医療・医薬・福祉 美容・健康

高血圧症向け治療アプリ 全国47都道府県の医療機関にて導入

株式会社CureApp
~薬以外でのアプローチで血圧改善と正しい生活習慣の定着を目指す~


株式会社CureApp(キュア・アップ / 本社:東京都中央区 代表取締役社長兼医師:佐竹 晃太)は、弊社が開発し2022年9月より販売を開始し、保険適用により医師による処方が可能となった「高血圧症向け治療アプリ」が、この度、日本全国47都道府県の医療機関で導入(*1)されましたことをお知らせいたします。

(*1):全国47都道府県で1施設以上の医療機関に導入されております

日本国内において、国民病とも言われている高血圧症は潜在患者が4,300万人(*2)と多く、関連死亡者数は年間10万人(*3)にも及んでいます。関連医療費も膨大(*4)である一方で、院外患者数の多さや初期段階における自覚症状が出にくく、危機感を感じにくいことから治療を積極的に受ける人が極端に少ない現状が存在します。高血圧症の治療には、生活習慣の修正と定着化が重要でありながら、個人で継続的に取り組むには難しい現状があります。

(*2):高血圧治療ガイドライン2019[JSH2019] 日本高血圧学会(2019)
(*3):「人口動態統計の概況」令和元年度調査(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei19/dl/15_all.pdf
(*4):「国民医療費の概要」平成30年度調査(厚生労働省)

スマート降圧療法について
CureAppが開発する高血圧症向け治療アプリと医師の指導を組み合わせて行うプログラム。病院受診時以外の日常生活において、高血圧症の正しい知識獲得のサポート、食生活や運動面でのサポートを提供しており、現在は全国1,000を超える医療機関で導入されています。

患者ごとに個別化された治療ガイダンス(患者が入力した情報に応じた食事、運動、睡眠等に関する知識や行動改善を働きかける情報)を身近なスマートフォンを介して直接かつ継続的に提供します。行動変容を促し患者さんの正しい生活習慣の獲得をサポートすることで、継続的な生活習慣の修正と定着が可能となり、減塩や減量を通じた血圧の低下という治療効果をもたらすことを意図しています。

また、医師側においても患者さんの診療時以外の日々の生活習慣の修正状況が医師アプリにより確認できるため、限られた時間内での診療の質の向上に寄与することを意図しています。
※本製品は高血圧診療の医師の診断のもと処方され、患者が使用する医療機器です。

*薬じゃない高血圧治療情報サイト
https://is.gd/eeHErs
*薬じゃない高血圧治療、スマート降圧療法を含む「高血圧の生活習慣改善に注力している病院」一覧
https://cureapp.co.jp/productsite/ht/media/list/

株式会社CureAppについて
 2014年に2名の医師により創業した医療系スタートアップで、治療効果が治験にて証明され医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ」を研究開発・製造販売する医療機器メーカー。
 2020年、スマートフォンで動作する疾患治療用のソフトウェア医療機器として、禁煙治療領域において世界初(*5)の薬事承認取得および保険適用となった。その後、高血圧症領域においても2022年4月に世界初(*6)の薬事承認取得、同年9月に保険適用。その他、NASH / アルコール依存症 / がん / 慢性心不全 / 慢性腰痛症など複数の疾患に対する治療アプリの開発を進めている。
 また、民間法人向けの健康増進サービスであるascureモバイルヘルスプログラムも運営し、「ascure卒煙プログラム(禁煙)」、「ascureDr.受診勧奨(高血圧)」、「ascure 重症化予防(血圧コース)」において、現在350法人(うち健康保険組合が267組合契約)で導入されている。

(*5):自社調べ ・調査年月:2020年12月 ・調査範囲: 薬事承認および保険適用を受けたニコチン依存症向け治療アプリ
(*6):自社調べ ・調査年月:2022年9月 ・調査範囲: 薬事承認および保険適用を受けた高血圧症向け治療アプリ

CureAppが取り組む事業
ニコチン依存症
2020年8月薬事承認取得、同年12月保険適用・処方開始

高血圧症
2022年4月薬事承認取得、同年9月保険適用・処方開始

NASH(非アルコール性脂肪肝炎)
サワイグループホールディングス株式会社と共同開発中 /東京大学医学部附属病院と治験準備中

アルコール依存症
独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターと共同研究
岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院での治験開始

がん
乳がん患者向け治療アプリを第一三共株式会社と共同開発中

慢性心不全
医療法人社団ゆみのをパートナーに開発中

慢性腰痛症
福島県立医科大学と共同研究開始


 さらには、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、米国を中心にグローバルにおいても展開予定。
 ※本製品は高血圧診療の医師の診断のもと処方され、患者が使用する医療機器です。

株式会社CureApp 会社概要
代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
事業内容:プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業
URL:http://cureapp.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)