薬剤師に相談をしたことがある人はわずか約17% 。一方、一部の回答者はオンラインで気軽に相談
株式会社ファーマシフト
~調査結果から読み解く、春からの新生活を見据えた適切なかかりつけ薬局の選び方~
株式会社ファーマシフト(本社:東京都港区、代表取締役社長:多湖 健太郎、以下ファーマシフト)は、春の入学や就職、異動などに伴い新たにかかりつけ薬局を探し始める時期を見据え、薬局に関する実態調査を実施しました。 ■調査の背景 薬局業界では、2023年1月より本格的な電子処方箋の運用が始まり、薬局のDX推進に新たな動きがありました。さらに、厚生労働省が2015年に策定した「患者のための薬局ビジョン」では、2025年までに全ての薬局の「かかりつけ薬局化」を目標に掲げています。立地条件だけで薬局を選ぶ状況を脱却し、デジタルを積極的に活用した適切な服薬管理や患者さんとの信頼関係の構築を目指しており、目標とする2025年までは残り1年を切りました。このような動向がある中、かかりつけ薬局化や薬局におけるデジタルサービスの利用状況の実態について、本調査で明らかにしました。
■調査結果の概要
1.回答者の約半数がかかりつけ薬局を持っており、病院や家などの近くで選ぶ傾向に
かかりつけ薬局を決めているかの問いでは、全体の約半数の46.1%が「はい」と回答し、かかりつけ薬局に決めた理由としては「病院の近くに立地している(53.6%)」、「家や職場の近くに立地している(34.9%)」といった立地条件を理由とした回答が目立ち、続いて「医師や病院とも連携してトータル的なサポートを受けることができる(25.8%)」、「信頼できる、相談できる薬剤師がいる(23.4%)」 という回答結果になりました。また、かかりつけ薬局を決めない理由として最も多かったのが「滅多に薬局に行く機会がないので決める必要がない(43.6%)」という回答で、頻繁に薬局に行かない人はかかりつけ薬局を決めない傾向にあることが分かりました。
2.薬剤師に薬や栄養に関して相談をしたことがある人は17%であり、相談しない理由としてはおよそ60%が相談できることを知らないと回答
薬剤師に薬や栄養などの相談をしたことがあるかの問いでは、「はい」と回答したのは全体のわずか17.0%で、相談しない理由として最も多かったのは「そもそも相談できることを知らない」で、全体の半数以上の58.0%にのぼりました。また、処方箋がなくても薬剤師に無料で相談できることを知っている人はわずか22.2%でした。かかりつけ薬局を持つ人だけを対象に見ても、相談したことがある人の割合は30.2%であり、かかりつけ薬局として何度も同じ薬局に足を運んでいても薬剤師への相談はあまりされていない状況が伺えます。
3.一部の回答者は薬局での待ち時間削減やチャットなどによる薬剤師への相談を目的にデジタルサービスを積極的に活用
電子処方箋、チャットやビデオ通話でのオンライン服薬指導を含むデジタルサービスを利用しているかについては、利用したことがある人はわずか6.6%でした。利用する理由としては、「薬局での待ち時間を削減できる(57.6%)」、「気軽に薬剤師に相談できる(40.9%)」が多く、利用者は待ち時間の効率化や、薬剤師とのコミュニケーションの選択肢広幅化のメリットを享受していることが示唆されます。
■調査のまとめ
本調査から、かかりつけ薬局を持つ人の割合は約半数にのぼっているものの、立地条件で選んでいる人が多く、信頼、相談ができる薬剤師がいるかを重視している人が少ない傾向が見られました。また、薬剤師に相談したことがある人、処方箋がなくても相談できることを知っている人はそれぞれ20%前後と少ない結果となり、薬剤師は処方箋の有無に関係なく、患者さんの不安や疑問に寄り添う存在であるにも関わらず、そのように認知されていない様子が浮き彫りとなりました。
時間に制約がある人や薬剤師に相談することを躊躇う人も一定数いる中、今後期待されるのがデジタルサービスの利活用です。LINE公式アカウント「つながる薬局」は、薬に関するお困りごとやお悩みがLINE1つで解決できるサービスを患者さんに提供し、薬局をもっと便利に利用いただけるよう支援しています。患者さんは自宅から薬剤師にチャットで相談することや、オンラインでの服薬指導を受けることができ、自分のペースで薬剤師とコミュニケーションを取ることができます。
さらに、病院で処方箋をもらったらすぐに「つながる薬局」を利用して薬局に送信することで、薬局での感染対策や待ち時間削減を可能にします。今回の調査結果ではデジタルサービスを利用している人はわずか6.6%と低い結果となりましたが、実際に利用している人はこのような点に利便性を見出して活用していると見て取れる結果になりました。
薬の重複投与や飲み合わせの影響による副作用などの健康被害を防ぎ、適切な服薬を実現するためにはかかりつけ薬局を持つことが非常に重要です。かかりつけ薬局を決める際に大切なポイントは、信頼、相談できる薬剤師がいることです。加えて薬剤師との円滑なコミュニケーションや待ち時間削減などを実現するデジタルサービス活用によるメリットをいかに享受できるかも、かかりつけ薬局を選ぶ理由になることが今後期待されます。
■調査概要
調 査 名:薬局に関する調査
調査方法:オンラインでのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:20~60代以上の男女1,000人
調査期間:2024年3月7日
調査企画:株式会社ファーマシフト
※「LINE」は LINEヤフー株式会社の登録商標です。
■サービスサイト
患者さん・一般の方向け:https://psft.co.jp/customer/
薬局・薬剤師の方向け:https://psft.co.jp/pharmacy/
LINE友だち登録はこちら:https://lin.ee/z7EEEWU
X(旧Twitter):https://twitter.com/tsunagaru_y
■株式会社ファーマシフトについて
「デジタル時代における患者さん中心の新たな医薬プラットフォームを創造する」をビジョンに掲げ創設されたファーマシフトは、加盟店9,500店舗以上の医薬品ネットワーク事業を運営する株式会社メディカルシステムネットワークのグループ会社です。LINE公式アカウントを活用した “かかりつけ薬局化支援” サービス「つながる薬局」や、サービスの早期普及と調剤薬局業界全体のDX促進を目的とした「デジタル薬局コンソーシアム」を運営しております。
■株式会社ファーマシフト概要
会社名 :株式会社ファーマシフト
設立年月 :2020年10月
資本金 :50百万円
代表者名 :代表取締役社長 多湖 健太郎
本社所在地:東京都港区虎ノ門1丁目1番18号 ヒューリック虎ノ門ビル8階
オフィス :東京都港区東新橋1丁目5番2号 汐留シティセンター5階 WORKSTYLING内
事業内容 :かかりつけ薬局化支援事業
URL :https://psft.co.jp/
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~調査結果から読み解く、春からの新生活を見据えた適切なかかりつけ薬局の選び方~
株式会社ファーマシフト(本社:東京都港区、代表取締役社長:多湖 健太郎、以下ファーマシフト)は、春の入学や就職、異動などに伴い新たにかかりつけ薬局を探し始める時期を見据え、薬局に関する実態調査を実施しました。 ■調査の背景 薬局業界では、2023年1月より本格的な電子処方箋の運用が始まり、薬局のDX推進に新たな動きがありました。さらに、厚生労働省が2015年に策定した「患者のための薬局ビジョン」では、2025年までに全ての薬局の「かかりつけ薬局化」を目標に掲げています。立地条件だけで薬局を選ぶ状況を脱却し、デジタルを積極的に活用した適切な服薬管理や患者さんとの信頼関係の構築を目指しており、目標とする2025年までは残り1年を切りました。このような動向がある中、かかりつけ薬局化や薬局におけるデジタルサービスの利用状況の実態について、本調査で明らかにしました。
■調査結果の概要
1.回答者の約半数がかかりつけ薬局を持っており、病院や家などの近くで選ぶ傾向に
かかりつけ薬局を決めているかの問いでは、全体の約半数の46.1%が「はい」と回答し、かかりつけ薬局に決めた理由としては「病院の近くに立地している(53.6%)」、「家や職場の近くに立地している(34.9%)」といった立地条件を理由とした回答が目立ち、続いて「医師や病院とも連携してトータル的なサポートを受けることができる(25.8%)」、「信頼できる、相談できる薬剤師がいる(23.4%)」 という回答結果になりました。また、かかりつけ薬局を決めない理由として最も多かったのが「滅多に薬局に行く機会がないので決める必要がない(43.6%)」という回答で、頻繁に薬局に行かない人はかかりつけ薬局を決めない傾向にあることが分かりました。
2.薬剤師に薬や栄養に関して相談をしたことがある人は17%であり、相談しない理由としてはおよそ60%が相談できることを知らないと回答
薬剤師に薬や栄養などの相談をしたことがあるかの問いでは、「はい」と回答したのは全体のわずか17.0%で、相談しない理由として最も多かったのは「そもそも相談できることを知らない」で、全体の半数以上の58.0%にのぼりました。また、処方箋がなくても薬剤師に無料で相談できることを知っている人はわずか22.2%でした。かかりつけ薬局を持つ人だけを対象に見ても、相談したことがある人の割合は30.2%であり、かかりつけ薬局として何度も同じ薬局に足を運んでいても薬剤師への相談はあまりされていない状況が伺えます。
3.一部の回答者は薬局での待ち時間削減やチャットなどによる薬剤師への相談を目的にデジタルサービスを積極的に活用
電子処方箋、チャットやビデオ通話でのオンライン服薬指導を含むデジタルサービスを利用しているかについては、利用したことがある人はわずか6.6%でした。利用する理由としては、「薬局での待ち時間を削減できる(57.6%)」、「気軽に薬剤師に相談できる(40.9%)」が多く、利用者は待ち時間の効率化や、薬剤師とのコミュニケーションの選択肢広幅化のメリットを享受していることが示唆されます。
■調査のまとめ
本調査から、かかりつけ薬局を持つ人の割合は約半数にのぼっているものの、立地条件で選んでいる人が多く、信頼、相談ができる薬剤師がいるかを重視している人が少ない傾向が見られました。また、薬剤師に相談したことがある人、処方箋がなくても相談できることを知っている人はそれぞれ20%前後と少ない結果となり、薬剤師は処方箋の有無に関係なく、患者さんの不安や疑問に寄り添う存在であるにも関わらず、そのように認知されていない様子が浮き彫りとなりました。
時間に制約がある人や薬剤師に相談することを躊躇う人も一定数いる中、今後期待されるのがデジタルサービスの利活用です。LINE公式アカウント「つながる薬局」は、薬に関するお困りごとやお悩みがLINE1つで解決できるサービスを患者さんに提供し、薬局をもっと便利に利用いただけるよう支援しています。患者さんは自宅から薬剤師にチャットで相談することや、オンラインでの服薬指導を受けることができ、自分のペースで薬剤師とコミュニケーションを取ることができます。
さらに、病院で処方箋をもらったらすぐに「つながる薬局」を利用して薬局に送信することで、薬局での感染対策や待ち時間削減を可能にします。今回の調査結果ではデジタルサービスを利用している人はわずか6.6%と低い結果となりましたが、実際に利用している人はこのような点に利便性を見出して活用していると見て取れる結果になりました。
薬の重複投与や飲み合わせの影響による副作用などの健康被害を防ぎ、適切な服薬を実現するためにはかかりつけ薬局を持つことが非常に重要です。かかりつけ薬局を決める際に大切なポイントは、信頼、相談できる薬剤師がいることです。加えて薬剤師との円滑なコミュニケーションや待ち時間削減などを実現するデジタルサービス活用によるメリットをいかに享受できるかも、かかりつけ薬局を選ぶ理由になることが今後期待されます。
■調査概要
調 査 名:薬局に関する調査
調査方法:オンラインでのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:20~60代以上の男女1,000人
調査期間:2024年3月7日
調査企画:株式会社ファーマシフト
※「LINE」は LINEヤフー株式会社の登録商標です。
■サービスサイト
患者さん・一般の方向け:https://psft.co.jp/customer/
薬局・薬剤師の方向け:https://psft.co.jp/pharmacy/
LINE友だち登録はこちら:https://lin.ee/z7EEEWU
X(旧Twitter):https://twitter.com/tsunagaru_y
■株式会社ファーマシフトについて
「デジタル時代における患者さん中心の新たな医薬プラットフォームを創造する」をビジョンに掲げ創設されたファーマシフトは、加盟店9,500店舗以上の医薬品ネットワーク事業を運営する株式会社メディカルシステムネットワークのグループ会社です。LINE公式アカウントを活用した “かかりつけ薬局化支援” サービス「つながる薬局」や、サービスの早期普及と調剤薬局業界全体のDX促進を目的とした「デジタル薬局コンソーシアム」を運営しております。
■株式会社ファーマシフト概要
会社名 :株式会社ファーマシフト
設立年月 :2020年10月
資本金 :50百万円
代表者名 :代表取締役社長 多湖 健太郎
本社所在地:東京都港区虎ノ門1丁目1番18号 ヒューリック虎ノ門ビル8階
オフィス :東京都港区東新橋1丁目5番2号 汐留シティセンター5階 WORKSTYLING内
事業内容 :かかりつけ薬局化支援事業
URL :https://psft.co.jp/
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(2024/04/10 13:00)
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