美のグローバルリーダー ロレアル グループ:最先端バイオプリント皮膚技術と生成AIコンテンツ・ラボでビューティテックを加速
日本ロレアル株式会社
仏開催のイノベーションの祭典 ビバ・テクノロジー2024の基調講演に先立ち、ロレアル グループ副CEO兼リサーチ&イノベーション テクノロジー責任者のバーバラ・ラヴェルノスは「美の業界のリーダーであり続けるためには、ビューティテックのリーダーとなる必要があります」と語りました。
パリ 2024年5月21日(現地時間)- 世界最大の化粧品会社ロレアル グループは、よりパーソナライズされ、包括的で、責任あるビューティーへのコミットメント強化を進めています。当社は、フランス パリで開催される世界的なイノベーションとテクノロジーの展示会ビバ・テクノロジー で「Beauty for Each, Powered by Beauty Tech ビューティテックによる一人ひとりのための美」を実現するイノベーションを発表します。これには、最先端の皮膚・毛髪診断のポートフォリオ、生成AI を搭載したパーソナル ビューティアシスタント、創造性を高める生成AI ビューティーコンテンツ・ラボ「CREAITECH」、赤外光に基づいた革新的なヘアードライヤー、高度なスキンケアを実現するマイクロリサーフェーシングデバイス、科学研究と製品テストのための最もリアルでヒトの皮膚に近いテクノロジープラットフォームなどが含まれます。
ロレアルグループ副CEO兼リサーチ&イノベーション テクノロジー責任者のバーバラ・ラヴェルノスは次のように述べます;
「長年にわたりビューティーテックを牽引してきたロレアルは、テクノロジーこそが美の可能性を拡大し、世界中の人の生活を向上させると確信しています。高度な肌診断、進化した美容サービス、生成AIアシスタント、生成AI時代における創造性の拡張、画期的なデバイスによって、当社は未来の美をよりパーソナライズされ、よりインクルーシブで、より責任あるものへと進化させています。ビバ・テクノロジーでは、多くの画期的なイノベーションに加え、『Skin Technology by L’Oreal』を発表します。これは、ヒトの皮膚をより忠実に再現した、バイオプリントされた皮膚であり、化粧品やヘルスケア分野の研究者に刺激的な可能性をもたらすものです」
生物学、機械工学、電子工学の融合によって実現した「Skin Technology by L’Oreal」は、湿疹やニキビなどの状態、日焼けや傷の治癒能力など、実際のヒトの皮膚の多様性をより忠実に再現します。ロレアルは現在、世界中のスタートアップ企業や著名な研究機関と協力し、実際に刺激を感じる皮膚の実現に向け、この技術をさらに発展させています。「Skin Technology」は、製品テストの基準を引き上げ、動物実験を行わない美(1989年以来のロレアルのコミットメント)を促進することが期待されています。
ロレアル グループはまた、独自の生成AIビューティーコンテンツラボ「CREAITECH」を初めて公開します。これは、グループのコンテンツ制作を変革するツールを備えた先進的なラボです。CREAITECHは、生成AIの実験のための安全な空間として使用されています。ロレアルはCREAITECHを活用することで、グループ傘下の37ブランド全てにおいて、グローバルのブランディングに依拠しつつも、ローカライズされたコンテンツを大規模に制作することができます。同時に、ロレアルのマーケターは、最新のクリエイティブ技術を習得することができます。さらに、ロレアル グループはMeta社や、影響力のあるコンテンツクリエイターとのパートナーシップを発表し、創造性の限界を押し広げていきます。
ロレアルグループのチーフデジタル&マーケティングオフィサー アスミタ・デュバイは次のように述べています;
「人の創造性とテクノロジーが融合するとき、最も素晴らしいものが生まれます。それは、人々に自己表現とブランド表現のための強力なツールを与えるのです。私たちのCREAITECH 生成AIビューティーコンテンツラボは、人間の創造性と生成AIツールが一体となって実現できることの大きさを示しています。新たなブランドカスタムモデルを使用することで、生成AIに各ブランド独自のビジュアルコードを認識させ、革新的なキャンペーンをより迅速に開始できます。重要なのは、責任あるAIの原則を損なうことなく、本プロジェクトを実現できることです。その原則には、外部コミュニケーションにおいて、製品の利点を裏付けたり、強調したりするために、顔、体、髪、肌の画像においては、人工的に生成されたリアルな画像を使用しないことが含まれます。Meta社との提携では『New Codes of Beauty Creator Program』を発表し、3D、AR、AIを活用する次世代のクリエイターを支援し、美における新たな創造的フロンティアを探求します。ロレアルパリ、ランコム、ラ ロッシュ ポゼといったロレアル グループ傘下のブランドは、最先端のツールや技術を活用することに長けた30名のクリエイター集団とのコラボレーションを通じ、新しい創造的な領域を開拓し、推し進めて行きます。当社の目標は、台頭するクリエイターエコノミーにおいて、テクノロジーを活用した創造性を解き放つことです」
バーバラ・ラヴェルノスとアスミタ・デュバイは、5月22日にビバ・テクノロジーのステージ1で行われるロレアルの基調講演「ビューティーテックで未来の美を創造する」に登壇します。5月22日から25日にかけて、ビバ・テクノロジーのブースF37では、ロレアルのビューティーテックのエキスパートが来場者を迎え、以下のイノベーションを紹介します。
コンシューマー向けビューティーテック
キールズのDerma-Reader (ダーマリーダー)は、画像技術を用いて顧客の肌を評価し、肌の表面と内部の11以上の肌属性を測定します。そして、消費者の毎日のスキンケアに、一人ひとりに合わせたルーティンに加え、どのような成分が適しているのかや、ライフスタイルのヒントを提案します。
ランコムのRENERGIE NANO-RESURFACER| 400 BOOSTER (レネルジー ナノ-リサーフェーサー| 400 ブースター)は、化粧品の角質層への浸透を高め、製品の効果を増幅させるために特別に開発された美容機器です。このデバイスは、家庭の使用でテストされた結果を得るために、400本以上の超精密なチップで作られた、画期的な特許取得済みのナノチップ技術を搭載しています。
ロレアルパリのBeauty Genius (ビューティー ジーニアス)は、ユーザー一人ひとりに合わせた診断とアドバイスを提供する、生成AIを搭載し、あらゆる機能を兼ね備えたパーソナルビューティーアシスタントです。消費者は、美容に関するあらゆる情報をシンプルかつ簡単に得ることができます。
ロレアル プロフェッショナルのAirLight Pro (エアライト プロ)は、髪と環境に配慮した、革新的なヘアドライヤーです。美容のプロフェッショナルと家庭での使用の両方を想定して作られたエアライト プロは、赤外光高速風を組み合わせることで、髪の表面の水分を効率的に乾燥させます。一人ひとりの髪質を向上させ、滑らかでツヤのある髪を実現します。
ロレアル プロフェッショナルのMy Hair [iD] Hair Reader (マイ ヘア[iD] ヘア リーダー)は、超精密な光学系を使用して髪の状態を分析し、地毛の色、毛先の色、白髪の割合、毛髪の直径と密度など、髪の測定を行う独自のヘアカラーアナライザーです。消費者は、いつでも自分にぴったりのパーソナライズされたヘアカラーを見つけることができます。
業界向けビューティテック
ロレアルは40年以上にわたり、生物学および皮膚科学の研究のために、最先端の試験モデルである、ヒト再構築皮膚モデルの分野をリードしてきました。ロレアルのスキンテクノロジーは、生物学、機械工学、電子工学の粋を集め、ヒトの皮膚の複雑さを模倣した包括的な試験モデルを作り出すことによって、化粧品業界における試験基準を引き上げると同時に、医療業界、スタートアップ企業、研究機関がその専門知識を活用できるようにします。
過去8か月間、CREAITECH生成AIビューティーコンテンツ・ラボでは、WPPとNVIDIAが共同開発したエンジンに加え、その他複数の大規模言語モデル、拡散モデル、パートナー企業の技術を活用してきました。実験のための安全な空間として、ロレアルグループは20以上の生成AI技術をテストし、傘下のブランドと共に数十回にわたるワークショップを実施。1,000枚を超える美容関連の画像を生成しました。さらに、CREAITECHは、ロレアルブランドの重要なコードを学習させた「ブランドカスタムモデル」の開発を先駆的に行っています。これは、ブランドに準拠したコンテンツを生成するためのモデルです。ラ ロッシュ ポゼとケラスターゼは、このテイラーメイドサービスをコンテンツ制作プロセスに活用する先駆的ブランドとなっています。
新しい美の規範:クリエイターエコノミー
ロレアルグループとMeta社は、3D、AR、AIを活用する次世代のクリエイターを支援し、美容における新たな創造的フロンティアを探求するために、「New Codes of Beauty Creator Program(新しい美の規範:クリエイタープログラム)」を発表します。ロレアルパリ、ランコム、ラ ロッシュ ポゼといったロレアルグループのブランドは、最先端のツールや技術を活用することに長けた30名のクリエイター集団とのコラボレーションを通じて、これらの新しい創造的な領域を開拓し、進化させます。私たちの目標は、台頭するクリエイターエコノミーにおいて、テクノロジーを活用した創造性を解き放つことです。
デジタル サステナビリティ
世界第4位の広告主であるロレアルは、デジタル活動によって発生するCO2排出量を測定し、環境への影響を軽減するための手段を特定する業界のリーダーとなり、業界を活性化させることに尽力しています。ビバ・テクノロジーでは、360度デジタルサステナビリティの達成を支援する、3つのパートナーシップをご紹介します。
・ IMPACT+ フランスのサステナブルなテクノロジーのタートアップ企業。デジタルメディアのカーボンフットプリントの測定を支援します。
・ADGREEN グリーン テクノロジーのパートナー企業。コンテンツ制作撮影のベースライン カーボンフットプリントの測定を支援します。
・FRUGGR フランスのスタートアップ企業。ウェブサイトのカーボン フットプリントの測定を支援します。
ロレアルグループについて
ロレアルは115年にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、世界の消費者の美への希求とニーズに応えることに専念してきました。当社のパーパス「世界をつき動かす美の創造」は、社会に対しても、環境に対しても、サステナブル、インクルーシブ、倫理的かつ寛大な形で美を通じて貢献してゆくという私たちの美への姿勢を包括的に表現するものです。37の国際ブランドを初めとする多様で幅広いブランドポートフォリオと、持続的発展と環境を守るための取り組みである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じ、美の無限の多様性を賛美し、世界のすべての人々に最高水準の品質、有効性、安全性、誠実さ、責任をお届けします。当社は、9万人を超える従業員を擁し、地理的にもバランスの取れた拠点展開と、すべての流通網(eコマース、マスマーケット、百貨店、薬局、美容室、ブランドおよび旅行小売)における販路を有しています。2023年のグループ売上高は411億8千万ユーロにのぼります。世界11ヵ国に20の研究開発と研究開発拠点を置き、4,000人以上の科学者と6,500人を超えるデジタル人財を擁するロレアルは、美の未来を創造し、ビューティーテクノロジーを推進してゆくことを重要視しています。詳細については、こちらをご参照ください。https://www.loreal.com/en/mediaroom
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仏開催のイノベーションの祭典 ビバ・テクノロジー2024の基調講演に先立ち、ロレアル グループ副CEO兼リサーチ&イノベーション テクノロジー責任者のバーバラ・ラヴェルノスは「美の業界のリーダーであり続けるためには、ビューティテックのリーダーとなる必要があります」と語りました。
パリ 2024年5月21日(現地時間)- 世界最大の化粧品会社ロレアル グループは、よりパーソナライズされ、包括的で、責任あるビューティーへのコミットメント強化を進めています。当社は、フランス パリで開催される世界的なイノベーションとテクノロジーの展示会ビバ・テクノロジー で「Beauty for Each, Powered by Beauty Tech ビューティテックによる一人ひとりのための美」を実現するイノベーションを発表します。これには、最先端の皮膚・毛髪診断のポートフォリオ、生成AI を搭載したパーソナル ビューティアシスタント、創造性を高める生成AI ビューティーコンテンツ・ラボ「CREAITECH」、赤外光に基づいた革新的なヘアードライヤー、高度なスキンケアを実現するマイクロリサーフェーシングデバイス、科学研究と製品テストのための最もリアルでヒトの皮膚に近いテクノロジープラットフォームなどが含まれます。
ロレアルグループ副CEO兼リサーチ&イノベーション テクノロジー責任者のバーバラ・ラヴェルノスは次のように述べます;
「長年にわたりビューティーテックを牽引してきたロレアルは、テクノロジーこそが美の可能性を拡大し、世界中の人の生活を向上させると確信しています。高度な肌診断、進化した美容サービス、生成AIアシスタント、生成AI時代における創造性の拡張、画期的なデバイスによって、当社は未来の美をよりパーソナライズされ、よりインクルーシブで、より責任あるものへと進化させています。ビバ・テクノロジーでは、多くの画期的なイノベーションに加え、『Skin Technology by L’Oreal』を発表します。これは、ヒトの皮膚をより忠実に再現した、バイオプリントされた皮膚であり、化粧品やヘルスケア分野の研究者に刺激的な可能性をもたらすものです」
生物学、機械工学、電子工学の融合によって実現した「Skin Technology by L’Oreal」は、湿疹やニキビなどの状態、日焼けや傷の治癒能力など、実際のヒトの皮膚の多様性をより忠実に再現します。ロレアルは現在、世界中のスタートアップ企業や著名な研究機関と協力し、実際に刺激を感じる皮膚の実現に向け、この技術をさらに発展させています。「Skin Technology」は、製品テストの基準を引き上げ、動物実験を行わない美(1989年以来のロレアルのコミットメント)を促進することが期待されています。
ロレアル グループはまた、独自の生成AIビューティーコンテンツラボ「CREAITECH」を初めて公開します。これは、グループのコンテンツ制作を変革するツールを備えた先進的なラボです。CREAITECHは、生成AIの実験のための安全な空間として使用されています。ロレアルはCREAITECHを活用することで、グループ傘下の37ブランド全てにおいて、グローバルのブランディングに依拠しつつも、ローカライズされたコンテンツを大規模に制作することができます。同時に、ロレアルのマーケターは、最新のクリエイティブ技術を習得することができます。さらに、ロレアル グループはMeta社や、影響力のあるコンテンツクリエイターとのパートナーシップを発表し、創造性の限界を押し広げていきます。
ロレアルグループのチーフデジタル&マーケティングオフィサー アスミタ・デュバイは次のように述べています;
「人の創造性とテクノロジーが融合するとき、最も素晴らしいものが生まれます。それは、人々に自己表現とブランド表現のための強力なツールを与えるのです。私たちのCREAITECH 生成AIビューティーコンテンツラボは、人間の創造性と生成AIツールが一体となって実現できることの大きさを示しています。新たなブランドカスタムモデルを使用することで、生成AIに各ブランド独自のビジュアルコードを認識させ、革新的なキャンペーンをより迅速に開始できます。重要なのは、責任あるAIの原則を損なうことなく、本プロジェクトを実現できることです。その原則には、外部コミュニケーションにおいて、製品の利点を裏付けたり、強調したりするために、顔、体、髪、肌の画像においては、人工的に生成されたリアルな画像を使用しないことが含まれます。Meta社との提携では『New Codes of Beauty Creator Program』を発表し、3D、AR、AIを活用する次世代のクリエイターを支援し、美における新たな創造的フロンティアを探求します。ロレアルパリ、ランコム、ラ ロッシュ ポゼといったロレアル グループ傘下のブランドは、最先端のツールや技術を活用することに長けた30名のクリエイター集団とのコラボレーションを通じ、新しい創造的な領域を開拓し、推し進めて行きます。当社の目標は、台頭するクリエイターエコノミーにおいて、テクノロジーを活用した創造性を解き放つことです」
バーバラ・ラヴェルノスとアスミタ・デュバイは、5月22日にビバ・テクノロジーのステージ1で行われるロレアルの基調講演「ビューティーテックで未来の美を創造する」に登壇します。5月22日から25日にかけて、ビバ・テクノロジーのブースF37では、ロレアルのビューティーテックのエキスパートが来場者を迎え、以下のイノベーションを紹介します。
コンシューマー向けビューティーテック
キールズのDerma-Reader (ダーマリーダー)は、画像技術を用いて顧客の肌を評価し、肌の表面と内部の11以上の肌属性を測定します。そして、消費者の毎日のスキンケアに、一人ひとりに合わせたルーティンに加え、どのような成分が適しているのかや、ライフスタイルのヒントを提案します。
ランコムのRENERGIE NANO-RESURFACER| 400 BOOSTER (レネルジー ナノ-リサーフェーサー| 400 ブースター)は、化粧品の角質層への浸透を高め、製品の効果を増幅させるために特別に開発された美容機器です。このデバイスは、家庭の使用でテストされた結果を得るために、400本以上の超精密なチップで作られた、画期的な特許取得済みのナノチップ技術を搭載しています。
ロレアルパリのBeauty Genius (ビューティー ジーニアス)は、ユーザー一人ひとりに合わせた診断とアドバイスを提供する、生成AIを搭載し、あらゆる機能を兼ね備えたパーソナルビューティーアシスタントです。消費者は、美容に関するあらゆる情報をシンプルかつ簡単に得ることができます。
ロレアル プロフェッショナルのAirLight Pro (エアライト プロ)は、髪と環境に配慮した、革新的なヘアドライヤーです。美容のプロフェッショナルと家庭での使用の両方を想定して作られたエアライト プロは、赤外光高速風を組み合わせることで、髪の表面の水分を効率的に乾燥させます。一人ひとりの髪質を向上させ、滑らかでツヤのある髪を実現します。
ロレアル プロフェッショナルのMy Hair [iD] Hair Reader (マイ ヘア[iD] ヘア リーダー)は、超精密な光学系を使用して髪の状態を分析し、地毛の色、毛先の色、白髪の割合、毛髪の直径と密度など、髪の測定を行う独自のヘアカラーアナライザーです。消費者は、いつでも自分にぴったりのパーソナライズされたヘアカラーを見つけることができます。
業界向けビューティテック
ロレアルは40年以上にわたり、生物学および皮膚科学の研究のために、最先端の試験モデルである、ヒト再構築皮膚モデルの分野をリードしてきました。ロレアルのスキンテクノロジーは、生物学、機械工学、電子工学の粋を集め、ヒトの皮膚の複雑さを模倣した包括的な試験モデルを作り出すことによって、化粧品業界における試験基準を引き上げると同時に、医療業界、スタートアップ企業、研究機関がその専門知識を活用できるようにします。
過去8か月間、CREAITECH生成AIビューティーコンテンツ・ラボでは、WPPとNVIDIAが共同開発したエンジンに加え、その他複数の大規模言語モデル、拡散モデル、パートナー企業の技術を活用してきました。実験のための安全な空間として、ロレアルグループは20以上の生成AI技術をテストし、傘下のブランドと共に数十回にわたるワークショップを実施。1,000枚を超える美容関連の画像を生成しました。さらに、CREAITECHは、ロレアルブランドの重要なコードを学習させた「ブランドカスタムモデル」の開発を先駆的に行っています。これは、ブランドに準拠したコンテンツを生成するためのモデルです。ラ ロッシュ ポゼとケラスターゼは、このテイラーメイドサービスをコンテンツ制作プロセスに活用する先駆的ブランドとなっています。
新しい美の規範:クリエイターエコノミー
ロレアルグループとMeta社は、3D、AR、AIを活用する次世代のクリエイターを支援し、美容における新たな創造的フロンティアを探求するために、「New Codes of Beauty Creator Program(新しい美の規範:クリエイタープログラム)」を発表します。ロレアルパリ、ランコム、ラ ロッシュ ポゼといったロレアルグループのブランドは、最先端のツールや技術を活用することに長けた30名のクリエイター集団とのコラボレーションを通じて、これらの新しい創造的な領域を開拓し、進化させます。私たちの目標は、台頭するクリエイターエコノミーにおいて、テクノロジーを活用した創造性を解き放つことです。
デジタル サステナビリティ
世界第4位の広告主であるロレアルは、デジタル活動によって発生するCO2排出量を測定し、環境への影響を軽減するための手段を特定する業界のリーダーとなり、業界を活性化させることに尽力しています。ビバ・テクノロジーでは、360度デジタルサステナビリティの達成を支援する、3つのパートナーシップをご紹介します。
・ IMPACT+ フランスのサステナブルなテクノロジーのタートアップ企業。デジタルメディアのカーボンフットプリントの測定を支援します。
・ADGREEN グリーン テクノロジーのパートナー企業。コンテンツ制作撮影のベースライン カーボンフットプリントの測定を支援します。
・FRUGGR フランスのスタートアップ企業。ウェブサイトのカーボン フットプリントの測定を支援します。
ロレアルグループについて
ロレアルは115年にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、世界の消費者の美への希求とニーズに応えることに専念してきました。当社のパーパス「世界をつき動かす美の創造」は、社会に対しても、環境に対しても、サステナブル、インクルーシブ、倫理的かつ寛大な形で美を通じて貢献してゆくという私たちの美への姿勢を包括的に表現するものです。37の国際ブランドを初めとする多様で幅広いブランドポートフォリオと、持続的発展と環境を守るための取り組みである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じ、美の無限の多様性を賛美し、世界のすべての人々に最高水準の品質、有効性、安全性、誠実さ、責任をお届けします。当社は、9万人を超える従業員を擁し、地理的にもバランスの取れた拠点展開と、すべての流通網(eコマース、マスマーケット、百貨店、薬局、美容室、ブランドおよび旅行小売)における販路を有しています。2023年のグループ売上高は411億8千万ユーロにのぼります。世界11ヵ国に20の研究開発と研究開発拠点を置き、4,000人以上の科学者と6,500人を超えるデジタル人財を擁するロレアルは、美の未来を創造し、ビューティーテクノロジーを推進してゆくことを重要視しています。詳細については、こちらをご参照ください。https://www.loreal.com/en/mediaroom
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(2024/05/28 13:00)
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