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【初の東北開催】 世界の難民・移民の現状伝える企画展「エンドレスジャーニー展・仙台 ~終わらせたい、強いられた旅路~」 東日本大震災、能登半島地震、パレスチナ・ガザ地区に関する展示も

国境なき医師団
メディア内覧会 8月12日(月祝) 午前9時~

世界約75カ国で緊急医療・人道援助活動を行う国境なき医師団(MSF)は8月12日(月祝)から8月17日(土)、仙台市のせんだいメディアテーク1Fオープンスクエアにて、世界の難民や移民がおかれた現状などを伝える体験・思考型の企画展、『エンドレスジャーニー展・仙台 ~終わらせたい、強いられた旅路~』を開催します。



紛争や迫害、暴力や貧困によって住まいを追われ難民や国内避難民となった人は、世界で1億1000万人に達し(※)ました。多くの人が安全な生活を求めて、今も終わりの見えない命がけの旅を続けています。本企画展は、こうした人びとの現状とMSFの医療援助活動についての理解促進を目的に、強いられた終わりの見えない旅路「エンドレスジャーニー(Endless Journey)」を終わらせる「エンドディスジャーニー(End This Journey)」に、という願いを込めたコンセプトで開催します。会場では、地中海、アフリカのチャド湖周辺、中東シリア、バングラデシュに避難するロヒンギャ、中米の5つの人道危機に焦点を当て、人びとの置かれた環境を体験できる展示や、MSFの活動紹介のほか、詩人・谷川俊太郎氏がMSFに寄せた詩作品も展示します。さらに今回は、パレスチナ・ガザ地区の現状を伝える写真や、東日本大震災や能登半島地震といった日本国内の震災でのMSFの活動についても展示します。同企画展は2019年に東京で初めて開催した後、2022年は福岡と大阪、昨年7月に広島、10月に札幌で開催し、のべ8200人以上が来場しました。※国連難民高等弁務官事務所 2023年5月推計

会期初日の8月12日(月祝)午前9時からメディア向け内覧会を実施します。深刻な人道危機について広く知っていただくため、ぜひ本企画展のご取材をいただきますようお願い申し上げます。

開催概要


期間:8月12日(月祝)~8月17日(土)
開催時間:10:00~18:00 ※最終日のみ16:00まで
会場:せんだいメディアテーク 1F オープンスクエア(〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1)
入場料:無料
ウェブサイト:https://www.msf.or.jp/sendai
主催:特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
後援:仙台市教育委員会
特別協力:谷川俊太郎氏(詩人)
お問い合わせ:event@tokyo.msf.org
エンドレスジャーニー・コンセプト動画:https://youtu.be/gZ3qNkRHbXs

仙台展 メディア内覧会


仙台展メディ内覧会申込みページへ
会期初日の8月12日(月祝)9:00から行います。
QRコード、または下記URLからご登録の上、ご来場をお願いいたします。
また、会期中に開催するイベントやメディア内覧会以外の日時もご取材いただけますので、別途お問い合わせください。
https://form.run/@EJ-Sendai-media

主な見どころ:


●地中海、アフリカ・チャド湖周辺、シリア、ロヒンギャ、中米の難民・移民に焦点を当て、強いられた旅路をなぞる展示、各地が抱える医療ニーズを紹介
●パレスチナ・ガザ地区の現状を伝える写真
●東日本大震災や能登半島地震といった日本国内の震災でのMSFの活動についての展示
●活動現地で使用しているテント式手術室、難民キャンプでMSFが設置した簡易トイレの再現を展示
●難民が収容される極小スペースを実音とともに再現、体験コーナーを設置
●難民が使用していた道具や衣服、直筆の絵、MSFが活動で使用する道具等の展示
●詩人の谷川俊太郎氏によるMSFに寄せた詩作品を展示
迫力の展示(左)、現地で活躍する四輪駆動車(中)、難民キャンプのトイレ再現(右)

会期中イベント1. 【トークイベント】自然災害と緊急援助──被災地で必要な心のケア


8月17日は同イベント会場内およびオンラインで、日本国内の自然災害の被災地での医療ニーズやMSFの活動についてのトークイベントを開催します。

被災地ではけがや病気の治療だけでなく、心のケアも重要です。MSFは能登半島地震の被害を受けた石川県輪島市で、被災され避難所に避難している方のみならず、休みなく被災者の支援に当たる自治体職員の方々への心理面のサポートも行ってきました。

このトークイベントでは、能登半島地震の被災地での活動を統括したプロジェクト・コーディネーターの川邊洋三と、臨床心理士の福島正樹が現地での経験をお話しします。川邊は2011年の東日本大震災で緊急チームの第一陣として発災翌日に東北に入り、現地で3カ月間活動した経験を、また福島は、パレスチナやスーダンの難民キャンプ等で心理士として活動した経験も持ちます。それぞれの現場で感じたことや、今私たちにできることとは──。会場では質問タイムも設定し、双方向にやり取りのできるイベントを予定しています。

・日時:8月17日(土)13:30~15:00
・参加方式:
  1. 会場参加 せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア(着席は先着30席+立ち見)
  2. YouTubeオンライン配信
・詳細/申込:本展のウェブサイト(https://www.msf.or.jp/sendai)をご参照ください
・参加費:無料

登壇者プロフィール
(C) MSF
国境なき医師団 プロジェクト・コーディネーター 川邊 洋三(かわべ・ようぞう)
元テレビ局国際部記者。2008年よりMSFの活動に参加。これまでウガンダ、ザンビア、ナイジェリア、マラウイなどで活動。東日本大震災では地震発生翌日に緊急チームの第一陣として現場に入り宮城県にて活動した。能登半島地震では石川県輪島市にて地元の自治体や医療ネットワークなど各方面と情報交換してニーズなどを調査し準備を進め、被災された人びとや自治体職員の心のケアの他、避難所での暮らしを余儀なくされている方々のために洗濯機20台を輪島市に寄贈する活動を統括した。

国境なき医師団 臨床心理士 福島 正樹(ふくしま・まさき)
(C) MSF
公認心理師・臨床心理士。精神保健の専門家として、特に災害時の心理支援における活動を中心に行う。福島県立医科大学での災害後心理支援に参加。2021年からMSFで海外(パレスチナ、スーダン、シエラレオネ)での心理支援を継続。 パレスチナでは、紛争の影響を受ける人びとの心のケアに携わった。2024年能登半島地震では川邊とともに輪島市に赴き、23カ所の避難所で80回以上の心理セッションを実施。心理ニーズを把握するための「けんこう講座」や「心のアンケート」、個別カウンセリングなどの取り組みを通し、被災した人びとに心のケアを提供した。  

会期中イベント2. スタッフによる展示解説ツアー


会期中、海外での活動経験者や事務局スタッフが会場をご案内します。
開催日時:
・8月12日(月・祝)~16(金)15:30~16:00
・8月17日(土)15:00~15:30
※お申し込み不要/参加無料



本プレスリリースのPDF
https://prtimes.jp/a/?f=d4782-678-e1337f18070e0e7d4ab3f79f24ad76da.pdf
「エンドレスジャーニー展・仙台」チラシのPDF
https://prtimes.jp/a/?f=d4782-678-9da33fa7c4a3c947269228d054d26987.pdf
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