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「若者向けの居場所 調査レポート」を発行

特定非営利活動法人サンカクシャ
~学識者8名、若者支援団体10団体へのヒヤリングを実施~



特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)は、この度 、「若者の居場所」をキーワードに、学識者の方々8名、若者対象の「居場所」支援を展開する10団体にヒアリングを実施し、調査レポートを発行しました。

調査実施の背景
子ども若者の孤独・孤立に関心が強まる昨今、多くの団体が居場所事業を展開していますが、各団体によって「居場所」という言葉の意味や、対象も異なっています。 今後、若者に対する居場所事業が施策化していく中で、ある特定のニーズに対応した「居場所」に偏った制度設計がなされた場合には、居場所事業は支援策としての柔軟性を失い、若者のニーズに応えることができなくなると危惧しています。

本調査レポートは「居場所」のあるべき姿を示すものではなく、子ども・若者に対する施策を検討する自治体、居場所事業を行っている、または、これから始めようとしている若者支援団体が、それぞれの立場で「居場所」の意義と限界を認識し、今、必要な若者支援施策や社会のあり方について議論できる土台を作ることを目的としています。

※調査レポートのPDFファイルをこちらよりダウンロードいただけます
調査レポート概要
「若者向けの調査レポート 若者支援団体の多様なアプローチ、居場所の意義を再考する」

目次
第1章 はじめに
 本調査の目的/調査内容
第2章「若者」を取り巻く社会情勢
 若者の定義/困難を抱える若者たちの現状/若者の困難が生まれる社会背景
第3章 現状の若者向け施策と課題
 現状の若者向け施策/現状の若者向け施策の課題
第4章 若者の「居場所」づくり
 居場所とは何か/「若者向け居場所」とはどうあるべきか/
 「居場所」の制度化が抱えるリスクと可能性/「居場所」の効果を測定する
第5章 若者たちの声から、ニーズを捉える(サンカクシャの実践から)
第6章 居場所を取り巻く若者施策への期待
若者向け施策の提言

「居場所」実践レポート
 若者支援団体(10団体)
 学識者インタビュー記録(学識者7名)

参考文献
あとがき

調査実施者:
寺戸慎也(ソーシャルデザイン事務所toi)
調査主体者: 早川智大(特定非営利活動法人サンカクシャ 居場所事業マネージャー)
       土岐三輪(事業伴走者)


レイアウト・デザイン: 有限会社ヒゲプロ

本調査は休眠預金活動事業「若者の『望まない孤立』支援モデル形成事業」の助成を受けて実施しています。
(資金分配団体:認定特定非営利活動法人育て上げネット、READYFOR株式会社)



■ソーシャルデザイン事務所toiについて
「人と社会のタッチポイントをつくる」をテーマに、イベント企画・WEBサイト制作・WEBライティング・若者にまつわる社会調査など幅広く活動中。
ウェブサイト:https://toi-design.com/

■ヒゲプロについて

豊島区のグラフィックデザイン、映像制作、イラスト制作の会社です。「かわいく・ゆるく・センス良く」をキーワードに、人の心を楽しく、わくわくさせるようなデザインを得意としています。
制作案件だけにとどまらず、「地域や社会をデザインする」ことを目標にしています。

【法人概要】
有限会社ヒゲプロ
代表取締役:梶浦孝博
所在地:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-29-6 三角ビル4F
ウェブサイト:https://www.higepro.jp/

■サンカクシャについて

サンカクシャは、15~25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援する団体です。
「居場所」「住まい」「仕事」の3つをメインの支援として実施。東京都内で若者が安心できる居場所を1拠点、住まいを失った若者向けのシェアハウスを4拠点、地域の企業と連携した仕事のサポートを展開し、250名以上の若者に多様な場や機会を提供しています。
自分が抱える困難に向き合ったり、前を向いて生きていくことへの意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送ることができるようになるまでをサポートをしています。

【法人概要】
特定非営利活動法人サンカクシャ
代表理事:荒井佑介(あらいゆうすけ)
所在地:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
ウェブサイト:https://www.sankakusha.or.jp/
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