医療・医薬・福祉

高齢者を“健口”に!大阪大学発ベンチャーのアイキャット、2月1日の「フレイルの日」に先駆け高齢者施設で「健口アプリ」の体感イベントを実施

株式会社アイキャット
~スマホの音声認識とインカメラを同時利用する世界初のゲームアプリで健口体験~

株式会社アイキャット(大阪府大阪市、代表取締役CEO 西願 雅也、代表取締役CTO十河基文、以下iCAT)は、2月1日の「フレイルの日」に先駆けて、自社開発中のお口の健康トレーニングが可能なゲームアプリ(以下、健口アプリ)の第1弾「PaTaKaRUSH(TM)(パタカラッシュ)」の体感イベントを高齢者施設で実施し、高齢者に対する健口アプリの有用性を確認しました。
「健口アプリ」の体感イベントについて
2月1日の「フレイルの日※1」に先駆け、1月30日に高齢者施設「CCRC豊泉家 芦屋山手(兵庫県芦屋市、https://www.housenka.com/ashiya/)」において、iCATが開発中の健口アプリPaTaKaRUSH(TM)を入居されている高齢者の方々に実際に体感いただきました。
イベントには十数名が参加され、まずiCAT代表で歯科医師の十河から、お口の健康について簡単なお話をさせていただき、その後遊びながらパタカラ体操※2ができるPaTaKaRUSH(TM)を体感いただきました。スマートフォンの音声認識機能とインカメラ機能を同時利用し、本人の顔を写しながら音声を文字変換して遊べる世界初※3のゲームアプリを通して、お互いに「頑張れー!」と応援しながら、拍手を送り合って楽しんでいただきました。ゲームで遊ばれた経験のない方はプレイ前に「どうやったらいいかわからない...」と少し不安そうでしたが、声を出すだけで簡単に遊べるPaTaKaRUSH(TM)をプレイ後は皆さん一様に笑顔を浮かべられ、「もう一度やりたい!」と再チャレンジされる方もいらっしゃいました。
イベント終了後、CCRC豊泉家 芦屋山手を運営する(福)福祥福祉会の阿久根賢一理事長から、「ご高齢になると新しいことに取り組むのが中々難しい方が多いが、音声だけでなく視覚的にも楽しめる分かりやすいゲームで、皆さんすんなり馴染めて楽しんでおられたのが印象的。アプリが完成したらぜひ施設のレクリエーションに活用したい。」とコメントいただきました。
実際に高齢者施設でPaTaKaRUSH(TM)をご利用いただき、健口アプリが高齢者ご自身にも、また高齢者施設にとっても有用であることを改めて実証することができ、今春のリリースに向けて最後の調整を行ってまいります。

※1 フレイルの日とは、フレイル(後述)の概念、予防の重要性を多くの人に認識してもらい、健康長寿社会の実現を図ることを目的として、一般社団法人スマートウェルネスコミュニティ協議会、一般社団法人日本老年学会、一般社団法人日本サルコペニア・フレイル学会の4団体が共同で制定し、一般社団法人日本記念日協会にも登録されています。
※2 「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字をしっかり口を動かしながらできるだけ早く連続して発声するお口のトレーニングで、加齢とともに低下する口や舌の筋肉を鍛えることができ、高齢者施設でも積極的に実施されています。
※3 Google play、App store、Google検索で、スマホ・タブレットを使用するゲームアプリ・トレーニングアプリを調査(当社調べ)