医療・医薬・福祉

麻酔や薬だけでは解決出来ない痛み・不安の軽減に取り組むxCura、シードの資金調達を実施。

株式会社xCura
VRディストラクション・VR感覚を生かしたVRアプリ、『セラピアVR』を提供



株式会社xCura(本社:福岡市中央区 代表取締役 :新嶋 祐一朗 以下:xCura)は、Yazawa Ventures及び複数名の個人投資家より資金調達を実施したことを発表致します。

☘️株式会社xCura (エクスキュラ)について
『テクノロジーによる痛み・不安の軽減』を理念に、麻酔や薬だけでは解決出来ない痛み・不安の軽減に取り組んでおり、VRよってリラクゼーションを促す『セラピアVR』の研究・開発しております。
VRで呼吸の長さ・タイミングをガイドし、自律訓練法や眼球運動などを組み合わせることで、リラクゼーションの効果を最大化致します。

☘️セラピアVRの使用例について
⚡️手術中の痛み・不安
患者様がVRを装着しながら、手術を受けることで、意識を映像に集中させます。
VRディストラクションが最大化するよう、独自の設計がなされています。
※VRディストラクションとは、手術中や治療中にVRを装着することで、意識を映像に集中させ、痛みや不安から気を逸らす手法のことです。


歯科治療中に使用。
セラピアVRを用いたパイロットスタディでは、静脈瘤および腹部大動脈瘤の手術において、VRを装着した全ての患者様で、通常の50%の鎮静剤で手術が可能になりました。先行研究によると、術中の鎮静剤(プロポフォール)が半分になることで、術後せん妄の発症が50%軽減したという報告があります。そのため、セラピアVRを用いることで、術後せん妄の発症を軽減出来る可能性があります。

⚡️痛覚変調性疼痛
身体や神経の損傷がないにも関わらず、慢性的に感じる痛みを『痛覚変調性疼痛』と言います。脳で痛みを作り出すとされており、ストレスが高いと腰痛を引き起こすなど、薬だけでは解決出来ない痛みです。

運動療法や認知行動療法など組み合わせることで改善されます。
これらにVRを組み合わせることで、患者様のご自宅でVRを用いた運動療法等を行うことが可能になります。
現在、VR感覚などを生かした慢性疼痛用VRアプリの開発を進めており、ペインクリニックで検証を行っております。
※VR感覚とは、本来感じることのない感覚を、VRの中では擬似的に感じることです。例えば、VRの中で第三者に体を触れられると、現実には誰にも触れられていないにも関わらず、触れられている感覚があります。


VRでマインドフルネスを行う様子。
その他、認知症の患者様にご利用頂いたところ、セラピアVRによって不穏が改善したとの報告があり、麻酔や薬だけでは解決出来ない痛み・不安を軽減すべく、研究・開発を進めて参ります。


セラピアVRのご利用やVRを用いた研究、その他VRアプリの開発等をご希望の方は、下記までご連絡ください。
株式会社xCura :
info@xcura.care


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