その他 医療・医薬・福祉

ワールドキャンサーデー2024、全国16カ所でライトアップ! ワールドキャンサーデー・オンデマンドセッションを本日から配信スタート

公益財団法人がん研究会
未来にひかりをつなぐ ~LIGHT UP THE WORLD~ ワールドキャンサーデーのライトアップを今年も日本からスタート! ワールドキャンサーデー・オンデマンドセッションの配信も本日からスタート

国際対がん連合日本委員会(東京都江東区(事務局:公益財団法人がん研究会内)、委員長 野田 哲生、以下、UICC日本委員会)は、ワールドキャンサーデーである2月4日に、日本全国16カ所でライトアップを開催。本年も、日本が世界のトップバッターを務めました。点灯式では、ゲストに萬田久子さんを迎え、本年も思いを一つにし、日本ががんに立ち向かう決意を、日本全国に、そして世界へ発信しました。



今年も、2月4日に全国各地でライトアップを一斉に開催
日本のがんに立ち向かう決意を、日本・世界に発信しました。


世界各地をライトアップするUICCのイベントである「Light Up the world」と連動し、趣旨に賛同いただいた全国各地のライトアップ会場と共に、東京有明で開催された点灯式の合図にあわせてUICCカラーの「ブルー」「オレンジ」へとライトアップを行いました。

点灯式は、ゲストの萬田久子さんと共に、野田 哲生(UICC日本委員会委員長・がん研究会がん研究所所長)、中釜 斉(UICC日本委員会幹事・国立がん研究センター理事長)、垣添忠生(UICC日本委員会幹事・日本対がん協会会長)、佐野 武(がん研有明病院病院長/UICC 日本委員会 TNM 委員長)、河原ノリエ(UICC日本委員会広報委員長・東京大学東洋文化研究所特任准教授)で行いました。

ライトアップ点灯式にゲスト参加した萬田久子さんは、点灯式の後のトークセッションで、発症時に余命3ヶ月と宣告されたご主人の終末期を振り返りながら、「最近は、友人からがんを発症したことを聞く機会も増えたが、仕事に復帰しているケースも多くなっており、がんに罹ったことが気軽に言える社会になってきたと感じている」とコメント。また、がん対策につながる日々の健康行動の話題には、「まずは、自分の体と向き合うことを大切にしている。」とのことで、「ワインもよく飲んでいたが、最近はお酒を断ち、ソバーキュリアス(※)になりました」とコメント、新しいライフスタイルの実践を紹介いただきました。点灯式に参加した感想では「ワールドキャンサーデーが、人生を楽しむために、健康、生きることを見直す良い機会になりました。」とのコメントをいただき、がん予防に対するポジティブな風を感じる機会になりました。
萬田久子さん
※ソバーキュリアスとは、Sober(しらふ)とCurious(好奇心が強い)を組み合わせた造語で、“あえてお酒を飲まない”という新しいライフスタイルのこと。

ライトアップを開催した全国の会場(16カ所)
https://worldcancerday-jp.org/page_lightup.html



ワールドキャンサーデー・ライブセッションを開催
「Close the care gapを目指して - テレメディシンの実現と医療情報の共有」




ワールドキャンサーデーを記念して、ライブセッション「Close the care gapを目指して-テレメディシンの実現と医療情報の共有」を開催しました。世界中の各国・各地域には、多様な「Care gap」、すなわち、「がん医療・がん予防における課題」が存在すると考えています。「「Close the care gap」を実現するためには、がんの医療システムのいかなる革新が必要となるか?」という点に焦点を当てた時、テレメディシンと医療情報共有化が、今大きな注目を集めています。
そこで、現状と今後の展望について、野田 哲生(UICC 日本委員会委員長/がん研究会がん研究所所長)のもと、坂野 哲平(株式会社アルム 代表取締役社長)が「テレメディシンの実現」、鈴木 一洋(がん研有明病院 医療情報部副部長)が「医療情報共有化の重要性」について現況を報告頂きました。これに対して、間野 博行(日本癌学会 理事長/国立がん研究センター研究所所長)、吉野 孝之(日本癌治療学会 理事長/国立がん研究センター東病院副院長)、佐野 武(がん研有明病院病院長/UICC 日本委員会 TNM 委員長)と、日本全国各地のため、世界のために求められている「がん医療システムの革新」について語り合いました。

ワールドキャンサーデー・オンデマンドセッションの配信を開始しました。



「Close the care gap!」へのアクションとして、UICC 日本委員会加盟メンバー組織主催によるオンデマンドセッション動画を2月4日(日)より公開いたしました。がん医療は、医療業界はもちろん、地域、職域など様々なステークホルダーと共に推進していく必要があります。ワールドキャンサーデー2024では、本日をスタートとして、ワールドキャンサーデー2025にむかって、関わる全ての方々と共に、思いを一つにし、日本ががんに立ち向かっていきたいと願っています。

ワールドキャンサーデー・オンデマンドセッション概要
視聴はこちら:https://worldcancerday-jp.org/page_session_mnbr_2024.html

岐阜大学医学部附属病院
ご挨拶 吉田和弘 (岐阜大学学長)
1. 直腸癌治療は大きく変わります
松橋 延壽(岐阜大学医学部附属病院消化器外科・小児外科学分野)
2. 遺伝性乳癌卵巣癌症候群
二村 学(岐阜大学医学部附属病院乳腺外科)
3. 遺伝性乳癌卵巣癌症候群 ~婦人科~
村瀬 紗姫(岐阜大学医学部附属病院産婦人科)
4. がんゲノム診断の検体管理・精度管理について
宮崎 龍彦(岐阜大学医学部附属病院病理部)
5. 膵臓がん早期発見診断のために
岩下 拓司(岐阜大学医学部附属病院第1内科)
6. がんゲノムに対する取り組み
牧村 明資(岐阜大学医学部附属病院がんセンター)
視聴はこちら:https://worldcancerday-jp.org/page_session_mnbr_2024.html

愛知県がんセンター
地域に左右されない医療の実現に向けて~完全オンライン治験への挑戦
医長 谷口浩也(薬物療法部)
視聴はこちら:https://worldcancerday-jp.org/page_session_mnbr_2024.html

新潟県立がんセンター新潟病院
橋わたしーとのご紹介~より早期からの支援を目指して~
田中洋史(新潟県立がんセンター新潟病院院長)
竹之内由子(新潟県立がんセンター新潟病院副院長、患者サポートセンター長)
加茂麻由子(新潟県立がんセンター新潟病院緩和ケア認定看護師)
視聴はこちら:https://worldcancerday-jp.org/page_session_mnbr_2024.html

九州がんセンター
アピアランスケアチームで取り組むアピアランスケア
福島淳一(独立行政法人国立病院機構九州がんセンター形成外科医長)
厚井裕三子(独立行政法人国立病院機構九州がんセンター乳腺科医師)
廣瀬さゆり(独立行政法人国立病院機構九州がんセンターがん化学療法看護認定看護師)
内田喜子(独立行政法人国立病院機構九州がんセンター看護師)
筒井佑紀(独立行政法人国立病院機構九州がんセンター薬剤師)
視聴はこちら:https://worldcancerday-jp.org/page_session_mnbr_2024.html

一般社団法人アジアがんフォーラム
アジアでがんを生き延びる
河原 ノリエ、坂野 哲平、大割 慶一(一般社団法人アジアがんフォーラム)
西嶋 康浩(厚生労働省 健康生活衛生局 がん・疾病対策課 課長)
稗方 和夫(東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻 教授)
柴田 祥宏一(庄川しばたクリニック(富山県) 院長)
視聴はこちら:https://worldcancerday-jp.org/page_session_mnbr_2024.html

Asia Cancer Forum
BEAUTY and Health Project
Norie Kawawahara | Teppei SakanoAsia Cancer Forum
Saunthari Somasundaram | Murallitharan MunisamyNational Cancer Society Malaysia
Noraryana Binti HassanMinistry of Health Malaysia
Jeff Dunn AOUnion for International Cancer Control
視聴はこちら:https://worldcancerday-jp.org/page_session_mnbr_2024.html

埼玉県立がんセンター
口腔がん検診のすすめ 
八木原一博(埼玉県立がんセンター歯科口腔外科)
石川文隆(埼玉県立がんセンター病理診断科)
柳下寿郎(一般社団法人口腔がん撲滅委員会 代表理事)
大畑仁志(一般社団法人浦和歯科医師会 口腔がん検診委員会 委員長)
がんと骨の健康
小柳広高(整形外科 リハビリテーション室)
視聴はこちら:https://worldcancerday-jp.org/page_session_mnbr_2024.html


参考情報


ワールドキャンサーデーとは?
UICC(国際対がん連合) によって2月4日に行われる世界的なイベントであり、がんに対する啓発や教育を行い、
行動を起こすことを通して、がん対策を行うことを目的としています。2000年にパリで開催されたがんサミットによって始まりました。2022年からは「Close the care gap」をテーマとし、一人ひとりががん撲滅のために何ができるかを表明するキャンペーンが行われています。
【URL:https://worldcancerday-jp.org(日本語)/ https://www.worldcancerday.org (英語)】

UICC(国際対がん連合)/UICC日本委員会とは?
UICC(Union for International Cancer Control)は、1933年に設立された世界的な広がりを持つ民間の対がん組織連合です。ジュネーブに本部を置く世界最大の対がんコミュニティで、現在は世界の172カ国から1200団体が参加しています。【URL:https://www.uicc.org
UICC日本委員会は事務局を(公財)がん研究会に置き、日本の主要ながん専門学会、がんセンター、研究所、研究基金、病院、対がん協会など30団体が参加しています。【URL: https://www.jfcr.or.jp/UICC/ (日本語)】
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

関連記事(PRTIMES)