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日本の虫除け文化が世界を救う!さあ準備を整え、いよいよスリランカへの第一歩を踏み出すぞ!

NPO法人S.O.L.
計画が固まってきてガールズホームでもワークショップを。しかし・・そこにはスリランカのNGO登録と言う大きな壁が待っていた。

NPO法人S.O.L.(エヌピーオーホウジンソル 所在地:本部・大阪府枚方市/支局・札幌市中央区)は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「NPO法人S.O.L.」の夢です。



【2年前の夢が現実味を帯びてきました】
毎年デング熱の流行を繰り返すスリランカ。現地の人は蚊に刺されても腫れたり痒くなったりしないらしく、
虫除けにあまり神経を使っていません。網戸も一般的ではありません。

『日本の虫除け方法を蚊による感染症に悩むスリランカへ持って行けたらなあ~』と言う、ホンワカした夢を
April Dream2022に発信して早くも2年。発信後、興味を持ってくださる企業様や協力者が現れ、April Dream2023 の頃には現地調査を行い、具体的にやりたいことも決まってきました。
思っていた以上の嬉しい反響に背中を押して頂き、S.O.L.の挑戦が始まります。
2022年、2023年のプレスリリースはこちら↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000098702.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000098702.html

そして今、スリランカでDIYで網戸を取り付けられる「AMIDOワークショップ」を行う為の場所や回数、開催の周知の方法、使う材料や調達方法、誰がワークショップをどのように行って行けば良いのか、などなど計画中です。
スリランカの中核都市、クルネイガラ市の議会が賛同してくださり、AMIDOを設置する市内の総合病院や産婦人科、保健局の協力でワークショップを行う場所も大まかに決まってきました。

夢が現実に向かって歩き出したのです。

【スリランカの孤児院(ガールズホーム)の話】
スリランカにも日本と同じように親の育児放棄や虐待など様々な理由で子ども達を預かって育てる施設があります。スリランカの孤児院は男女別々で、それぞれボーイズホーム、ガールズホームと呼ばれています。
ガールズホームの女の子たちは18歳になると孤児院を出なければなりません。日本と少し違うところはスリランカでは「女の子は独り暮らしをするものではない」と言う考えがあり、運よく里親が見つかり、進学できる子や寮のある会社へ入れる子もいるのですが、退所者全員の進学や就職はなかなか難しいようで、お見合いをして退所する女の子が多く存在します。
皆が幸せに結婚生活を送ってもらえるのであれば、喜んでお見合いの場を作るのだけど・・と施設長は顔を曇らせます。多くは歳の差がかなりあったり、結婚後、暴力を受けて逃げる場所も無く耐え続けているらしいのです。

・・そこで、退所する女の子達をトレーニングして、このAMIDOワークショップの講師としての仕事を作れないかな?と考えが浮かびました。施設長さんに少し話してみたら、「それはとても良いアイデアだ!」と早速施設の人達とミーティングが始まりました。
日本のS.O.L.とリモートで繋げばいつでもコミュニケーションがとれるよね?人に教える事が苦手な子にはAMIDOキットの製作をお願いしてみたら?市と掛け合ってアルバイトでも良いから市の仕事にならないか?ワークショップをするならここの図書館も使えばいいよ!
施設の方々とお話をして行くうち、本当に様々なアイデアが出てきました。

【テロの影響が残るスリランカで】
そんな風にワクワクしながら計画していますが、実は今はまだ、S.O.L.はスリランカで活動できないのです・・。
スリランカで外国の団体が何か事業や活動をするためには「NGO登録」をしなければなりません。昨年の今頃からNGO登録申請の手続きをしているのですが、1年経ってもまだ承認されないのです。
元々NGO登録の審査が厳しいスリランカでしたが、2019年4月21日のイースターテロのテロリストたちがNGOの名前で活動していたのを受けて、なお一層NGO登録が難しくなったのです。
NGO Secretariatという窓口機関に申請をした後、関係省庁と警察の審査を経て、最後に軍の審査に受からないと登録できないのです。
今年のApril Dreamで「やっとNGO登録できました!!」と嬉しい報告がしたかったのですが、私たちが申請したNGOは今、最終の軍の審査中だそうです。あともう少し、きっとあともう少し!!
NHKワールドニュースでS.O.L.がスリランカのデング熱問題に触れている事を取り上げて頂き、駐日スリランカ大使からも「応援しているよ!」と激励頂いています。おそらくデング熱への関心は高まっているはず。マラリア撲滅を成功させたスリランカだもの。デング熱もきっと減らせる。だから絶対大丈夫!!(と待っている不安を振り払うように言い聞かせています笑)

3月21日にスリランカのS.O.L.現地事務所に軍の職員がチェックに来たそうです。「もう少しだから待っててね」と言われたそうだけど、いつになるのかは上が決めるからわからない、と。

毎日のように登録承認をドキドキしながら待っています。
承認が決まったら、本格的に資金調達をして、いよいよスリランカ入りです。

1日も早く現地の人々にAMIDOに触れてもらい、様々な虫除けを試し、少しでもデング熱の罹患率を下げて行きたいです。
そして・・ガールズホームの女の子達が「明るい希望ある人生」を想像できるようになりますように。
(右の画像は日本の蚊取り線香を寄贈した様子です)

【NPO法人S.O.L.について】
スリランカの教育施設訪問ツアーやビジネスマッチングツアーの企画、催行をしながら文化交流やスリランカの情報提供を行っています。スリランカのアニマルアタック(野生生物により人間が被害を受ける事象)に関する支援活動も行っています。
~S.O.L.のデング熱対策に関する活動~
2015年よりこれまでにおよそ320kgの蚊取り線香(株式会社ライオンケミカル様より寄贈)を京都大学アジアアフリカ研究所やライオンズクラブなどの協力により、スリランカの幼稚園、小・中学校、高校、老人ホーム、障がい者施設、農業従事者など延べ6,000人へ寄贈する。


2017年デング熱流行中の国立病院を見学。
2019年より施設や教育機関、スリランカ在住者コミュニティに虫除けについてのアンケート調査を実施。
2021年5月よりスリランカのクルネイガラ州ポルガハウェラで網戸の実証実験を始める。
2021年11月S.O.L.網戸(AMIDO)キットを開発
2022年11月スリランカ大使館にてロドニ・ペレーラ大使とAMIDOキットの可能性について面談
2023年3月スリランカでもっと積極的に活動を行うため、スリランカにNGOを設立申請
2023年12月NHKおはよう日本「おはBiz」にて紹介
2024年1月NHK WORLD-JAPAN Biz Streamにて紹介
2024 年2月 駐日スリランカ大使を北海道でアテンド

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこ の夢の実現を本気で目指しています。

【会社概要】
法人名:NPO法人S.O.L.(ソル)
法人所在地:大阪府枚方市春日西町1‐50‐1
理事長:大下敦子
事業内容: スリランカに関する情報提供、コンサルティング、ビジネスマッチング、スタディツアーの企画・催行。
設立: 2015年12月14日
HP:https://seedoflanka.com

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