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VIE、SeriesA1ラウンドクローズで3.05億円の資金調達を実施

VIE株式会社
toC向けプロダクトのグロースとヘルスケア・医療パイプラインの研究開発を加速


VIE、SeriesA1ラウンドクローズで3.05億円の資金調達を実施
ニューロテクノロジーを通じて味わい深い人生を届けることを目指すVIE株式会社(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:今村泰彦、以下「VIE」)は、大塚ホールディングス株式会社、株式会社カヤック、大正製薬株式会社、東和薬品株式会社、PE&HR株式会社(SocialEntrepreneur3投資事業有限責任組合、及びSocialEntrepreneur4投資事業有限責任組合)、株式会社村田製作所等からの出資と金融機関からの借入により、SeriesA1ラウンドで3.05億円の資金調達を実施しました。

Elon Musk氏のNeuralinkがヒトに対する臨床試験を開始、Appleがイヤホンから脳波を取得できる特許を申請するなど、脳波の利活用を中心にニューロテクノロジーの社会実装は加速度を増して進んでいます。VIEは世界でも例のないtoC向け簡易型脳波計の開発・提供とその研究開発の成果に基づき、各業界の社会課題を解決することを目指して、自社プロダクトの開発と各業界企業との共同事業を進めてきました。

調達した資金は、より一層の社会実装を進めるべく、既に国内外で利用されているtoC向けプロダクトの更なるグロース及び医療を含むパイプラインの研究開発加速に活用します。

VIEの事業とプロダクト
VIEはイヤホン型脳波計「VIE Zone」、「VIE Chill」を一般消費者向けに開発・提供しており、2023年12月にローンチした脳波音楽アプリ「VIE Tunes (ヴィーチューンズ) - 脳をチューニングする音楽アプリ」はリリースから約3か月で4万ダウンロードを突破するなど、toCプロダクトの開発・提供を行っております。

また、ヘルスケア・医療におけるアンメット・ニーズを解決する1つの手段として、領域によっては脳波を含む脳情報が有用性を持つことが指摘されており、当社も疾患・機能毎に製薬会社・大学病院・研究機関との共同研究・共同事業を進めております。

資金の使途と今後の展望
調達資金は、toCプロダクトの更なる市場普及を目指したハードウェアを含む開発、及びヘルスケア・医療パイプラインの研究開発の加速に活用します。具体的には、採用による研究・事業開発体制の強化、技術シーズ創出・ハードウェア開発のための研究投資に使用します。

本年以降は自社プロダクトだけでなく、共同事業から生まれた各業界に特化したプロダクトのリリースが始まります。これからも複雑化する社会課題に応えられるよう、更なる研究開発・事業開発を進めてまいります。

引受先からのコメント(※五十音順)
<大塚ホールディングス株式会社 事業開発部 漆原良一様>
世界に先行するVIE社の技術力に注目し、今回の出資を決定しました。

VIE社と我々が実現したい未来のライフスタイルの方向性は同じであり、今後の発展に期待しています。

我々の目的は、医療貢献を主眼として、音波と脳波の相関関係の評価による脳機能の解明であり、また、究極には宇宙時代を見据えた生体信号の確認方法としてのウェアラブル機器の開発です。

VIE社には、第一段階として、簡易脳波計の開発と脳波取得の協力をお願いしています。
<株式会社カヤック 代表取締役 柳澤大輔様>
ブレインテックという今後成長可能性のある分野における有望な企業であるVIE社へ、カヤックCVCからの出資を決めました。カヤックCVCでは「面白法人」というVisionに共感する仲間を増やし、社会を面白くするための社会的インパクトを強化することを目的としており、VIE社の技術力がブレインテックの分野で社会を面白くする可能性を秘めていると期待しています。VIE社と共に多様で魅力的な社会の実現に貢献できることを楽しみにしています。
<大正製薬株式会社 フロンティア・リサーチ・センター 西本伸一様>
ニューロテクノロジーを基盤としたVIE株式会社の挑戦が、健康意識の高まりから持続的な成長が見込まれるヘルスケア市場に対して、新しい切り口のソリューション提供に繋がるものと期待しています。当社はVIE株式会社のビジョン、技術力、行動力を高く評価しており、本ラウンドでご支援できることを大変光栄に思います。
<東和薬品株式会社 代表取締役社長 吉田逸郎様>
 東和薬品では「人々の健康に貢献するこころの笑顔を大切にする」という企業理念のもと、「いつの時代も世の中や地域社会に必要とされる企業」を目指して、新たな健康関連事業の創出と社会課題の解決に取り組んでおります。

 このたび、VIE社が掲げる「Live Connected, Feel the Life」というミッションや、ニューロテクノロジーとエンターテイメントを通じて価値やプロダクトを創造することで、ウェルビーイングに貢献する姿勢に共感し、東和薬品が目指す社会を実現するパートナーとしてともに歩んでいくことを期待しております。
<PE&HR株式会社(SocialEntrepreneur3投資事業有限責任組合、SocialEntrepreneur4投資事業有限責任組合) 代表取締役 山本亮二郎様>
VIEへの投資は3ファンドで2回目です。ちなみに、複数ファンドでの投資で負けたことはありません。初回は2016年12月でした。当時は耳が痛くならないヘッドホンの製造販売会社で、そこから最先端のブレインテック企業への道のりは、格好良い時もありますが、失笑や苦笑、時には怒りも?!の連続だったかもしれません。これほどの進化を遂げたのですから、それもそのはずです。これからも、想像もできない遥か先まで、みっともなくのたうち回りながら、皆で力を合わせてかっ飛ばしてください。見守ります。
<株式会社村田製作所 技術・事業開発本部 新規事業推進部 部長 野崎道則様>
この度、VIE社の本取り組みに出資させていただく運びとなりました。村田製作所は、エレクトロニクス業界において、時代の変化に合わせて継続的に価値を提供してきました。本パートナーシップによるVIE社との技術連携を通じて、脳科学を活用したニューロテクノロジーの社会実装が加速することに貢献していきます。

代表取締役CEO 今村泰彦コメント
ニューロテクノロジーは、21世紀の最大市場になるべく急成長を続けており、心身の健康、多様性受容社会の構築に大きな役割を果たすと期待されます。

「味わい深い人生を。- Live Connected, Feel the Life」を社是とする当社は、感性に満ちた豊かな社会をつくることを目指し、ニューロテクノロジーの社会実装をミッションに、「VIE Tunes - 脳をチューニングする音楽アプリ」「VIE Tunes Pro - 脳をチューニングする脳波イヤホン」をリリースし、成長を続けております。

この度、日本から世界のリーディングカンパニーを目指す当社の挑戦に呼応し、さらなる成長をともにしてくれる強力な株主を迎えることができました。

新たな株主の皆様とともに、研究開発体制をより強化し、多様な産業での質の高いニューロテクノロジーの社会実装、ウェルビーイングへの貢献、医療応用に取り組んでまいります。
同時に当社では、社会実装をともにするパートナー企業、一緒に世界に挑む仲間、サイエンティスト、エンジニア、ビジネスディベロップメント、メディカルドクター等を募集いたします。

引き続き、ご支援をよろしくお願いします。

※VIE株式会社採用ページは、こちら

VIE株式会社
VIEは、「味わい深い人生を。-Live Connected, Feel the Life」をミッションに掲げ、ニューロテクノロジーとエンターテイメントで、感性に満ちた豊かな社会をつくることをサポートするプロダクトを創造することで、ウェルビーイングに貢献し、さらに、脳神経に関わる未来の医療ICT・デジタルセラピューティクスの発展にも寄与していきます。


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