eWeLL、生成AIを活用して訪問看護計画を作成する国内初の新機能を無償で提供開始
株式会社eWeLL
~生成AIによる業務効率化と看護の質の平準化を同時に実現~
在宅医療のDX支援サービス「iBow(アイボウ)」シリーズを開発・提供する株式会社eWeLL(証券コード:5038 本社:大阪市中央区 以下eWeLL)は、訪問看護師の計画作成時間短縮と看護の質の平準化に向け、生成AIを活用して訪問看護計画書をワンクリックで自動作成する国内初(※1)のシステム「AI訪問看護計画」を訪問看護専用電子カルテ「iBow」に搭載し、2024年4月17日よりサービス提供を開始します。本システムは訪問看護事業者であれば誰でも利用可能です。(※2)
iBowサービスサイト(AI訪問看護計画): https://ewellibow.jp/kinou/ai-visiting/
■背景
少子高齢化を背景に社会課題である看護師不足は在宅医療分野でも同様で、在宅医療の重要な役割を担う訪問看護師は厚生労働省によると2025年に13万人必要(※3)なところ、2022年で10万人(※4)と3万人不足しています。
一方、訪問看護利用者数は2023年で110万人と10年前から4倍以上に増加しており (※5)、訪問看護は慢性的な看護師不足の中、多くの在宅療養者をケアしています。
訪問看護の業務は多岐に渡りますが、中でも毎月利用者毎に行う訪問看護計画書の作成は、医学や看護の専門知識に加え、医者、ケアプランナー、利用者や家族の希望等を考慮しながら利用者ごとに作成する必要があるため一定の経験を要し、作成に時間がかかります。
この課題に対して、「AI訪問看護計画」は生成AIを用いてワンクリック・短時間で作成可能となるものです。
■「AI訪問看護計画」の概要
「AI訪問看護計画」は、ワンクリックでインターネット上の公開情報とiBow内のデータを分析した上で生成AIのChatGPTにかけ、訪問看護計画書が自動作成されます。
人が計画書を作成する場合の所要時間は看護師の経験にもよりますが1件につき15分ほどかかっていたところ、「AI訪問看護計画」はワンクリックで作成して確認、必要があれば修正するだけですので3分程度で完成します。
厚生労働省によると訪問看護ステーションの平均利用者数は51人(※6)ですので、1件12分短縮すると、年間で約120時間の削減となります。
また、内容の適格性や表現についても看護師が評価しており、看護師の経験が浅い方でも一定の精度の計画書が作成できますので看護の質の平準化に貢献し、新人育成にも活用できます。
生成AIはハルシネーションと呼ばれる事実に基づかない情報を生成する可能性を孕んでいますが、「AI訪問看護計画」は自動作成された計画書を国家資格を持つ看護師が確認し完成させます。
さらに、次回、当機能を利用して計画書を作成する際には、前回完成させた計画書の内容も織り込んで作成されることから、自動作成される計画書は利用者の状況により合ったものとなり、作成すればするほど精度が高まっていきます。
またiBow内の利用者情報が外部に流出することのないよう、セキュリティ面も担保しています。
なお、使用する生成AIはChatGPTだけに依存せず、より適した生成AIを選択的に使える仕様としています。
■価格
2024年4月~9月の期間は無料でご利用いただけます。
なお、2024年10月からは生成AIを用いて訪問看護報告書を作成する「AI訪問看護報告」を加え、1訪問につき20円でご提供し、計画書や報告書の作成は何度でも行えるようになっています。
■今後の展開
eWeLLは実用化されている生成AIと、全国47都道府県の訪問看護で日々記録される累計4,800万件以上の慢性期医療ビッグデータを活用し、これまでにない在宅医療の課題を解決する複数の新サービスを連続的にリリースしていきます。
■eWeLLについて
ITを活用した在宅医療の業務支援を推進。主な事業は、在宅医療を支える訪問看護ステーション向けに電子カルテ「iBow」等をサブスクリプションで提供するクラウドソフトウェア事業で、全国47都道府県で4万4千人以上の看護師等(※7)の日々の業務で活用され、20万人以上の在宅患者(※8)の療養を支えています。
Mission
ひとを幸せにする
Vision
私たちは在宅療養に新しい価値の創造を行い、すべての人が安心して暮らせる社会を実現します
社名 :株式会社eWeLL
上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:5038)
代表者 :代表取締役社長 中野 剛人(ナカノ ノリト)
本社 :大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル13F
設立 :2012年6月11日
事業内容:在宅医療分野における業務支援事業(訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)等を提供する事業、診療報酬請求業務を代行する「iBow 事務管理代行サービス」など)
URL :eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
eWeLL IR情報 https://ewell.co.jp/ir
iBow公式サイト https://ewellibow.jp
受賞歴 :『経済産業大臣賞』 最優秀賞(第16回ニッポン新事業創出大賞)
『中小機構理事長賞』(第21回Japan Venture Awards)
『EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2023ジャパン』
※1 2024年4月自社調べ。日本国内における「生成AIを使用した訪問看護計画書作成機能」として。
※2 ご利用には電子カルテ「iBow」の導入が必要です。
※3 厚生労働省 2019年「医療従事者の需給に関する検討会・看護職員需給分科会中間まとめ(概要版)」シナリオ3(超過勤務ゼロの場合)より。
※4 厚生労働省「令和4年 介護サービス施設・事業所調査の概況」より。
※5 厚生労働省 各年の「介護サービス施設・事業所調査の概況」より。
※6 厚生労働省2021年度「介護サービス施設・事業所調査」「介護給付費等実態統計」「看護療養費実態調査」より推計。利用者総数を事業所数で除した介護保険の平均約42人と医療保険の平均約9人を合算。
※7 2023年12月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士の総数。
※8 2023年12月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の内、有効なものの対象患者数。
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~生成AIによる業務効率化と看護の質の平準化を同時に実現~
在宅医療のDX支援サービス「iBow(アイボウ)」シリーズを開発・提供する株式会社eWeLL(証券コード:5038 本社:大阪市中央区 以下eWeLL)は、訪問看護師の計画作成時間短縮と看護の質の平準化に向け、生成AIを活用して訪問看護計画書をワンクリックで自動作成する国内初(※1)のシステム「AI訪問看護計画」を訪問看護専用電子カルテ「iBow」に搭載し、2024年4月17日よりサービス提供を開始します。本システムは訪問看護事業者であれば誰でも利用可能です。(※2)
iBowサービスサイト(AI訪問看護計画): https://ewellibow.jp/kinou/ai-visiting/
■背景
少子高齢化を背景に社会課題である看護師不足は在宅医療分野でも同様で、在宅医療の重要な役割を担う訪問看護師は厚生労働省によると2025年に13万人必要(※3)なところ、2022年で10万人(※4)と3万人不足しています。
一方、訪問看護利用者数は2023年で110万人と10年前から4倍以上に増加しており (※5)、訪問看護は慢性的な看護師不足の中、多くの在宅療養者をケアしています。
訪問看護の業務は多岐に渡りますが、中でも毎月利用者毎に行う訪問看護計画書の作成は、医学や看護の専門知識に加え、医者、ケアプランナー、利用者や家族の希望等を考慮しながら利用者ごとに作成する必要があるため一定の経験を要し、作成に時間がかかります。
この課題に対して、「AI訪問看護計画」は生成AIを用いてワンクリック・短時間で作成可能となるものです。
■「AI訪問看護計画」の概要
「AI訪問看護計画」は、ワンクリックでインターネット上の公開情報とiBow内のデータを分析した上で生成AIのChatGPTにかけ、訪問看護計画書が自動作成されます。
人が計画書を作成する場合の所要時間は看護師の経験にもよりますが1件につき15分ほどかかっていたところ、「AI訪問看護計画」はワンクリックで作成して確認、必要があれば修正するだけですので3分程度で完成します。
厚生労働省によると訪問看護ステーションの平均利用者数は51人(※6)ですので、1件12分短縮すると、年間で約120時間の削減となります。
また、内容の適格性や表現についても看護師が評価しており、看護師の経験が浅い方でも一定の精度の計画書が作成できますので看護の質の平準化に貢献し、新人育成にも活用できます。
生成AIはハルシネーションと呼ばれる事実に基づかない情報を生成する可能性を孕んでいますが、「AI訪問看護計画」は自動作成された計画書を国家資格を持つ看護師が確認し完成させます。
さらに、次回、当機能を利用して計画書を作成する際には、前回完成させた計画書の内容も織り込んで作成されることから、自動作成される計画書は利用者の状況により合ったものとなり、作成すればするほど精度が高まっていきます。
またiBow内の利用者情報が外部に流出することのないよう、セキュリティ面も担保しています。
なお、使用する生成AIはChatGPTだけに依存せず、より適した生成AIを選択的に使える仕様としています。
■価格
2024年4月~9月の期間は無料でご利用いただけます。
なお、2024年10月からは生成AIを用いて訪問看護報告書を作成する「AI訪問看護報告」を加え、1訪問につき20円でご提供し、計画書や報告書の作成は何度でも行えるようになっています。
■今後の展開
eWeLLは実用化されている生成AIと、全国47都道府県の訪問看護で日々記録される累計4,800万件以上の慢性期医療ビッグデータを活用し、これまでにない在宅医療の課題を解決する複数の新サービスを連続的にリリースしていきます。
■eWeLLについて
ITを活用した在宅医療の業務支援を推進。主な事業は、在宅医療を支える訪問看護ステーション向けに電子カルテ「iBow」等をサブスクリプションで提供するクラウドソフトウェア事業で、全国47都道府県で4万4千人以上の看護師等(※7)の日々の業務で活用され、20万人以上の在宅患者(※8)の療養を支えています。
Mission
ひとを幸せにする
Vision
私たちは在宅療養に新しい価値の創造を行い、すべての人が安心して暮らせる社会を実現します
社名 :株式会社eWeLL
上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:5038)
代表者 :代表取締役社長 中野 剛人(ナカノ ノリト)
本社 :大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル13F
設立 :2012年6月11日
事業内容:在宅医療分野における業務支援事業(訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)等を提供する事業、診療報酬請求業務を代行する「iBow 事務管理代行サービス」など)
URL :eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
eWeLL IR情報 https://ewell.co.jp/ir
iBow公式サイト https://ewellibow.jp
受賞歴 :『経済産業大臣賞』 最優秀賞(第16回ニッポン新事業創出大賞)
『中小機構理事長賞』(第21回Japan Venture Awards)
『EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2023ジャパン』
※1 2024年4月自社調べ。日本国内における「生成AIを使用した訪問看護計画書作成機能」として。
※2 ご利用には電子カルテ「iBow」の導入が必要です。
※3 厚生労働省 2019年「医療従事者の需給に関する検討会・看護職員需給分科会中間まとめ(概要版)」シナリオ3(超過勤務ゼロの場合)より。
※4 厚生労働省「令和4年 介護サービス施設・事業所調査の概況」より。
※5 厚生労働省 各年の「介護サービス施設・事業所調査の概況」より。
※6 厚生労働省2021年度「介護サービス施設・事業所調査」「介護給付費等実態統計」「看護療養費実態調査」より推計。利用者総数を事業所数で除した介護保険の平均約42人と医療保険の平均約9人を合算。
※7 2023年12月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士の総数。
※8 2023年12月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の内、有効なものの対象患者数。
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(2024/04/16 10:00)
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