長く健康でいるための秘訣は「お口の健康」にあった! 歯科医師が在宅高齢者の口腔ケアのポイントを解説
株式会社ウェルビト
株式会社ウェルビト、勉強会を主催
介護施設入所に特化した身元保証サービス事業を行う「株式会社ウェルビト」(本社:東京都新宿区、代表:堀内貴敬、山内悠)は2024年5月21日(火)、「高齢者のお口をケアする―訪問歯科の上手な活用方法」をテーマに勉強会を開催いたします。お口の健康維持が身体的・精神的な健康や寿命に与える影響も大きいという報告が出るなど、口腔ケアは私たちがいつまでも自分らしくいきいきとした生活を送るためにも欠かせない重要な要素です。一方で、要介護の高齢者など自力での口腔ケアや通院が難しいという方も多く、そうした方々へのサポートをどうやっていくかは超高齢社会を迎えている日本において大きな課題と言えるでしょう。そこで今回、訪問診療を通して高齢者の口腔ケアに携わる歯科医師の井上義郎氏を講師としてお招きし、高齢者の日常的な口腔ケアのポイントやちょっとした異変に気づくコツ、訪問歯科へつなぐタイミングなどについて、具体例とともに紹介をしていただきます。ウェルビト勉強会の詳細・お申し込みはこちら。
株式会社ウェルビト公式サイト:https://mi-ka-ta.jp/
65歳で73%、85歳以上でも25%以上が自分の歯を20本以上保っている
「8020」1989(平成元)年、厚生省(当時)が発表した「成人歯科保健対策検討会 中間報告」の中で提唱されたこの数字、どこかで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。80歳になっても自分の歯を20本以上、保つことを目的に「8020(ハチマル・ニイマル)運動」がスタートして約35年、その間、政策・医療などあらゆる面から口腔ケアに関する取り組みが行われてきました。そうした取り組みは着実に実を結んでおり、1993年以降、65歳以上の高齢者において自分の歯を20本以上持つ人の割合は確実に増加。2016年には65~69歳で73%、85歳以上でも25%以上の人が20本以上自分の歯を有しています(図1)。
図1 自分の歯を20本以上保つ高齢者の割合の推移
お口の健康は身体の健康はもちろん、こころの健康にも影響を与えるという報告も
私たち人間にとって、お口の健康を維持することは非常に重要です。例えば食事。食べ物を口から食べるという行為は日々欠かすことのできない営みであり、同時に人間としての尊厳でもあります。こうした喜びを失わないことこそ、いきいきとした人生を送る上で必要不可欠であることは言うまでもありません。
お口の健康が身体的な健康や寿命へ影響を与えることも指摘されています。日本歯科医師会が発表した『健康長寿社会に寄与する歯科医療・口腔保健のエビデンス2015』によると、65歳以上の日本人2万人以上を対象とした調査により、歯の本数が少ない人の方が多い人に比べて死亡率が高く、認知症リスクも最大で1.9倍になることがわかったと報告されています。高齢者の方に多く見られる誤嚥性肺炎に関しても、きちんとした口腔ケアを行い、口内細菌を減少させることで、発症率を下げることができるという結果が出ています。
また、お口の健康維持が精神的な健康の維持にもつながる可能性がある、という研究成果も発表されています。岡山大学の研究グループは、歯の本数が多いなどお口の健康が良好な人ほど、社会的に孤立しておらず、精神衛生状態も良好であると報告しました(https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20231221-3.pdf)。高齢者のこころの健康維持については、私たちウェルビトも今年2月のプレスリリースおよび勉強会で取り上げています。勉強会には150名を超える数の方にお申し込みいただくなど、改めてメンタルヘルスへの関心の高さを実感したところです。超高齢社会の日本で今後より重要性が高まるであろう「訪問歯科診療」という選択肢
上記の通り、お口の健康維持は高齢者の方がいきいきとした生活を続けていくうえで非常に重要であり、そのためにも日常的な口腔ケアは欠かせません。歯みがきなどを通して日常的に口の中を清潔な状態を保つのはもちろん、必要に応じて歯科医師による診療機会も持つべきでしょう。一方、高齢者の中には要介護状態のためご自身で歯みがきをしたり、通院したりするのが難しいという方もいます。そうした方々にとって強い味方となり得るのが、訪問歯科診療です。
訪問歯科診療はその名の通り、歯科医師や歯科衛生士がご自宅などを訪問し、歯の健康状態をチェック・治療するものです。自力で通院できない方のお口の問題を解決する上で非常に重要な役割を果たすことから、超高齢社会を迎え、ますます高齢化が進む見込みの日本において今後より重要性が高まってくることでしょう。ただ、現状こうした訪問歯科診療に対する認知度は決して高くなく、また知っていたとしてもどんな場合に相談をすればよいのか、どのようにコンタクトを取ればよいのかなど、わからないことも多いという声も聞きます。
そこで今回私たちウェルビトは、実際に訪問歯科診療を行っている歯科医師の井上義郎氏を講師としてお招きし、「高齢者のお口をケアする―訪問歯科の上手な活用方法」というテーマで勉強会を企画いたしました。高齢者の日常生活を支援する機会の多いケアマネージャーの方をはじめ多くの医療介護福祉に従事する方に訪問歯科診療という選択肢があること、そしてその上手な活用の仕方などについて知っていただく機会になればと考えています。高齢者のお口の問題から訪問歯科診療へつなぐポイントまでを具体的かつわかりやすく解説
今回、講師を務める歯科医師の井上氏は、福島県福島市でご自身のクリニック「福島訪問歯科医院」を構え、通院と訪問の両方で診療を行っています。勉強会では高齢者に多いお口の問題からちょっとした異変に気づくコツ、訪問歯科診療へつなぐタイミングやポイントなどについて、具体的な事例を紹介しながら解説していただきます。勉強会当日は井上氏の講演後、質疑応答の時間も予定しております。ウェルビト勉強会では毎回、参加者から数多くの質問が寄せられるため、時間の許す限り登壇者に答えていただくかたちをとっています。現場のリアルな疑問・質問に対し、第一人者が知識と経験を踏まえて答えてくれるため、参加者の満足度も非常に高くなっています。ぜひ一度ご参加ください。
高齢者のお口の健康を支える―訪問歯科の上手な活用方法
日時:2024年5月21日(火) 18~19時
会場:オンラインライブ開催(Zoom)
講師:井上義郎 (歯科医師)
参加費:無料
https://mi-ka-ta.jp/study_session/study_session_2405_2/2024年5月のウェルビト勉強会の予定および取材について
ウェルビトでは、単身高齢者に関するテーマについて専門家が解説する「ウェルビト勉強会」を毎月開催しております。今月は上記「認知症の方に安心感を与えるコミュニケーションのコツ」以外に下記の内容を予定しております。ウェルビト勉強会は取材も受け付けております。取材のご希望がございましたら下記のメールアドレスまでご連絡ください。【2024年5月開催のウェルビト勉強会】
※本日開催!
施設入所の隠れたハードル!? 認知症になった方のご自宅をどうすればいいのか?
日時:2024年5月14日(火) 18~19時
会場:オンラインライブ開催(Zoom)
講師:堀内貴敬 (司法書士)
参加費:無料
https://mi-ka-ta.jp/study_session/study_session_2405_1/取材のお申し込み:下記メールアドレスまでご連絡ください
contact@welbito.com担当者コメント
株式会社ウェルビト担当・松本哲
私たちは同じ志を持った仲間によって立ち上げた会社です。「身元保証人がいないという理由で施設に入所できず、結果的に望むような人生を送れない」という“負”を解消し、ひとりひとりが自分らしく生きられる社会の実現に寄与したいー、そんな想いを共有したメンバーによって構成されています。構成メンバーは医療・介護・法律の専門家のほか、マーケティング、デザイナー、編集者など多彩な顔触れ。多様な視点から社会課題の解決につながる新たなサービスの提供に取り組んでまいります。株式会社ウェルビトについて
【会社概要】
社名:株式会社ウェルビト
本社所在地:東京都新宿区四谷三丁目13番4号
代表取締役:堀内貴敬 山内 悠
事業内容:施設入所に特化した身元保証サービス
設立: 2023年3月2日
HP:https://mi-ka-ta.jp/
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株式会社ウェルビト、勉強会を主催
介護施設入所に特化した身元保証サービス事業を行う「株式会社ウェルビト」(本社:東京都新宿区、代表:堀内貴敬、山内悠)は2024年5月21日(火)、「高齢者のお口をケアする―訪問歯科の上手な活用方法」をテーマに勉強会を開催いたします。お口の健康維持が身体的・精神的な健康や寿命に与える影響も大きいという報告が出るなど、口腔ケアは私たちがいつまでも自分らしくいきいきとした生活を送るためにも欠かせない重要な要素です。一方で、要介護の高齢者など自力での口腔ケアや通院が難しいという方も多く、そうした方々へのサポートをどうやっていくかは超高齢社会を迎えている日本において大きな課題と言えるでしょう。そこで今回、訪問診療を通して高齢者の口腔ケアに携わる歯科医師の井上義郎氏を講師としてお招きし、高齢者の日常的な口腔ケアのポイントやちょっとした異変に気づくコツ、訪問歯科へつなぐタイミングなどについて、具体例とともに紹介をしていただきます。ウェルビト勉強会の詳細・お申し込みはこちら。
株式会社ウェルビト公式サイト:https://mi-ka-ta.jp/
65歳で73%、85歳以上でも25%以上が自分の歯を20本以上保っている
「8020」1989(平成元)年、厚生省(当時)が発表した「成人歯科保健対策検討会 中間報告」の中で提唱されたこの数字、どこかで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。80歳になっても自分の歯を20本以上、保つことを目的に「8020(ハチマル・ニイマル)運動」がスタートして約35年、その間、政策・医療などあらゆる面から口腔ケアに関する取り組みが行われてきました。そうした取り組みは着実に実を結んでおり、1993年以降、65歳以上の高齢者において自分の歯を20本以上持つ人の割合は確実に増加。2016年には65~69歳で73%、85歳以上でも25%以上の人が20本以上自分の歯を有しています(図1)。
図1 自分の歯を20本以上保つ高齢者の割合の推移
お口の健康は身体の健康はもちろん、こころの健康にも影響を与えるという報告も
私たち人間にとって、お口の健康を維持することは非常に重要です。例えば食事。食べ物を口から食べるという行為は日々欠かすことのできない営みであり、同時に人間としての尊厳でもあります。こうした喜びを失わないことこそ、いきいきとした人生を送る上で必要不可欠であることは言うまでもありません。
お口の健康が身体的な健康や寿命へ影響を与えることも指摘されています。日本歯科医師会が発表した『健康長寿社会に寄与する歯科医療・口腔保健のエビデンス2015』によると、65歳以上の日本人2万人以上を対象とした調査により、歯の本数が少ない人の方が多い人に比べて死亡率が高く、認知症リスクも最大で1.9倍になることがわかったと報告されています。高齢者の方に多く見られる誤嚥性肺炎に関しても、きちんとした口腔ケアを行い、口内細菌を減少させることで、発症率を下げることができるという結果が出ています。
また、お口の健康維持が精神的な健康の維持にもつながる可能性がある、という研究成果も発表されています。岡山大学の研究グループは、歯の本数が多いなどお口の健康が良好な人ほど、社会的に孤立しておらず、精神衛生状態も良好であると報告しました(https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20231221-3.pdf)。高齢者のこころの健康維持については、私たちウェルビトも今年2月のプレスリリースおよび勉強会で取り上げています。勉強会には150名を超える数の方にお申し込みいただくなど、改めてメンタルヘルスへの関心の高さを実感したところです。超高齢社会の日本で今後より重要性が高まるであろう「訪問歯科診療」という選択肢
上記の通り、お口の健康維持は高齢者の方がいきいきとした生活を続けていくうえで非常に重要であり、そのためにも日常的な口腔ケアは欠かせません。歯みがきなどを通して日常的に口の中を清潔な状態を保つのはもちろん、必要に応じて歯科医師による診療機会も持つべきでしょう。一方、高齢者の中には要介護状態のためご自身で歯みがきをしたり、通院したりするのが難しいという方もいます。そうした方々にとって強い味方となり得るのが、訪問歯科診療です。
訪問歯科診療はその名の通り、歯科医師や歯科衛生士がご自宅などを訪問し、歯の健康状態をチェック・治療するものです。自力で通院できない方のお口の問題を解決する上で非常に重要な役割を果たすことから、超高齢社会を迎え、ますます高齢化が進む見込みの日本において今後より重要性が高まってくることでしょう。ただ、現状こうした訪問歯科診療に対する認知度は決して高くなく、また知っていたとしてもどんな場合に相談をすればよいのか、どのようにコンタクトを取ればよいのかなど、わからないことも多いという声も聞きます。
そこで今回私たちウェルビトは、実際に訪問歯科診療を行っている歯科医師の井上義郎氏を講師としてお招きし、「高齢者のお口をケアする―訪問歯科の上手な活用方法」というテーマで勉強会を企画いたしました。高齢者の日常生活を支援する機会の多いケアマネージャーの方をはじめ多くの医療介護福祉に従事する方に訪問歯科診療という選択肢があること、そしてその上手な活用の仕方などについて知っていただく機会になればと考えています。高齢者のお口の問題から訪問歯科診療へつなぐポイントまでを具体的かつわかりやすく解説
今回、講師を務める歯科医師の井上氏は、福島県福島市でご自身のクリニック「福島訪問歯科医院」を構え、通院と訪問の両方で診療を行っています。勉強会では高齢者に多いお口の問題からちょっとした異変に気づくコツ、訪問歯科診療へつなぐタイミングやポイントなどについて、具体的な事例を紹介しながら解説していただきます。勉強会当日は井上氏の講演後、質疑応答の時間も予定しております。ウェルビト勉強会では毎回、参加者から数多くの質問が寄せられるため、時間の許す限り登壇者に答えていただくかたちをとっています。現場のリアルな疑問・質問に対し、第一人者が知識と経験を踏まえて答えてくれるため、参加者の満足度も非常に高くなっています。ぜひ一度ご参加ください。
高齢者のお口の健康を支える―訪問歯科の上手な活用方法
日時:2024年5月21日(火) 18~19時
会場:オンラインライブ開催(Zoom)
講師:井上義郎 (歯科医師)
参加費:無料
https://mi-ka-ta.jp/study_session/study_session_2405_2/2024年5月のウェルビト勉強会の予定および取材について
ウェルビトでは、単身高齢者に関するテーマについて専門家が解説する「ウェルビト勉強会」を毎月開催しております。今月は上記「認知症の方に安心感を与えるコミュニケーションのコツ」以外に下記の内容を予定しております。ウェルビト勉強会は取材も受け付けております。取材のご希望がございましたら下記のメールアドレスまでご連絡ください。【2024年5月開催のウェルビト勉強会】
※本日開催!
施設入所の隠れたハードル!? 認知症になった方のご自宅をどうすればいいのか?
日時:2024年5月14日(火) 18~19時
会場:オンラインライブ開催(Zoom)
講師:堀内貴敬 (司法書士)
参加費:無料
https://mi-ka-ta.jp/study_session/study_session_2405_1/取材のお申し込み:下記メールアドレスまでご連絡ください
contact@welbito.com担当者コメント
株式会社ウェルビト担当・松本哲
私たちは同じ志を持った仲間によって立ち上げた会社です。「身元保証人がいないという理由で施設に入所できず、結果的に望むような人生を送れない」という“負”を解消し、ひとりひとりが自分らしく生きられる社会の実現に寄与したいー、そんな想いを共有したメンバーによって構成されています。構成メンバーは医療・介護・法律の専門家のほか、マーケティング、デザイナー、編集者など多彩な顔触れ。多様な視点から社会課題の解決につながる新たなサービスの提供に取り組んでまいります。株式会社ウェルビトについて
【会社概要】
社名:株式会社ウェルビト
本社所在地:東京都新宿区四谷三丁目13番4号
代表取締役:堀内貴敬 山内 悠
事業内容:施設入所に特化した身元保証サービス
設立: 2023年3月2日
HP:https://mi-ka-ta.jp/
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(2024/05/14 10:00)
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