ボリュームアップスプレーの製造・販売で20年以上の株式会社ピノーレが女性用エイジングケアに挑む。『髪で悩む女性に、生き生きと笑顔になって欲しい』との想いで実現した商品開発ストーリー。

株式会社ピノーレは、1999年創業のエアゾール製品、フレグランス製品などを手がけるメーカーです。中でも男性用のボリュームアップスプレーの製造・販売を開始して20年以上となる、このカテゴリーでは老舗の会社となります。


近年、エイジングケアの需要が増し、年齢を重ねた女性の美容への関心も高まっています。

また働き方や生活時間が大きく変化している現代において、同社が新たに、女性の薄毛や白髪問題を手軽に解決する新たな商品開発に取り組みました。



商品の開発には、美容師さんや女性のお客様と会い、髪の悩みや商品に求めたいモノ・コトを聴き、その要望を実現すべく、何度も試作して商品化を目指しました。

そして満を持して、自然でふんわりとやわらかな仕上がりで、手軽に髪をリタッチ出来る新商品、「V-up mana ヘアマスカラスプレー」を発売しました。


本ストーリーでは、女性のお客様の悩みに寄り添った、高品質の商品開発の壁に、あきらめずに挑戦した開発の裏話をご紹介します。

【”女性の悩みに寄り添いたい”。そんな想いが商品開発のきっかけだった。】


株式会社ピノーレが20年以上販売している「V-upボリュームアップヘアスプレー」は薄毛の男性の方に長い間ご好評いただいております。


私(高橋)は当社に入社する前の会社で、女性特有の便秘や、生理に伴うPMS等の不快感、更年期症状等の様々な悩みに寄り添った商品開発に取り組んできておりました。


そこで当社に入社して、女性の髪(薄毛や白髪)の悩みを解消する商品開発が出来ないかと思っていました。


そんな時、営業部長の榎本にその話をしたところ、彼は学生時代に美容師を目指して美容院で働いていた時に、女性で髪の分け目や頭頂部の薄毛や白髪に悩んでいる方を目にしており、ぜひ女性向けのボリュームアップヘアスプレーを開発し、髪で悩んでいる女性に、商品を通して本来の笑顔をとり戻してもらおうとの想いが一致し、商品化を決意しました。


商品開発担当 参事:高橋浩二


営業部 部長:榎本大輔


【お客様の声を知る美容師の方に協力を得て、商品開発は加速】


〇お客様にアンケート調査を実施

開発にあたり、まずはターゲットとなるお客様の声を聴くことから始めました。

榎本の知人が美容師をしており、この方にアプローチして、私達がこれから開発してゆきたい商品の話をしたところ、共感して商品化に向けて協力してくださる事になりました。

美容師 林 優子さん

<美容院mallow:埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸2丁目15−23>


早速、美容院のお客様で薄毛や白髪が気になる女性の方々にアンケートを取らせていただきました。

すると年齢とともに「髪の分け目(薄毛)が目立ってきた」「髪のボリューム感が無くなってきた」という悩みをお持ちの方がかなりいらっしゃって、商品の狙いは間違っていないことを確信しました。





〇パッケージデザインもお客様目線を大切に

次に、商品コンセプトを基に、パッケージデザインに着手しました。

この商品は化粧品なので、洗面化粧台に置いても、洗練されたオシャレなデザインを目指し、数種類の案を作成して、女性のお客様に評価していただきました。



コンセプトから、商品には「自然のめぐみを活かした髪にやさしい5つの成分」を配合してゆこうと考えており、お客様の声を活かした、やわらかで自然なやさしさを感じられるピスタチオカラーにしました。



【困難だった製造会社探し。それでも想いに寄り添ってくれる企業様に出会えた。】


商品コンセプトやネーミング、パッケージデザイン開発に先んじて行っていたのが製造委託先の探索でした。商品に求める期待が高くなればなるほど、それを商品としてカタチにしてもらえる委託先は中々ありません。

ネットだけではなく、業界関係の方にお聞きしながら、数社を調べても実現できそうな所が見つからずにいる中、美容室向けのモノづくりで歴史と実績のある会社に飛び込みで電話しました。



取引もない会社の知らない人間からの電話ですから、相手にしてもらえないかと思っていましたが、とても良心的に話を聞いてくださり、まずは打合せをさせていただく事となりました。

早速会社にお伺いし、営業の方と研究開発の方々に、今回の商品にかける想いと製品として求めるレベルをお伝えしたところ、「一緒にやりましょう」と言っていただけた時に「良かった!」とほっとしました。

【新たな商品を開発する壁に挑戦】


〇あきらめず高いレベルにトライ

こちらの会社は、半世紀以上、美容室・理容室向け美容室向けの商品を開発・販売しているだけあって、商品の処方設計の技術力はとても高かったのでありがたかったです。



それでも、今までどこも商品化出来ていない高品質の商品開発を目指し、試作を繰り返してゆきました。

また良い原料を使って優れた使用感となるような商品に仕立て上げ、お客様に納得・満足していただけるレベルを追求しました。


試作品は実際の使用感を評価しながら、それを様々な機械を使って、数値でも正しく測定することにより精度を高めてゆきました。



〇ご要望をヒヤリングし、お客様による試作品調査を実施

ある程度のレベルの試作品が出来た段階で、ターゲットとなる30~50代の女性10数人に集まっていただき、試作品を使ってもらいながらヒヤリング調査を行いました。


すると、こういった商品に対しては、①スプレー後の髪は柔らかく②安定的なボリューム感③スプレーの中心への付着は少なくといった要望の声が上がりました。

また色のバリエーションもダークブラウン、ライトブラウン、ナチュラルブラックの3色で展開する事にしました。



〇試作を繰り返し処方の改良を

調査でお客様が求めていた、固くならずにふんわり柔らかく、安定的にボリュームアップというさらなる課題の解決に、天然精製微粒子の組み合わせを数十種類、試しては繰り返し、ベストな組み合わせにたどり着く旅が始まりましたが、諦めない研究開発の方々の熱意で「これだ!」という『球状粉体+板状粉体』を見つけました。

まさに、自然なボリュームアップとふんわり髪を実現させる配合の発見でした。


そして、スプレーの部品も数十個のうち最適なものを選定し、中心部は少なく、広く安定的な付着の実現を成功させました。

〇品質担保も慎重に安定性をみた

処方が決まった後に大切なのは品質担保となります。

そのために数年間の安定性を確認するために温度、湿度の負荷をかけての試験を、通常の倍の時間をかけて行い、こちらも問題なくクリアしました。



〇女性が使いやすいサイズと、ボトルデザイン

そして、ボトルのデザインにもこだわり、女性の手や指がしっくりと馴染むような工夫をし、大きさも携帯しやすいサイズにしました。



〇ブランド名に込めた想い

この商品名は「V-up manaヘアマスカラスプレー」です。


「Mana」は、ハワイ語で「超自然の力」「生命の力」「奇跡」という意味です。

自然の力と生命力で、いつまでも生き生きと笑顔で過ごして欲しいとの思いをブランドに込めました。

【商品化まで1年半。納得できたモノづくりの結晶。】


商品化を構想してから、コンセプト立案、事前調査、委託先の探索、ブランド・パッケージデザイン開発、納得ゆくまでの試作、需要性調査、安定性試験等々で、約1年半かかりました。

それだけに自信を持ってお客様におすすめできる商品がやっと完成し、発売まで漕ぎつけることが出来ました。

【”髪で悩む女性に、きれいに笑顔になってほしい”。その使命はまだ始まったばかり。】


この良い商品を、髪で悩んでいらっしゃる女性の皆さまに知って、使っていただき、「生き生きと笑顔になっていただく」のが使命です。


〇化粧品できれいに笑顔になって欲しい

この商品は化粧品です。女性が外出する時に口紅やマスカラをつけるように、髪にスプレーしてボリューム感を出して、おしゃれに笑顔でお出かけしていただきたいです。




営業部長の榎本も、髪で悩んでいらっしゃるお客様にお届けしたいとの強い想いで日々商談で商品の優れた魅力を熱く語っています。

この商品を知った女性の方々からはとても良い評価をいただいており、もっと多くの皆さまに知っていただき使っていただけるようにさらに認知度アップと販売店の拡大を目指しております。

まだまだ挑戦は続きます。



商品紹介ページ:https://mana.pinole.co.jp/





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