地域公開イベント「健康・移動をデータで結ぶ未来 ~ヘルスケアMaaS 2023~」 救急車を利用した「移動の未来」実証実験などに約900人が参加
アイパークインスティチュート株式会社
・救急車を利用した「EHR/PHR(※1)データ連携による救命率向上」実証実験では、体験者の9割が「データ活用により救命率があがる印象をうけた」「データを活用してほしい」と回答、概ね肯定的意見に手ごたえ
アイパークインスティチュート株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:藤本利夫、以下「アイパークインスティチュート」)、国立大学法人横浜国立大学(以下「横浜国立大学」)、医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院(以下「湘南鎌倉総合病院」)、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)は、神奈川県、藤沢市、鎌倉市の後援を得て、2023年12月1日~12月3日の3日間、「健康・移動をデータで結ぶ未来 ~ヘルスケアMaaS(※2)2023~( https://www.shonan-ipark.com/news/1322/ )」を開催しました。
主催者らはこれまで約4年間にわたり(※3)、藤沢市村岡地区および鎌倉市深沢地区を中心として、地域における未来の医療やヘルスケアを研究する取り組みを行ってきています。本イベントは、この取り組みを地域の方々に体験、理解いただくことを目的としたものです。2021年、2022年に続き3回目となった今回は、のべ886人の方にご来場いただきました。
イベント当日は、研究施設を開放し、交通工学、救急医療、ヘルスケア分野の学術関係者による「エキスパートシンポジウム」、地域の方々にご参加いただく「未来を考える『みんなの語り場』」や「実証実験」を実施しました。また、約30の企業・団体(湘南アイパークの入居企業や地域の企業・団体)が、未来のヘルスケアをつくる技術を展示で紹介しました。
救急車を利用した「EHR/PHRデータ連携による救命率向上」実証実験
救急車の中で患者のバイタルデータを取得し、搬送先の病院にいち早く連携するという実証実験では、実験参加後のアンケート回答者の約9割が「緊急時にバイタルデータが病院に連携されるサービスを利用したい」と回答し、「個人情報開示の課題を解決するのには時間がかかるかもしれないが、早期に実現して欲しい。ITやAI活用では日本は遅れ気味であると思う」「現場の状況が可視化されると、今までよりも(救急車が病院に)受け入れてもらえる率も上がるのではないかと思った」「法改正など問題が多くあるが、まずは実施して問題点を探すのが先決と思った」など、EHR/PHRデータ活用への期待の声が寄せられました。一部、「データ活用はセキュリティーや利用範囲、収集情報の範囲が懸念」など心配の声も挙がりましたが、全体としてはEHR/PHRデータ活用に肯定的な意見が多く見られました。
実験内容:救急現場を模擬し、初期的な状況把握のためドローンが現場を撮影する。そこに救急車が駆け付け、スマートグラスを着用した救命士が病院のER(Emergency Room;救急救命室)と映像データで遠隔連携し、ERの指示のもと、的確な初期措置を実施する。足りない医療物資はドローンが空輸により現場に届ける。救急車とERがリアルタイムのバイタルデータ及び既往歴等の電子カルテデータを双方向で連携し、これをもとにERでは適切な病院への受け入れ準備を行う。
※1:EHR (Electronic Health Record): 電子健康記録 / PHR (Personal Health Record):個人健康記録
※2:ヘルスケアMaaS=ヘルスケアを志向したシームレスな移動システムを構築し、人々の健康的な生活を支えること。MaaSは「Mobility as a Service」の略。
※3:湘南アイパーク、神奈川県、藤沢市、鎌倉市、湘南鎌倉総合病院の5者は、2019年に村岡・深沢地区のヘルスイノベーション最先端拠点形成を目指して、覚書を締結しました。具体的には「次世代健康管理」「ヘルスケアMaaS」「スポーツ振興」の3つを研究分野としています。
アイパークインスティチュートは今後も、地域の方々とともに、村岡・深沢地区で未来の医療・ヘルスケアに関する研究・実証実験を進めていきます。
参考:「健康・移動をデータで結ぶ未来 ~ヘルスケアMaaS 2023~」開催概要
【日時】 2023年12月1日(金)~12月3日(日)
【場所】 湘南ヘルスイノベーションパーク(略称:湘南アイパーク)
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地1(入場無料)
【主催】 アイパークインスティチュート、横浜国立大学、湘南鎌倉総合病院、三菱商事
【後援】 神奈川県、藤沢市、鎌倉市
【開催プログラム】 https://www.shonan-ipark.com/news/1322/
アイパークインスティチュート株式会社について
アイパークインスティチュート株式会社は、産業ファンド投資法人、武田薬品工業株式会社、三菱商事株式会社を主要株主として、2023年4月に事業を開始しました。2018年より武田薬品が担っていた湘南ヘルスイノベーションパーク(神奈川県藤沢市、略称:湘南アイパーク)の運営事業を2023年に承継し、施設の運営・管理のほか、イノベーション創出促進、技術交流・研究連携促進など、ライフサイエンスエコシステムの構築・活性化のための事業を行っています。詳しい説明はこちら( https://www.shonan-ipark.com/company/ )をご覧ください。
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)について
湘南アイパークは、2018年4月に武田薬品工業が自社研究所を外部に開放して誕生した、日本初の製薬企業発サイエンスパークです。現在は武田薬品から独立したアイパークインスティチュート株式会社が運営を行っており、幅広い業種や規模の産官学が結集してヘルスイノベーションを加速する場となることを目指しています。現在、製薬企業のみならず、次世代医療、細胞農業、AI、行政などの企業・団体が集積し、約170社、2000人以上(2024年2月現在)のエコシステムを形成しています。
公式HPはこちら( https://www.shonan-ipark.com/?utm_source=media-pressrelease )
湘南アイパーク最新の入居/メンバー企業・団体はこちら( https://www.shonan-ipark.com/membership/list/ )
公式SNS:
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCeJgWczMHXzRxISvHzSOTOQ
Facebook: https://www.facebook.com/Shonan.iPark
Twitter: https://twitter.com/Shonan_iPark
LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/shonan-health-innovation-park
【プレスリリースはこちらのPDF版でもご覧になれます。】
https://prtimes.jp/a/?f=d118829-12-6097416e49c772f0cd0b40a8929d7004.pdf
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・救急車を利用した「EHR/PHR(※1)データ連携による救命率向上」実証実験では、体験者の9割が「データ活用により救命率があがる印象をうけた」「データを活用してほしい」と回答、概ね肯定的意見に手ごたえ
アイパークインスティチュート株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:藤本利夫、以下「アイパークインスティチュート」)、国立大学法人横浜国立大学(以下「横浜国立大学」)、医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院(以下「湘南鎌倉総合病院」)、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)は、神奈川県、藤沢市、鎌倉市の後援を得て、2023年12月1日~12月3日の3日間、「健康・移動をデータで結ぶ未来 ~ヘルスケアMaaS(※2)2023~( https://www.shonan-ipark.com/news/1322/ )」を開催しました。
主催者らはこれまで約4年間にわたり(※3)、藤沢市村岡地区および鎌倉市深沢地区を中心として、地域における未来の医療やヘルスケアを研究する取り組みを行ってきています。本イベントは、この取り組みを地域の方々に体験、理解いただくことを目的としたものです。2021年、2022年に続き3回目となった今回は、のべ886人の方にご来場いただきました。
イベント当日は、研究施設を開放し、交通工学、救急医療、ヘルスケア分野の学術関係者による「エキスパートシンポジウム」、地域の方々にご参加いただく「未来を考える『みんなの語り場』」や「実証実験」を実施しました。また、約30の企業・団体(湘南アイパークの入居企業や地域の企業・団体)が、未来のヘルスケアをつくる技術を展示で紹介しました。
救急車を利用した「EHR/PHRデータ連携による救命率向上」実証実験
救急車の中で患者のバイタルデータを取得し、搬送先の病院にいち早く連携するという実証実験では、実験参加後のアンケート回答者の約9割が「緊急時にバイタルデータが病院に連携されるサービスを利用したい」と回答し、「個人情報開示の課題を解決するのには時間がかかるかもしれないが、早期に実現して欲しい。ITやAI活用では日本は遅れ気味であると思う」「現場の状況が可視化されると、今までよりも(救急車が病院に)受け入れてもらえる率も上がるのではないかと思った」「法改正など問題が多くあるが、まずは実施して問題点を探すのが先決と思った」など、EHR/PHRデータ活用への期待の声が寄せられました。一部、「データ活用はセキュリティーや利用範囲、収集情報の範囲が懸念」など心配の声も挙がりましたが、全体としてはEHR/PHRデータ活用に肯定的な意見が多く見られました。
実験内容:救急現場を模擬し、初期的な状況把握のためドローンが現場を撮影する。そこに救急車が駆け付け、スマートグラスを着用した救命士が病院のER(Emergency Room;救急救命室)と映像データで遠隔連携し、ERの指示のもと、的確な初期措置を実施する。足りない医療物資はドローンが空輸により現場に届ける。救急車とERがリアルタイムのバイタルデータ及び既往歴等の電子カルテデータを双方向で連携し、これをもとにERでは適切な病院への受け入れ準備を行う。
※1:EHR (Electronic Health Record): 電子健康記録 / PHR (Personal Health Record):個人健康記録
※2:ヘルスケアMaaS=ヘルスケアを志向したシームレスな移動システムを構築し、人々の健康的な生活を支えること。MaaSは「Mobility as a Service」の略。
※3:湘南アイパーク、神奈川県、藤沢市、鎌倉市、湘南鎌倉総合病院の5者は、2019年に村岡・深沢地区のヘルスイノベーション最先端拠点形成を目指して、覚書を締結しました。具体的には「次世代健康管理」「ヘルスケアMaaS」「スポーツ振興」の3つを研究分野としています。
アイパークインスティチュートは今後も、地域の方々とともに、村岡・深沢地区で未来の医療・ヘルスケアに関する研究・実証実験を進めていきます。
参考:「健康・移動をデータで結ぶ未来 ~ヘルスケアMaaS 2023~」開催概要
【日時】 2023年12月1日(金)~12月3日(日)
【場所】 湘南ヘルスイノベーションパーク(略称:湘南アイパーク)
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地1(入場無料)
【主催】 アイパークインスティチュート、横浜国立大学、湘南鎌倉総合病院、三菱商事
【後援】 神奈川県、藤沢市、鎌倉市
【開催プログラム】 https://www.shonan-ipark.com/news/1322/
アイパークインスティチュート株式会社について
アイパークインスティチュート株式会社は、産業ファンド投資法人、武田薬品工業株式会社、三菱商事株式会社を主要株主として、2023年4月に事業を開始しました。2018年より武田薬品が担っていた湘南ヘルスイノベーションパーク(神奈川県藤沢市、略称:湘南アイパーク)の運営事業を2023年に承継し、施設の運営・管理のほか、イノベーション創出促進、技術交流・研究連携促進など、ライフサイエンスエコシステムの構築・活性化のための事業を行っています。詳しい説明はこちら( https://www.shonan-ipark.com/company/ )をご覧ください。
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)について
湘南アイパークは、2018年4月に武田薬品工業が自社研究所を外部に開放して誕生した、日本初の製薬企業発サイエンスパークです。現在は武田薬品から独立したアイパークインスティチュート株式会社が運営を行っており、幅広い業種や規模の産官学が結集してヘルスイノベーションを加速する場となることを目指しています。現在、製薬企業のみならず、次世代医療、細胞農業、AI、行政などの企業・団体が集積し、約170社、2000人以上(2024年2月現在)のエコシステムを形成しています。
公式HPはこちら( https://www.shonan-ipark.com/?utm_source=media-pressrelease )
湘南アイパーク最新の入居/メンバー企業・団体はこちら( https://www.shonan-ipark.com/membership/list/ )
公式SNS:
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCeJgWczMHXzRxISvHzSOTOQ
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LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/shonan-health-innovation-park
【プレスリリースはこちらのPDF版でもご覧になれます。】
https://prtimes.jp/a/?f=d118829-12-6097416e49c772f0cd0b40a8929d7004.pdf
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(2024/02/01 14:00)
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