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女性の働きやすい環境づくりを目指し、生理休暇制度を刷新

サッポロホールディングス
名称を「M休暇」へ変更し、月経前症候群(PMS)の体調不良も取得可能に適用範囲を拡大



サッポロホールディングス(株)のグループ企業であるサッポロビール(株)は、ダイバーシティ&インクルージョンの推進の一環として、3月1日より「生理休暇」制度を「M休暇」に名称を変更するとともに、休暇取得の単位や適用事由の範囲を拡大します。今回の制度改定では、直接的な表現が心理的ハードルになっていることを背景に従来の「生理休暇」から「M休暇」に名称を変更し、また生理日だけでなく月経前症候群(PMS)の体調不良でも休暇取得が可能とします。さらに半日単位でもM休暇の取得を可能とし、半日休暇においても「M休暇手当」を支給します。これにより女性社員が生理やPMSを理由に有給休暇を消化することなく体調管理ができるような環境づくりを目指します。サッポログループでは、サッポログループダイバーシティ&インクルージョン推進メッセージ(注1)のもと、あらゆる多様性を尊重し、多様な発想や考え方を有する人財を認め活かすことで一人ひとりの能力が最大限発揮できると考えています。また「ちがいを活かして変化に挑む 越境集団となる」を人財戦略のありたい姿に掲げ、人財戦略を経営基盤の重要な柱のひとつに位置づけています。すべての多様性尊重や活用のひとつとして「女性が継続して働きがいをもって活躍しているのが当たり前」となる環境を目指し、今回の制度改定だけでなく、昨年には役職者向けに女性の健康セミナーを実施するなど、女性の身体と健康により理解のある心理的安全性の高い職場環境の実現に向け取り組んでいます。当社は、今後もダイバーシティ&インクルージョンの推進などを通じ、社員一人ひとりが、明るく楽しく前向きに働くことができる職場環境、風土づくりに取り組みます。
(注1) https://www.sapporoholdings.jp/sustainability/human/humanresources/diversity/■制度内容の変更点
1.「生理休暇」から「M休暇」へ名称を変更。 
直接的な表現が取得の心理的なハードルになっていることを背景に、生理の英語表記である「Menstruation」の頭文字を取り「M休暇」へ変更します。2.月経前症候群(PMS)による体調不良を「M休暇」取得事由の適用範囲に追加。 
生理日期間だけでなく、月経前症候群(PMS)での体調不良もM休暇の取得を可能にし、適用範囲を拡大します。3.M休暇の取得単位を1日から半日に変更し、半日でも「M休暇手当」を支給。 
より柔軟に取得ができるよう、半日単位での取得も可能にします。また従来は1日単位で日割額の9割を支給していましたが、半日単位でも日割額×0.5日の9割を「M休暇手当」として支給します。<参考>
サッポログループダイバーシティ&インクルージョンの推進
https://www.sapporoholdings.jp/sustainability/human/humanresources/diversity/ 

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