちがい(構音障害)の仕組みやどんなふうに対応してあげたらいいのか、分かりやすいパンフレットを作ろうとしています。 パンフレット作成の企画を応援します。ムリな言わせやからかいがなくなって、子どもさんが自分らしくのびのびと生きていけますように。
一般社団法人 ことばサポートネットについて
当法人では、ことばや発音に悩むみなさんに、言語聴覚士がいつでも寄り添える体制づくりを進めています。現在はオンラインでの個別支援、保育施設、子育て関連施設、教育機関、医療機関等での言語聴覚士による支援の提供、幼稚園・保育園やことばの教室ご担当の先生方への情報提供、保護者や先生方に向けた無料相談会、講座などを行っています。
【概要】
団体名:一般社団法人ことばサポートネット
代表:埜藤奈美
設立: 2022年4月
事業内容:地域をこえて、ことばの困りごとを抱えている方やその支援者の方々への言語療法、研修開催、調査・研究、啓蒙活動などを行っています。
HP:https://www.kotoba-support-net.org/
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ことばや発音に悩む人が、気軽に相談できる世の中を目指して―
ことば・発音が専門の言語聴覚士によって設立された「一般社団法人 ことばサポートネット」は、「機能性構音障害を知ってもらう啓蒙パンフレット」を作成するため、制作費をクラウドファンディングサイト「READYFOR」で募集しています。募集期間は2023年11月22日~2024年1月20日。募集金額は58万円を目指します。 URL:https://readyfor.jp/projects/kotoba-support-net
「機能性構音障害を知ってもらう啓蒙パンフレット」作成の背景と概要
「せんせい」が「しぇんしぇい」、「きりぎりす」が「ぎじぃぎじぃす」のような発音になるお子さんに出会ったことはありますか?
ほとんどのお子さんが小学校入学の頃には大人と同じような発音に近づいていきますが、中には発音の不明瞭さが残る方もいらっしゃいます。その場合は「機能性構音障害」の可能性があります。「機能性構音障害」は難聴や口の病気、発達の心配事がなくても、どなたにでも起こり得る障害です。
ことばの育ちが周りのお子さんと違っていても、様子を見るうちにいつの間にか違和感がなくなっている、ということも少なくありません。しかしながら、本来は医療の介入が必要な場合や、言語療法を受けることが推奨されているケースであっても、「機能性構音障害」があまり知られていないために「様子を見る」だけで済まされてしまい、相談・支援につながりにくい現状があります。
「うまく発音できずに、友達にからかわれてつらかった」「進路選択のとき、滑舌が悪いために職業選択に不自由さを感じた」
これは、発音に悩んでいた当事者の声です。悩みの多い子ども時代のうちに「機能性構音障害」を知り、言語聴覚士等の専門家に相談し、適切な対処を受けていたなら……と思わずにはいられません。
発音でからかわれる人をなくしたい。発音のために将来の選択肢を狭めてほしくない。そんな思いで、私たち「一般社団法人 ことばサポートネット」は、「機能性構音障害」を知ってもらい、専門家への相談と適切な対処を促す啓蒙パンフレットを作成します。
このパンフレットを通じて、発音で悩んでいるお子さんには、決して自分の努力が足りないからではないこと、言語聴覚士がお手伝いできるかもしれないことを伝えたいと思います。保護者やご家族の方、幼稚園・保育園・学校の先生など、周りのみなさんには「ひょっとして、機能性構音障害かもしれない」と気づき、言語聴覚士に相談していただければ、と考えています。
難しい本ではなく、誰もが手に取りやすく、「ひょっとして…」という気づきになるパンフレットを目指します。
機能性構音障害を知ってもらう啓蒙パンフレット作成クラウドファンディング概要
【主催】一般社団法人 ことばサポートネット(https://www.kotoba-support-net.org/)
【クラウドファンディング実施機関】2023年11月22日~2024年1月20日
【受付窓口】クラウドファンディングサイト「READYFOR」(https://readyfor.jp/projects/kotoba-support-net)
【目標金額】580,000円
【ご支援いただいた資金の用途】
・ 専門家謝礼、パンフレット構成検討費 … 220,000円
・ パンフレット製作費 … 210,000円
・ 印刷費・通信費・リターン費用 … 110,000円
【返礼品】感謝のお手紙、パンフレット
【その他】目標額を超えた場合は、当法人の機能性構音障害支援に係る活動費に充てさせていただきます(例:専門家調査の充実都道府県の教育機関等への冊子配布、無料相談実施人件費等)
パンフレットの詳細
・機能性構音障害の定義と代表的な症状(どのような障害か)
・親や先生の対応について(音読を無理に頑張らせても解決しないなどチェックのポイント)
・見落としを避けたい機能性構音障害以外の病気や障害(関連する疾患)等
※パンフレット作成にあたり、事前調査および複数名の専門家を招いての会議を開催し、内容の適切性を担保します。
応援メッセージ
相談できる場があることを知ってほしい
言語聴覚士 関西福祉科学大学 工藤芳幸先生
子どもに関わる言語聴覚士(ST)の仲間としてことばサポートネットさんの企画を応援しています。
私にも「機能性構音障害」があり、子どもの頃はなかなか言っていることが伝わらず、聞き返されることや、間違いを指摘されることがしばしばありました。これは自分だけではなんともし難いもので、当時は手立てがあることもわかりませんでした。ことばサポートネットさんのパンフレットによって、ことばの伝わりにくさがある子どもへの関わり方や、相談できる場があることを誰もが知るようになることを願っています。
子どもの発音に悩む保護者の安心につながることを願って
言語聴覚士 旭川市立大学短期大学部 熊田広樹先生
ことばの相談の中で最も多いものの一つが発音に関することです。「3歳児健診で発音不明瞭と言われたけど、どうしたらいいの?」「就学健診で発音の誤りを指摘されたけど、入学までにきれいになるの?」などと、心配だけれどどうしていいのかわからないという保護者もまだまだ多い現状があります。
一般社団法人ことばサポートネットさんによるパンフレットが、健診会場や小児科クリニック、子育て支援センターなど誰もが利用する場所に置かれることで隅々まで行き届き、子育て中の保護者の安心につながることを願って、この企画を応援しています。
からかいが無くなり、自分らしく、のびのびと生きていけますように
言語聴覚士 「子どもの発達を考えるSTの会」代表 中川信子先生
子どもの発音(構音)のことを心配している親ごさんはとても多いのに、気軽に発音のことを相談したり、練習したりできる仕組みが日本にはありません。お子さん対象の言語聴覚士は大幅に不足しています。
一般社団法人ことばサポートネットさんは、発音(構音)をオンラインで練習して言えるようにしてあげようと努力中です。 それだけでなく、今回、発音のまちがい(構音障害)の仕組みやどんなふうに対応してあげたらいいのか、分かりやすいパンフレットを作ろうとしています。 パンフレット作成の企画を応援します。ムリな言わせやからかいがなくなって、子どもさんが自分らしくのびのびと生きていけますように。
一般社団法人 ことばサポートネットについて
当法人では、ことばや発音に悩むみなさんに、言語聴覚士がいつでも寄り添える体制づくりを進めています。現在はオンラインでの個別支援、保育施設、子育て関連施設、教育機関、医療機関等での言語聴覚士による支援の提供、幼稚園・保育園やことばの教室ご担当の先生方への情報提供、保護者や先生方に向けた無料相談会、講座などを行っています。
【概要】
団体名:一般社団法人ことばサポートネット
代表:埜藤奈美
設立: 2022年4月
事業内容:地域をこえて、ことばの困りごとを抱えている方やその支援者の方々への言語療法、研修開催、調査・研究、啓蒙活動などを行っています。
HP:https://www.kotoba-support-net.org/
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(2023/12/11 14:30)
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