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BEAUTYプロジェクトが「Asia Business Conclave 2024」で「Transformative Approach to Health Prevention in Asia」を受賞

アジアがんフォーラム(ACF)
マレーシアでのがんの予防と早期発見の促進を推進する「BEAUTYプロジェクト」が、アジアのがんにおける国際的な共同研究として評価されました。

一般社団法人アジアがんフォーラム(東京都、代表理事 河原ノリエ(東京大学東洋文化研究所特任准教授・UICC日本委員会広報委員長)、以下ACF)が、マレーシア対がん協会(National Cancer Society Malaysia、以下、NCSM)と共に推進しているプログラム「BEAUTY(Bringing Education and Understanding to You)&Health(以下、BEAUTYプロジェクト、支援:アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区))」は、2024年1月31日にシンガポールで開催された「Asia Business Conclave 2024」で「Transformative Approach to Health Prevention in Asia」を受賞しました。


NCSMとACFを代表して受賞した、ACF代表理事河原ノリエ(写真中央)
BEAUTYプロジェクトは、検診可能な男女のがんやその他の非感染性疾患(NCDs)について、マレーシアの地域の理髪店や美容院を拠点に、がんに特化した健康知識、リテラシー、リスク低減の実践を向上させるための地域密着型のデジタル介入を行うものです。今回「Asia Business Conclave 2024」にて、BEAUTYプロジェクトは、卓越性持つプロジェクトとして、アジアのがんにおける国際的な共同研究として評価されました。

「Asia Business Conclave 2024」は、ロンドンを拠点に、グローバルなビジネスコンサルティングを行 っているWBR社(本社:英国)が主催するイベントです。マレーシア、カンボジア、シンガポール、タイ、インドからの40名以上の著名なビジネス・政界代表を含む150名以上の起業家や専門家が一堂に集まり、アジア経済が直面する喫緊の課題を共有されました。

BEAUTYプロジェクト(BEAUTY(Bringing Education and Understanding to You) & Health)



BEAUTYプロジェクトは、2022年から、マレーシアでコミュニティ参加型のがん疾患啓発、適切な医療サービスへのアクセス改善を支援することを目的とした国際共同活動で開発されるプログラムとして推進しています。

2022年に、教育・プロモーション資材を開発しました。2023年は、デジタルレジストリポータルを開発し、11月にクアラルンプールでプログラムの活動開始を発表しました。発表会では、44本の映像と48冊のブックレット、デジタルレジストリポータルを発表しました。2024年は、マレーシアにて、様々な実践活動を計画しており、がんと健康教育を実践し、リテラシーを向上させ、がんの予防と早期発見を促進していきます。本プログラムでは、100万人以上のマレーシア国民に寄与することを目標としています。

また、BEAUTYプロジェクトは、従来のがん検診の普及啓発とは全く違う考え方を持っています。ヘルスケアビジネスのエコシステムの構築にむけて、医療・保健に関する専門的なセクターだけでなく、美容室・理容室などの生活の日常的な場所も巻き込んで展開していきます。また、医療・保健に関するビジネスセクターとの連携を生み出し、NCDSにおける社会変容の持続可能性を高めるためのチャレンジングなプロジェクトとして活動を拡張させていく予定です。

さらに、デジタルレジストリポータルには、これから多くのデータが集まり、多彩で多様なステークホルダーと共に、UHCを進めるための必要なことを学び合えるコミュニティの開発も検討しています。
ACFは、世界でも未曾有の超高齢化社会に突入する日本から、がんという難問にどう立ち向かうかという「叡智」を紡ぐことを大切に、BEAUTYプロジェクトを通じて、多くの方々と共有価値創造CSV(Creating shared value)も推進していく計画です。

【関連情報】
Asia Business Conclave 2024
https://www.singapore.wbrcorp.uk
BEAUTYプロジェクト詳細
https://beauty.cancer.org.my
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