医療・医薬・福祉

侵襲型Brain-Machine Interfaceに取り組む医療機器ベンチャーRuten Incがプレシードラウンドにて資金調達を実施

Ruten Inc
身体機能の再建を目的とする侵襲型Brain-Machine Interfaceの開発を加速

侵襲型Brain-Machine Interface(BMI)に取り組む医療機器ベンチャー・Ruten Inc(本社:Sacramento CA、代表:高橋 和貴、以下Ruten)は、この度、ANRIを引受先としたSAFEによる資金調達を行ったことをお知らせします。


Rutenは、今回のプレシードラウンドで調達した資金を用いて、様々な病気や疾患、事故によって失われた身体機能の再建を目的とする侵襲型BMIの研究開発を進め、日本国内の大学及び医薬品開発業務受託機関との開発実験を行うことで、開発中のシステムの性能・安全性試験を行ってまいります。今後2年間の実験を通じて臨床データを収集し、短期留置に限定した病院内臨床試験に向け、計画を進める予定です。

さらに、経済産業省が設立した、海外展開を支援するための米国シリコンバレー拠点「Japan Innovation Campus」のコワーキングメンバーにも選出されました。Rutenは、Japan Innovation Campusを通じて、現地の産業界、学界、行政機関と連携し、米国における資金調達や事業展開を推進していきます。         
画像:共同創業者(左から中村 勇人、高橋 和貴、渡邉 正峰)
■ Ruten CEO・高橋和貴のコメント
私たちは、侵襲的なBMIテクノロジーを通じて、現在のニューロテックでは対処できない症状に苦しむできるだけ多くの患者を支援することを目指しています。 社会経済的ニーズに基づいて疾患や症状を選択し、その課題に対処するために必要な技術を開発します。 低侵襲移植手術方法の開発、デバイスの小型化、材料科学と製造方法の改善に加え、共同創設者の多方面に渡るBMI技術開発の経験により、当社は、満たされていない医療ニーズを解決していく、前例のない侵襲的BMIシステムを提供していきます。

■ ANRI アソシエイト・榊原和洋のコメント
大いなる可能性を人類に与えうる革新的技術であり、世の中に大きな期待と大きな不安を同時に与えうるのが侵襲型BMIテクノロジーだと思います。その中でRutenの持つレベルの高いニューロサイエンスの知見・経験、いまだ満たされない医療ニーズを解決すべくアプリケーションを考えつくす誠実な姿勢と熱い心に魅せられ、この度出資させていただきました。 Day1からグローバルで活躍し、侵襲型BMIの価値を証明してくれる企業であると期待しております。創業期からご一緒できること大変光栄でワクワクしております。

■ Rutenについて
Rutenのミッションは侵襲型BMIの技術を応用することで、病気や疾患、事故により失われた様々な身体機能を再建し、より多くの人々に健康で豊かな生活を取り戻していただくことです。現在、侵襲型BMIによる革新的な機能再建治療の恩恵を享受することができている患者はごく僅かであり、私たちはこの技術をより多くの人々のもとへ届ける必要があると考えております。

■ 会社概要
会社名:Ruten Inc
本社所在地:2108 N ST, Ste 5044, Sacramento, CA 95816
代表取締役:高橋 和貴
事業内容:侵襲型BMI機器の研究開発、販売
設立:2023年7月24日
HP:https://www.ruten-neuro.com
お問合せ:contact@ruten-neuro.com
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