東京大学と日本化粧品協会の社会連携講座「臨床カンナビノイド学」が、カンナビノイド分析を計画

一般社団法人日本化粧品協会
―最新成果を発表する講座第2回シンポジウム開催、健康博覧会2024セミナー登壇もー

国立大学法人東京大学大学院医学系研究科皮膚科学と一般社団法人日本化粧品協会の社会連携講座である「東京大学大学院医学系研究科臨床カンナビノイド学」（https://plaza.umin.ac.jp/~ccr/）は、今後の新たな取り組みとして、分析室を設け、カンナビノイド分析・COA（分析証明書）発行を計画しています。また、2月17日（土）に「第2回講座シンポジウム」を開催。さらに、2月20日（火）～22日（木）は、「健康博覧会2024」に日本化粧品協会が出展。臨床カンナビノイド学講座の最新研究成果をご紹介いたします。

■臨床カンナビノイド学講座の新たな取り組み ―カンナビノイド分析―

「東京大学大学院医学系研究科臨床カンナビノイド学」は、昨今注目を集めるカンナビノイドの作用メカニズムを研究、科学的に解明することを目的とし、東京大学皮膚科と日本化粧品協会によって、東京大学に設置された社会連携講座です。

今後の新たな取り組みとして、講座では最新の分析機器を導入し、麻薬指定成分を含めたカンナビノイド類濃度分析などの分析を行い、COA（分析証明書）を発行することを計画しています。2023年12月の法改正により、THCをはじめとする麻薬成分の下限濃度が設定され、取締りが強化されることで、今後カンナビノイド製品が現在よりも法的に安全に使用可能となり、正しいカンナビノイド製品が市場に広まることが見込まれます。カンナビノイド製品に含まれる麻薬成分が、下限濃度以下であることを示すためには、正確な分析が不可欠。そこで、カンナビノイド研究を行う臨床カンナビノイド学講座は、専門的にカンナビノイドの分析を実施していく予定です。人々の健康を守り、体内に取り込む製品の安全性を確保することを使命とし、広くカンナビノイド分析の依頼を受け入れ、生活に安心を届ける役割を担っていくことを目指します。

■最新の研究成果を紹介 ―第2回講座シンポジウム開催＆健康博覧会2024セミナー登壇も―

2023年2月17日（土）に、「第2回講座シンポジウム」を開催。また、2月20日（火）～22日（木）の3日間、東京ビッグサイトで開催される「健康博覧会2024」に日本化粧品協会が出展。臨床カンナビノイド学講座の取り組みと最新の研究成果をご紹介いたします。
第2回シンポジウムでは、2023年9月に開催した第1回シンポジウムからの約5カ月間でアップデートされた研究成果のほか、新規の研究テーマ発表、大麻取締法改正の解説等も予定しております。
また今回、日本化粧品協会が初出展する「健康博覧会2024」では、臨床カンナビノイド学講座の研究成果について、読んで、観て、触れられるさまざまなコンテンツをご用意。先端研究に携わる現場の先生方によるセミナー講演のほか、「東大式科学的メイク理論」による若返りメイクのデモンストレーション、美容Podcast「シン化粧品学」の公開収録など、見どころが満載です。講座が掲げるテーマ「Evidence Based Cosmetology（根拠にもとづいた化粧品学）」をご体感いただき、今後の健全な市場開拓・商品開発の取り組みにお役立ていただければ幸いです。
各イベントの詳細は下記URLよりご確認のうえ、お申込みをお願いいたします。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

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＜臨床カンナビノイド学第2回シンポジウム＞
【日時】2024年2月17日（土）14:00-17:35
【プログラム詳細】https://plaza.umin.ac.jp/~ccr/news/557/
【お申し込み】参加登録は、以下のURLからお願いいたします。
https://forms.gle/fEBGfNgcuUpYjobD8
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＜健康博覧会2024＞ 2024年2月20日(火)～22日(木)
セミナー「皮膚科学領域におけるカンナビノイド研究の現状と展望」

【日時】2024年2月20日(火) 14:00～14:50
【演題／登壇者】

【プログラム詳細】https://www.healthcareweek.jp/seminar2024/
【お申し込み】事前に健康博覧会へ来場登録の上、上記セミナー一覧よりお申し込みください。

日本化粧品協会ブースイベント

【日時】2024年2月20日(火) 15:00～15:30／16:00～16:30