【NPO法人ぷるすあるは】8作目の心理教育絵本『こころにケガをしたらートラウマってなんだろう?』をゆまに書房より刊行
NPO法人ぷるすあるは
イラストを担当する精神科看護師と児童精神科医がタッグを組んで制作
メンタルヘルスに関する絵本制作を行うNPO法人ぷるすあるは(さいたま市、代表理事 北野陽子)は、子どものトラウマをテーマとした絵本を、2023年11月25日、ゆまに書房より刊行しました。 原案と解説を、児童精神科医の犬塚峰子氏、絵を精神科の看護師、細尾ちあき(ぷるすあるは)が担当しました。 一般書店やネット書店、ぷるすあるはのオンラインストアで購入できます。 絵本パートにつづく、解説パートが充実しており、「この絵本を読んで自分の心の状態を理解できる力のある子もいると思うので学校に置いてほしい」「丁寧にしっかり学べるので、トラウマインフォームドケアについて、初めてふれる方にもおすすめ」といった反響があがっています。
絵本の基本情報
タイトル『こころにケガをしたら-トラウマってなんだろう?』
著者 プルスアルハ[細尾ちあき(絵)・北野陽子]/犬塚峰子(原案・解説)
定価 2,750円
仕様 B5 判上製/76頁
出版元 ゆまに書房
ISBN 978-4-8433-6517-5 C0011
※カタカナ表記の「プルスアルハ」は、ぷるすあるはの絵本の著者名
本作の特徴
・主人公ジュンの視点の物語
・イラスト満載で充実した解説(30ページ)
・子どもと一緒に学び、一緒に取り組めるパート
・大人が読んでも役立つ内容
制作の背景
トラウマをかかえている子どもはどこにでもいますが、からだのケガとちがい、本人にも、まわりにも見えにくいです。トラウマに気づくことができず、なんのサポートも受けないままに時間が経過すると、その後の人生を通して、情緒、学習、行動、心身の健康に大きなマイナスの影響をあたえる可能性があります。
こういった背景をもとに、トラウマによる影響や対応方法を知り、トラウマがあるかもしれないという視点をもって、安全を重視して対応に取り組んでいく枠組み「トラウマ・インフォームド・ケア」の重要性が叫ばれるようになりました。近年、多くの本やリーフレット、情報がでていますが、日本オリジナルの絵本はまだわずかしかありませんでした。
子どもをなるべく早い段階からサポートできるように、子どもと大人の両方へ働きかけられる構成で、この絵本をつくりました。
物語のあらすじ
主人公ジュンは、このところ、学校では授業にも集中できず、自分がおかしくなってしまったのかな…と感じながら、だれにも言えずにつらい思いをして過ごしています。ある日、友だちがケンカしてるところを見て、わけがわからなくなって、自分でも知らないうちに、友だちをたたいてしまいました。なんでだろう……。
ジュンは先生と話すなかで、自分の状態が「こころのケガ」によるものだと知り、こころの体力をつける方法を試していくなかで少し元気を取りもどしていきます。
3部構成の絵本の内容
1 物語
2 子どもと取り組む解説「ボクはみぃ先生のところへ行ってきたよ」
こころのケガのしくみ/こころにケガをしたときの症状リスト/症状のくわしい説明 / こころの体力をつける方法いろいろ
3 大人向け解説「まわりの大人ができること」
対象
・子どもの支援にかかわる方へ:医療や保健、福祉、地域の子ども支援、教育現場で(養護教諭、スクールカウンセラー、スクールソ―シャルワーカー、教員、相談員) など
・保護者やご家族の方へ
・大人の方がご自身へ
・子どもや若者が手に取れる場所へ(図書館など)
対象年齢
《物語部分》
・大人といっしょに読むなら、小学校低学年から
・ひとりで読むなら、小学校高学年くらいから
・大人
《解説部分》
・小学生は大人といっしょに、内容をしぼって使うことを考えます
・ひとりで読むなら、中学生くらいから
・大人
注文方法
一般書店やネット書店、ぷるすあるはのオンラインストアから注文できます。
今後の展開
実際に使用した方からの声を集めていきます。
ぷるすあるはが運営しているWebサイト「子ども情報ステーション」にも関連コンテンツを掲載し、使う場面や子どもにあわせて活用できるように、内容を充実させていきます。ワークシートやカードなどです。
著者プロフィール
犬塚峰子[原案・解説]
児童精神科医。大正大学客員教授。ぷるすあるはアドバイザー。1994 年から15 年間東京都児童相談センタ-勤務。『児童虐待 父・母・子へのケアマニュアル~東京方式』(共著,2009,弘文堂)、『やさしくわかる社会的養育シリーズ3.子どもの発達・アセスメントと養育・支援プラン』(編著,2013,明石書店)。
プルスアルハ/NPO法人ぷるすあるは
イラストを担当する精神科の看護師、細尾ちあきと医師、北野陽子を中心としたプロジェクトチーム。
精神保健に関するさまざまな情報発信を、絵本やツールの制作、Webサイトの運営を通して行っています。
精神障がいなどをかかえた親、家族、そこで育つ子どもたちを応援しています。
2012年設立、2015年NPO法人ぷるすあるは設立。2022年、第2回やなせたかし文化賞、大賞受賞。
著書
『家族のこころの病気を子どもに伝える絵本』シリーズ(全4巻),『子どもの気持ちを知る絵本』シリーズ(全3巻)ともにゆまに書房(2012-2016)、『生きる冒険地図』(2019,学苑社)、『こころとからだコンディションカード』(2022,合同出版)ほか。
情報サイト『子ども情報ステーション』 https://kidsinfost.net/
法人サイト https://pulusualuha.or.jp/
オンラインストア https://pulusualuha.thebase.in/
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イラストを担当する精神科看護師と児童精神科医がタッグを組んで制作
メンタルヘルスに関する絵本制作を行うNPO法人ぷるすあるは(さいたま市、代表理事 北野陽子)は、子どものトラウマをテーマとした絵本を、2023年11月25日、ゆまに書房より刊行しました。 原案と解説を、児童精神科医の犬塚峰子氏、絵を精神科の看護師、細尾ちあき(ぷるすあるは)が担当しました。 一般書店やネット書店、ぷるすあるはのオンラインストアで購入できます。 絵本パートにつづく、解説パートが充実しており、「この絵本を読んで自分の心の状態を理解できる力のある子もいると思うので学校に置いてほしい」「丁寧にしっかり学べるので、トラウマインフォームドケアについて、初めてふれる方にもおすすめ」といった反響があがっています。
絵本の基本情報
タイトル『こころにケガをしたら-トラウマってなんだろう?』
著者 プルスアルハ[細尾ちあき(絵)・北野陽子]/犬塚峰子(原案・解説)
定価 2,750円
仕様 B5 判上製/76頁
出版元 ゆまに書房
ISBN 978-4-8433-6517-5 C0011
※カタカナ表記の「プルスアルハ」は、ぷるすあるはの絵本の著者名
本作の特徴
・主人公ジュンの視点の物語
・イラスト満載で充実した解説(30ページ)
・子どもと一緒に学び、一緒に取り組めるパート
・大人が読んでも役立つ内容
制作の背景
トラウマをかかえている子どもはどこにでもいますが、からだのケガとちがい、本人にも、まわりにも見えにくいです。トラウマに気づくことができず、なんのサポートも受けないままに時間が経過すると、その後の人生を通して、情緒、学習、行動、心身の健康に大きなマイナスの影響をあたえる可能性があります。
こういった背景をもとに、トラウマによる影響や対応方法を知り、トラウマがあるかもしれないという視点をもって、安全を重視して対応に取り組んでいく枠組み「トラウマ・インフォームド・ケア」の重要性が叫ばれるようになりました。近年、多くの本やリーフレット、情報がでていますが、日本オリジナルの絵本はまだわずかしかありませんでした。
子どもをなるべく早い段階からサポートできるように、子どもと大人の両方へ働きかけられる構成で、この絵本をつくりました。
物語のあらすじ
主人公ジュンは、このところ、学校では授業にも集中できず、自分がおかしくなってしまったのかな…と感じながら、だれにも言えずにつらい思いをして過ごしています。ある日、友だちがケンカしてるところを見て、わけがわからなくなって、自分でも知らないうちに、友だちをたたいてしまいました。なんでだろう……。
ジュンは先生と話すなかで、自分の状態が「こころのケガ」によるものだと知り、こころの体力をつける方法を試していくなかで少し元気を取りもどしていきます。
3部構成の絵本の内容
1 物語
2 子どもと取り組む解説「ボクはみぃ先生のところへ行ってきたよ」
こころのケガのしくみ/こころにケガをしたときの症状リスト/症状のくわしい説明 / こころの体力をつける方法いろいろ
3 大人向け解説「まわりの大人ができること」
対象
・子どもの支援にかかわる方へ:医療や保健、福祉、地域の子ども支援、教育現場で(養護教諭、スクールカウンセラー、スクールソ―シャルワーカー、教員、相談員) など
・保護者やご家族の方へ
・大人の方がご自身へ
・子どもや若者が手に取れる場所へ(図書館など)
対象年齢
《物語部分》
・大人といっしょに読むなら、小学校低学年から
・ひとりで読むなら、小学校高学年くらいから
・大人
《解説部分》
・小学生は大人といっしょに、内容をしぼって使うことを考えます
・ひとりで読むなら、中学生くらいから
・大人
注文方法
一般書店やネット書店、ぷるすあるはのオンラインストアから注文できます。
今後の展開
実際に使用した方からの声を集めていきます。
ぷるすあるはが運営しているWebサイト「子ども情報ステーション」にも関連コンテンツを掲載し、使う場面や子どもにあわせて活用できるように、内容を充実させていきます。ワークシートやカードなどです。
著者プロフィール
犬塚峰子[原案・解説]
児童精神科医。大正大学客員教授。ぷるすあるはアドバイザー。1994 年から15 年間東京都児童相談センタ-勤務。『児童虐待 父・母・子へのケアマニュアル~東京方式』(共著,2009,弘文堂)、『やさしくわかる社会的養育シリーズ3.子どもの発達・アセスメントと養育・支援プラン』(編著,2013,明石書店)。
プルスアルハ/NPO法人ぷるすあるは
イラストを担当する精神科の看護師、細尾ちあきと医師、北野陽子を中心としたプロジェクトチーム。
精神保健に関するさまざまな情報発信を、絵本やツールの制作、Webサイトの運営を通して行っています。
精神障がいなどをかかえた親、家族、そこで育つ子どもたちを応援しています。
2012年設立、2015年NPO法人ぷるすあるは設立。2022年、第2回やなせたかし文化賞、大賞受賞。
著書
『家族のこころの病気を子どもに伝える絵本』シリーズ(全4巻),『子どもの気持ちを知る絵本』シリーズ(全3巻)ともにゆまに書房(2012-2016)、『生きる冒険地図』(2019,学苑社)、『こころとからだコンディションカード』(2022,合同出版)ほか。
情報サイト『子ども情報ステーション』 https://kidsinfost.net/
法人サイト https://pulusualuha.or.jp/
オンラインストア https://pulusualuha.thebase.in/
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(2023/12/20 12:31)
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