1万人の子どもたちに補助犬のことを伝えたい!
特定非営利活動法人日本補助犬情報センター
日本補助犬情報センターは、全国1万人の子どもたちに出前授業や資料を届けることを実現します。
当会は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「日本補助犬情報センター」の夢です。
特定非営利活動法人日本補助犬情報センター(理事長・佐鹿博信/神奈川県横浜市)は、身体障害者補助犬の社会における理解と普及を目指した活動とともに、障害者の社会参加・社会復帰を推進する事を目的に、第三者機関として中立の立場から相談・情報提供を行っています。
身体障害者補助犬法と同伴受け入れ拒否
身体障害者補助犬をご存じですか?
視覚に障害のある人の安全で快適な歩行をサポートする盲導犬、手や足に障害のある方の日常生活動作をサポートする介助犬、耳が聞こえない、聞こえにくい方に必要な音を教えて音源へ誘導する聴導犬。この3種の犬の総称が「身体障害者補助犬」です。
補助犬に関する大切な法律があります。2002年5月22日に成立した身体障害者補助犬法です。この補助犬法は、身体障害者の自立と社会参加の促進を目的とした法律で、不特定多数の方が利用する公共施設(飲食店、商業施設、医療機関、宿泊施設等)や公共交通機関は、補助犬ユーザーと補助犬の利用を受け入れる義務があります。
法律が成立して20年以上が経過しましたが、補助犬法の「名前も内容も知らない」人は70.2%(2018年調査)、2022年に同伴を理由とする受け入れ拒否にあった盲導犬ユーザーは45%(日本盲導犬協会による調査)となっています。
補助犬たちは、法律によって定められた訓練を受け、ユーザーによって適切に衛生・行動管理がされているため、施設や周囲の方に迷惑をかけるようなことはありません。ところが、施設の方がこのことを知らずに「犬は困ります」「他のお客様に迷惑です」と、補助犬同伴での利用を断ってしまっています。
飲食店では補助犬たちはユーザーの足元で静かに待機しています
補助犬ユーザーが自由に安心して社会参加するためには、社会への補助犬法の周知施策は更に充実させていかなければなりません。その中で、私たちは特に学校教育において子どもたちが補助犬の役割や法律、障害がある人のことについて学ぶ機会を持つことはとても大切だと考えています。
子どもたちへの出前授業
日本補助犬情報センターでは、補助犬や障害がある人のことを正しく知ってもらうために、小学校、中学校、高校、大学への出前授業や補助犬に関する資料(24時間テレビチャリティー委員会製作/補助犬ってなぁに?クイズブック)の配布を行っています。
介助犬ユーザーの出前授業の様子
出前授業では、3種の補助犬に関する基本的な知識や、障害がある人がどのように生活をしているか、そして補助犬法があるにもかかわらず、ユーザーが同伴受け入れ拒否にあっている社会課題があることを伝えています。
そして、私たちが最も大切にしているのは、実際の補助犬ユーザーと一緒に授業をすることです。授業の中で子どもたちには、それぞれの障害に応じたサポート体験をしてもらいます。例えば、盲導犬ユーザー(視覚障害者)の誘導や食事の説明方法などを実際に体験してもらうなど、「補助犬」というキーワードを切り口に、障害のある方の日常生活を身近に感じてもらえるようなプログラムを提供しています。
ユーザーとコミュニケーションを取った経験や、ユーザーからの発信は子どもたちの心に強く残ります。
実際に盲導犬ユーザーの案内を体験している様子
出前授業の効果
子どもたちからは「補助犬の役割がよく分かった!」「家に帰ったら家族におしえてあげたい!」「もし、お店で同伴拒否をしている人がいたら、法律があることを伝えたい!」などの感想が寄せられます。
また、先生たちからも、実際にサポートする立場を体験したことで、街で困っている人がいたときに「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけられるようになった子どもがいる、という声や、自分たちにもできることがあるんだ!と子どもたちの自信につながったという声をいただきました。
そして、子どもたちが授業後にお手紙を書いてくれることもあります。
「障害があっても補助犬や白杖を使えば、料理やお買い物ができることが分かりました」
障害のある人は何もできないわけではなく、社会の環境や仕組みの工夫があれば、安心して社会参加できるということが伝わっていると、私たちもとても嬉しく思います。
補助犬フレンドリーな子どもたちを増やしたい!~私たちが実現したい夢~
2023年度は34校、約2900名の子どもたちに出前授業を届け、約4300人の子どもたちに資料を配布しました。合計で約7200人の子どもたちに、補助犬のことを正しく伝えることができました。
2022年度、2023年度の出前授業、資料配布の実績
2024年度は更に多くの子どもたちに、補助犬のことを正しく理解してもらいたい!
日本補助犬情報センターは、全国1万人の子どもたちに出前授業や資料を届けることを実現します。
聴導犬ユーザーとの出前授業の様子
音声読み上げするiPhoneなら盲導犬ユーザーも使えます
授業中はユーザーの足元でおとなしく待機します
子どもたちに大人気の補助犬クイズブック
各地で出前授業を届ける当事者の声
左から元介助犬デイジー、介助犬ユーザー木村佳友&介助犬エクラ、聴導犬ユーザー松本江理&聴導犬チャンプ
【介助犬ユーザー木村佳友からのコメント】
講演を通じて、未来を担う子ども達が、障がい者や補助犬を取り巻く現状を理解して、
すべての人にやさしい社会を実現するために、「何ができるのか?」を考える機会になってくれると嬉しいです。
【聴導犬ユーザー松本江理からのコメント】
補助犬との出会いを通し「いろいろな人」「いろいろな生き方」があることを知った子どもたちが大人になる頃には、きっとすべての人が自分らしく生きることのできる社会になるはず。そのための「種まき」をしている気持ちで講演を続けていきたいと思っています。
出前授業のご依頼・資料のご請求
*出前授業は関東近郊(一部地域除く)と関西近郊(一部地域除く)のみ対応しています。日程や気候によってはお引き受けが難しい場合もあります。まずは以下のフォームから、開催を希望する場所や日程についてお問い合わせください。
出前授業のご依頼はこちら
*資料配布については全国対応していますので、お気軽にお問い合わせください(資料代・送料ともに無料)。以下のフォームより、必要事項を入力の上、お申し込みください。
資料のご請求はこちら
「April Dream」は、4月1日に企業(団体)がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
特定非営利活動法人日本補助犬情報センター
日本補助犬情報センターは、補助犬の社会における理解と普及を目指した活動とともに、障害者の社会参加を推進する事を目的に、第三者機関として中立の立場から相談・情報提供を行っています。所在:神奈川県横浜市港北区新羽町1688-1-B203
公式HP: https://www.jsdrc.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/jsdrc.hojoken
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日本補助犬情報センターは、全国1万人の子どもたちに出前授業や資料を届けることを実現します。
当会は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「日本補助犬情報センター」の夢です。
特定非営利活動法人日本補助犬情報センター(理事長・佐鹿博信/神奈川県横浜市)は、身体障害者補助犬の社会における理解と普及を目指した活動とともに、障害者の社会参加・社会復帰を推進する事を目的に、第三者機関として中立の立場から相談・情報提供を行っています。
身体障害者補助犬法と同伴受け入れ拒否
身体障害者補助犬をご存じですか?
視覚に障害のある人の安全で快適な歩行をサポートする盲導犬、手や足に障害のある方の日常生活動作をサポートする介助犬、耳が聞こえない、聞こえにくい方に必要な音を教えて音源へ誘導する聴導犬。この3種の犬の総称が「身体障害者補助犬」です。
補助犬に関する大切な法律があります。2002年5月22日に成立した身体障害者補助犬法です。この補助犬法は、身体障害者の自立と社会参加の促進を目的とした法律で、不特定多数の方が利用する公共施設(飲食店、商業施設、医療機関、宿泊施設等)や公共交通機関は、補助犬ユーザーと補助犬の利用を受け入れる義務があります。
法律が成立して20年以上が経過しましたが、補助犬法の「名前も内容も知らない」人は70.2%(2018年調査)、2022年に同伴を理由とする受け入れ拒否にあった盲導犬ユーザーは45%(日本盲導犬協会による調査)となっています。
補助犬たちは、法律によって定められた訓練を受け、ユーザーによって適切に衛生・行動管理がされているため、施設や周囲の方に迷惑をかけるようなことはありません。ところが、施設の方がこのことを知らずに「犬は困ります」「他のお客様に迷惑です」と、補助犬同伴での利用を断ってしまっています。
飲食店では補助犬たちはユーザーの足元で静かに待機しています
補助犬ユーザーが自由に安心して社会参加するためには、社会への補助犬法の周知施策は更に充実させていかなければなりません。その中で、私たちは特に学校教育において子どもたちが補助犬の役割や法律、障害がある人のことについて学ぶ機会を持つことはとても大切だと考えています。
子どもたちへの出前授業
日本補助犬情報センターでは、補助犬や障害がある人のことを正しく知ってもらうために、小学校、中学校、高校、大学への出前授業や補助犬に関する資料(24時間テレビチャリティー委員会製作/補助犬ってなぁに?クイズブック)の配布を行っています。
介助犬ユーザーの出前授業の様子
出前授業では、3種の補助犬に関する基本的な知識や、障害がある人がどのように生活をしているか、そして補助犬法があるにもかかわらず、ユーザーが同伴受け入れ拒否にあっている社会課題があることを伝えています。
そして、私たちが最も大切にしているのは、実際の補助犬ユーザーと一緒に授業をすることです。授業の中で子どもたちには、それぞれの障害に応じたサポート体験をしてもらいます。例えば、盲導犬ユーザー(視覚障害者)の誘導や食事の説明方法などを実際に体験してもらうなど、「補助犬」というキーワードを切り口に、障害のある方の日常生活を身近に感じてもらえるようなプログラムを提供しています。
ユーザーとコミュニケーションを取った経験や、ユーザーからの発信は子どもたちの心に強く残ります。
実際に盲導犬ユーザーの案内を体験している様子
出前授業の効果
子どもたちからは「補助犬の役割がよく分かった!」「家に帰ったら家族におしえてあげたい!」「もし、お店で同伴拒否をしている人がいたら、法律があることを伝えたい!」などの感想が寄せられます。
また、先生たちからも、実際にサポートする立場を体験したことで、街で困っている人がいたときに「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけられるようになった子どもがいる、という声や、自分たちにもできることがあるんだ!と子どもたちの自信につながったという声をいただきました。
そして、子どもたちが授業後にお手紙を書いてくれることもあります。
「障害があっても補助犬や白杖を使えば、料理やお買い物ができることが分かりました」
障害のある人は何もできないわけではなく、社会の環境や仕組みの工夫があれば、安心して社会参加できるということが伝わっていると、私たちもとても嬉しく思います。
補助犬フレンドリーな子どもたちを増やしたい!~私たちが実現したい夢~
2023年度は34校、約2900名の子どもたちに出前授業を届け、約4300人の子どもたちに資料を配布しました。合計で約7200人の子どもたちに、補助犬のことを正しく伝えることができました。
2022年度、2023年度の出前授業、資料配布の実績
2024年度は更に多くの子どもたちに、補助犬のことを正しく理解してもらいたい!
日本補助犬情報センターは、全国1万人の子どもたちに出前授業や資料を届けることを実現します。
聴導犬ユーザーとの出前授業の様子
音声読み上げするiPhoneなら盲導犬ユーザーも使えます
授業中はユーザーの足元でおとなしく待機します
子どもたちに大人気の補助犬クイズブック
各地で出前授業を届ける当事者の声
左から元介助犬デイジー、介助犬ユーザー木村佳友&介助犬エクラ、聴導犬ユーザー松本江理&聴導犬チャンプ
【介助犬ユーザー木村佳友からのコメント】
講演を通じて、未来を担う子ども達が、障がい者や補助犬を取り巻く現状を理解して、
すべての人にやさしい社会を実現するために、「何ができるのか?」を考える機会になってくれると嬉しいです。
【聴導犬ユーザー松本江理からのコメント】
補助犬との出会いを通し「いろいろな人」「いろいろな生き方」があることを知った子どもたちが大人になる頃には、きっとすべての人が自分らしく生きることのできる社会になるはず。そのための「種まき」をしている気持ちで講演を続けていきたいと思っています。
出前授業のご依頼・資料のご請求
*出前授業は関東近郊(一部地域除く)と関西近郊(一部地域除く)のみ対応しています。日程や気候によってはお引き受けが難しい場合もあります。まずは以下のフォームから、開催を希望する場所や日程についてお問い合わせください。
出前授業のご依頼はこちら
*資料配布については全国対応していますので、お気軽にお問い合わせください(資料代・送料ともに無料)。以下のフォームより、必要事項を入力の上、お申し込みください。
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「April Dream」は、4月1日に企業(団体)がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
特定非営利活動法人日本補助犬情報センター
日本補助犬情報センターは、補助犬の社会における理解と普及を目指した活動とともに、障害者の社会参加を推進する事を目的に、第三者機関として中立の立場から相談・情報提供を行っています。所在:神奈川県横浜市港北区新羽町1688-1-B203
公式HP: https://www.jsdrc.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/jsdrc.hojoken
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(2024/04/01 09:00)
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