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2024年2月12日(月・祝)開催「見えない・聞こえない・話せない」体験型ワークショップ「こころで聴く図書館~囚われの勇者とガラスの迷宮~」イベント開催

一般社団法人4Hearts
バリアを越え、心でつながる――誰もが使いやすい図書館を考えるために

一般社団法人4Hearts(フォーハーツ、神奈川県茅ヶ崎市)は、2024年2月12日(月・祝)茅ヶ崎市立図書館にて「誰もが暮らしやすい開かれたまち」をコミュニケーションから考える子ども向け体験型ワークショップを開催します。
イベントURL:https://slowcommunication.jp/library2/


■イベント概要
開催日:2024年2月12日(月・祝)
開催場所:茅ヶ崎市立図書館
対象年齢:小学校3年生~6年生
参加費:無料

スケジュール:(予定/13:00~16:00)
12:30~ 受付開始
13:00  ゲームの説明、絵本読み聞かせ
13:45  休憩
13:50  魔法書探しへGO!
15:05  休憩
15:15  振り返り~アイディアソン 理想の図書館を考えよう!
15:40  図書館からのお話
15:50~16:00 まとめ・記念撮影

主催:一般社団法人4Hearts
共催:茅ヶ崎市
後援:茅ヶ崎市聴覚障害者協会/茅ヶ崎市社会福祉協議会
協力:スフィーダ世田谷BFC/株式会社ボンド/株式会社メディア・ケイフォルム/森岡悠翔/安倍万里子/株式会社okidesign/小野寺良二/坂口和也/清水晶子
※本イベントは公益財団法人タチバナ財団の助成金を活用しています。
※おかげさまで定員に達したため、募集を締め切らせていただきました。

◯2022年のイベント実施レポート
https://rarea.events/event/167317

■どんなワークショップ?
ヘッドフォンやアイマスクをつけて、コミュニケーションにハンデがある状態を疑似体験。それぞれ異なるハンデを持つ三人が一組のチームとなり、二つのゲームに挑戦します。

ゲーム1. ヒントを頼りに、図書館に隠された"魔法書"を探そう!
ヒントを頼りに、図書館に隠された"魔法書"を探そう!
ヒントを頼りに指定された三冊の本を探すゲームです。実際に図書館内を歩きながら行います。
ゲーム2. ブラインドサッカーチーム、スフィーダ世田谷BFCさんによる絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせを通して、みんなで考えてみましょう。

○〈物理バリア〉=図書館の設備や構造など
○〈コミュニケーションバリア〉=人と接する中で感じたこと
二つの観点から整理し、当事者の声を聞きながら「どんな図書館だったら、より使いやすいのか?」アイディアを出し合います。子どもも障害者も、誰もが使いやすい『理想の図書館』を考えることがワークショップのゴールです。



見えない子に状況を伝えるために、話せない子が聞こえない子に筆談で伝えている様子
■イベントを通して身につくこと
・相手の事情を考える力
・様々な角度から物事を捉える力
・一歩先を想像する力 etc…

コミュニケーションにハンデがある状態で人と接し、協働作業を体験することで、今まで気づいていなかった"他者"="世界"の存在に気づき、視野を広げること。4heartsではこれを〈気づきスイッチ〉と呼んでいます。
本イベントでは、〈気づきスイッチ〉を押すと同時に、気づきの気持ちを共有。さらに一歩すすんで、コミュニケーションにハンデがある当事者たちと一緒に「じゃあどうしたらいいんだろう?」と、考えるところまで行います。

■3月2日(土)22:00迄「こころで聴く図書館」を教材にするためのクラウドファンディング実施中!
クラウドファンディングURL:
「子どもたちが多様性を体験する探求学習の教材をつくりたい!」
https://congrant.com/project/slowcommunication/8405

4Heartsは、本イベントを教育の場で有効に活用するため、教師が探究学習の授業で利用できる教材として開発、提供したいと考えています。
具体的には、学校図書館で子どもたちが実際に体験しながら、多様性や思いやり、相手の事情を一歩想像することの重要性を伝える教材を開発・提供していきたいと考えています。そのための教材開発費用として、3月2日(土)22:00迄クラウドファンディングで支援を集めます。


■代表紹介

一般社団法人4Hearts 代表 那須かおり1981年神戸市生まれ。生まれつきの重度聴覚障害。きこえる・きこえないの狭間を生きてきた経験から、相手の事情を想像し、心のゆとりを持って繋がる『スローコミュニケーションプロジェクト』を提唱。筆談をしてもらうことに負い目を感じたり、周りに遠慮して分かったふりをしたりして「普通」を装ってしまう当事者心理。一方でそういった存在が可視化されないことで、社会認識が遅れ、なかなかジブンゴトにしてもらえない所に社会課題を感じ、ヘッドフォンを活用した体験型ワークショップ等の活動を始めた。
現在は、企業研修・講演・コミュニケーション支援テクノロジー等を活用したサービス業のホスピタリティを向上させるコンサルティングを請け負う。組織や障害の種別を超え、地域を巻き込んだ“越境”スタイルが特徴。産業カウンセラー。



■お問い合わせ
一般社団法人4Hearts
電話番号:080-9985-6392
メールアドレス:info@slowcommunication.jp
一般社団法人4Hearts
一般社団法人4Heartsは、地域・行政・企業・当事者が協力し、マイノリティを含めた多様性が受け入れられ、心を合わせて取り組むことで、情報コミュニケーションから誰ひとり取り残されない社会を目指しています。当事者だけでなく地域や周囲の人を巻き込んで社会課題解決に取り組んでいます。バリアを感じているが声を上げられていない当事者の意識と、自分ごとに捉えられずどう対応していいかわからない社会の意識を、共に変えていくこと。互いに向き合うことを諦めない、同じ瞬間に笑いあえる社会を目指して、子どもたちから企業まで実体験を通じた学びの場を提供しています。https://slowcommunication.jp/
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